スポーツの話: 2009年8月アーカイブ
世界柔道男子完敗。メダルは銀一個。(失礼!+銅一個)
篠原監督率いる男子柔道が、今回の自民党にも匹敵する”歴史的敗北”に終わった。
メダルは、60キロ級平岡の銀一個のみ。他の勇士たちは全員、”無名・格下”の外国勢に不覚を取った。
日本人選手に勝った選手達は、けっして強豪選手ではない。彼らが強くなかった証拠に、彼らの誰一人も金銀のメダルに届いていない。
せめて、敵役が決勝まで行ってくれれば、敗者復活戦から意地の銅メダルと言うチャンスもある柔道のルールだが、あまりにも情けない相手に不覚をとっているから、その道すらも開けない。(失礼!穴井が敗者復活から銅一個)
結果、メダル一個の記録的完敗だ。
ここのところ、惜敗が続いて暗雲垂れ込めていた男子柔道だが・・・・今回は、ちょっとひどい。
抜本的に何かを変えなくては浮上できない赤信号が、完全に灯ってしまった感じだ。
素人考えだけれど・・・ニッポンだけが、違う柔道をしているのでは?と、感じる。
昔は、外国勢が”オカシナ柔道”をやりつつ、上位に食い込んできて、お家元のニッポンをイラつかせた。
ところが、今となって気がついてみればこれはもう、ニッポンだけが、柔道に”オカシナ拘り”をもって臨んでいる状態なのではないか?
結果が物語っていることを、冷静に受け止めて再起を期して欲しい。
世界柔道、上野順恵 満面笑みの金メダル!!
世界柔道選手権で、女子選手が絶好調だ。
中でも昨日の63キロ級、上野順恵の金は会心だった。
上野順恵は、”不遇”が柔道着を着ているといわれてきた陰の実力者。長く超えられなかった谷本歩実に代わって、初の日本代表に選ばれて、オール一本勝ちの金メダルを射止めて笑顔があふれた。
谷本歩実といえば、前回の北京五輪、決勝戦で対戦相手を投げ飛ばしながら笑っているシーンを今でも思い出す。五輪二連勝中の世界の大スターだ。(僕も大ファンだ)
その谷本の存在が大きすぎて、国内で上野が勝っても、実績を考えると代表はやはり谷本と、長く不遇をかこってきたのが、上野三姉妹の次女順恵だ。
その彼女が、笑った!
連続一本勝ちで迎えた決勝戦、地元オランダの強豪に大外狩りのワザアリから、連続の押さえ込みに入ると、もう笑っていた。
合わせ一本の勝利を確信して、笑顔を見せながら押さえ込みのカウントを待つ上野の笑顔に、僕は昨年の谷本の笑顔を思い出して、何だか嬉しくてたまらなくなってしまった。
女史は強い!!
谷に変わって出場の福見(48キロ級)も、中村(52キロ級)も、みな見事な金だ。
そこへ行くと・・・男子が辛い。
監督篠原の、呆然とした顔が何度も映し出される。
柔道は、技に頼る日本に不利なルール改定が続いていた中、今回はコウカが無くなり、指導も2本そろは無いとカウントされない仕組みで、切れのいい技が優先されるルールとなった。
これは、一本にこだわる日本柔道にとっては福音ではなかったのか?
男子の後半戦の奮闘を祈る。
甲子園決勝10-9の笑顔。
甲子園決勝! 新潟文理vs中京大中京。
史上最強の準優勝!!見たかったな~見られなかった。
日曜日の準決勝は二試合とも見た。
新潟の文理には、監督にも選手にも本当に好感を覚えた。
花巻東の伊藤投手は気の毒だったけれど、最後まで笑顔の声援のベンチの様子には心打たれた。
中京大中京は本当に強いチームだと感じた。
決勝は、ワンサイドで中京の勝ちかな?と思っていたら・・・甲子園ならではの、ものすごいドラマがまたあったんだな~。
見られなかったけれど、Newsを見ただけでもその素晴らしさが伝わってくる。
最後の笑顔が・・・スゴイ!!と思った。
この決勝、ライブで見た人は幸福だったと思う。
9秒58の熱い寝不足。
テレビのスポーツ中継。何よりも楽しいコンテンツなのだけれど、ここ数日はちょっと盛りだくさんで凄かった。
なにしろ、甲子園とバレーと世界陸上と全米プロゴルフが、日本と韓国とドイツとアメリカだからほぼ地球一周の時差で生中継だ。
お盆の週は良かったけれど、昨日≒17日月曜未明の100メートル決勝と全米プロ決勝はチト参った。深夜の4時5時まで世界陸上がある。(これが・・・GOLFやバレーなどと違って、時間的に間延びして・・・かなり焦れる。)
その後に、引き続いてGOLFだ。アメリカだから時差は完璧で・・・言わば”朝”に始まる。GOLFだけなら、健康的に早起きすればいいのだけれど、その前に世界陸上@ベルリンがあるからタチが悪い。
全部見ようとすると次のような結果のパターンが予測された。
①100メートルの準決勝手前くらい(≒3時頃)に、気絶して、全て見逃す。
②世界陸上は何とか見るが、GOLFの結果は翌日のNetで検索する羽目になる。
③全て見るが、翌日がまったく使い物にならない。
ええいままよ!!っとばかりにバレーボールの後、③のパターンを目指した僕は、珍しい結果になった。
世界陸上は、案の定・・・女子砲丸投げの雄たけび?の中で、100m準決勝の直前くらいで沈没したが、奇跡的に、決勝直前に目が覚めて「世紀の瞬間」を目撃できた。(幸せだった)
その幸せが体中に行き渡って・・・・GOLFの方は・・・ウッズの惜敗を、今朝知る結果となった。
それにしても、9秒58は凄い。ボルト様のあの態度を差し引いても凄くて言葉が無い。
北京の時・・・最後の10mを流してのWRに世界中が唖然としたが・・・今回は時計に慄然とした。
テレビのカメラワークが・・・”イマイチ!!!”だったのが残念だな~~~。
9.58の、世紀の記録の掲示板を、その瞬間に大写しにして欲しかったな~!!!!
