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360°プロモーション~「プロモーション」はマーケティングの「推進全般」~VM Lab 辻井 良一

私は、2000年当時「アイベックス」と言う得体の知れないSP系会社の「業態定義」に悩みました。
* SPプロダクション?・・・・違う。
* SPエージェンシー?・・・・・違う。
* 販売促進会社?・・・・・やっぱり違う。
そもそも、SP:Sales Promotionと言う言葉があやふやだ。
SP=販売促進?=マーケティングの推進全般?≒広告もPRも含む?
でも、「広告」との対比で「SP」と言うときは、多分「販売促進」じゃなくって「購買促進」くらいの意味で使ってますよね。私のやりたいことは、それだけではありませんでした。
マーケティングの4つのPの組み合わせの「右側半分」の全てに関与したかったのです。

広告代理店は一般に自社の「領域」を、「コミュニケーション」だと言います。

コミュニケーションって「知らせる」こと=「売れる」約束はしていない。と言うこと?ですよね。
私は、「売れる仕組みづくり」のお手伝いがしたかったので、当時の「アイベックス社」の業態定義を「プロモーション・パートナー」と決めて、何だか少しほっとしました。
その心は、プロモーション=マーケティングの推進の全てと言う意味です。もちろん、100人ばかりの小所帯では、出来ない事もたくさん有るのですが、せめて、視野は全てに及ぼして仕事をしたいと。

流通を知らない代理店

商品やサービス(Brand)が、売れてゆく為には「売り場=買い場」が不可欠です。それなのに、従来の(日本の)広告会社・PR会社の大半は、メーカーの「流通への働きかけ」の部分を殆ど無視して、コミュニケーションに特化した仕事に終始してきました。流通への営業はメーカー側の仕事。我々はコミュニケーションだけに特化してお手伝い。と言う姿勢です。それでいいのでしょうか?

コミュニケーションだけでは売れない

私の頭の中は、下図のような認識になっています。

つまり、マーケティングの推進=プロモーションの実践とは、「売り場(=買い場)」への働きかけ(Sell in)と、「ユーザーへの働きかけ」(Sell out)の両輪で初めて成立するものだと。
この図に描かれている、全てのパートのバランスの良い実践があって、初めて、売れる可能性が見えてきます。

プロモーション360°

私が考える、プロモーション360°とは、前図の全てのパートを念頭に、クロスメディアや人的営業力の全てを最適化して、下図のような概念の「ファンづくり」の実現を図る仕事です。

つまり、知ってもらい、買ってもらいながら、ファンになってもらうための、全ての必要事項の推進(=プロモーション)を、一緒に考えるパートナーorアドバイザリーとして、機能したいと考えています。

  • CSRとソサイアタル・マーケティングの考え方
  • 広告では売れなくなった2つの理由
  •  「PR」の底力~広告はウソつき~
  •  「買い場起点」の発想~A to A消費~
  • オーガニックコミュニケーションミックス論
  • ホームページはBrandの「城」
  • 不毛の流通対策費~10兆円はどこへ行く~
  • 360度のマーケティング
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