夏の甲子園が始まった。
高校野球はどうしてこんなに面白いのだろう。
贔屓の高校の試合はもちろんだが、縁もゆかりもない高校同士の試合でも、ほんの15分も見ていると必ずといっていいほどどちらかに応援したくなってくる。・・・たいがいは、負けている方の応援に回る。
魔物が棲むと言う9回はもちろんだが、終盤の攻防は、一級一打ごとに手に汗にぎる。
一分の空きもなかったエースが突然乱れたり、名手のグラブからボールがこぼれたりしてドラマが起こる。
今日も、開会式から見てしまったが、三つの試合のいずれもが逆転の試合だった。みんな良い顔をしていた。
皇太子殿下のあいさつに、昭和44年の決勝、青森三沢高校と四国松山商業の、延長18回引き分け再試合の話が出てきていた。皇太子殿下は9歳だったという。
あの試合はすごかった。本当にすごかった。三沢の太田幸司投手は翌日も投げきった。松商の井上は翌日は控え選手にマウンドを譲って、松商が勝った。太田は巨人に行き、井上は確か法政で投げた。6大学野球のマウンドで、よくこのネタでやじられていたような気がする。
この試合、最初の延長18回は本当にすごかったけれど、実は翌日の再試合はワンサイドであまり面白くなかった。
それと比べると、平成18年の駒大苫小牧と早稲田実業の引き分け再試合はすごい。田中マー君と斉藤ハンカチ王子の投げ合いは翌日も続き、再試合でも4-3の名勝負を演じた。田中を温存した駒大の監督が、一回のうちにもう田中を投入したのだから、ほぼ全編二人の投げあいだったわけだ。先日テレビ朝日が、神様に選ばれた試合と題してこの試合を再現していた。改めて感動した。
今年も、思い出に残る勝負が見たい。
(ところで、早稲田の斉藤投手、いま一つ精彩を欠いているように思うけれど・・・大丈夫か?プロのマウンドで、田中との投げ合いはもう見られないのか?)
BMWのF-1撤退宣言に思うこと。
HONDAに引き続き、先日はついにBMWがF-1撤退を正式表明。
TOYOTAも、F-1撤退/ルマン参戦などを匂わせていて、新たなレギュレーションと管理ルールを巡る攻防が続いている様子だ。
それ以前には、フェラーリとFIAとの軋轢がぎりぎりまで行って、F-1分裂騒動などでバタついた。
スピードもお金も異次元の別世界の感がある、モータースポーツの頂点F-1だが、ここら辺りがひとつの分岐点なのかもしれない。
昔、あるクルマ好きの社長から、面白い例え話を聞いたことがある。
市販車を売りたいからF-1に出ている多くのメーカー、Ex.TOYOTA、HONDA、BENZ、BMW、なんぞ(のウゾムゾ)と、F-1で走りたいから、市販車も売っているフェラーリは、全然別物なんだよ・・・と。
けだし名言と思った。
好況不況の波の中で、F-1参戦・撤退を繰り返してきたHONDAと、F-1の覇権を争うFIAvsフェラーリ。
世界の経済と、クルマとエネルギーの観念が、劇的に変わろうとする今・・・F-1はどこへ行く。
そんな中、セナ二世と言われるブラジルの若きエース、マッサの怪我を埋めると、シューマッハがフェラーリへの復帰を決めた。
アイルトンセナは、今、天国で何を思っているだろう。


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