スポーツの話: 2008年7月アーカイブ
グレグ ノーマン53歳のTHE OPEN
全英オープンは”THE OPEN”と言うんですね。これこそが唯一本物のOPENだと・・・。ウィンブルドンの格式もそうだけれど、この英国の誇りにはただただもう感服するのみで、文句を言う気も失せてしまうのは、僕だけ?
イヤイヤ、今日の本題はそれじゃない。
グレグノーマン、53歳の単独首位だ。荒天の3日目を乗り越えて、2位に2打差のTOPは凄い。
伊達公子も偉いし、キング・カズも偉い。二人を並べてCMに起用している”ヴァンテリン”もかなり偉い!!と思っていたが・・・今回のノーマンの偉さはそれどころじゃない。
昨夜は、絶対見てやるつもりでTVの前にワインとつまみを持って陣取ったが、不覚にもちと横になったのが悪くて、気がつけば空が明るくなってしまっていた。それでも、ノーマンが本気で悔しがり、また真剣に挑んで持ち直す姿をおぼろげに脳裏に刻めた。終わってみれば、他の選手達の崩れの方が大きく、彼が首位だった。
この3日目の彼の心境はどんなだったのだろう・・・ボギー、ダブルボギーと叩くうちに、やっぱり、この全英で53歳の自分が優勝するわけは無いよなと、自分の心と相談しなかったのだろうか。
したのかもし知れない。それでもやるところまでやろうと?・・・。 しなかったのかも知れない。ゴルフとはこういう競技で、俺はノーマンだと?・・・。 イヤ、そんなことは何一つ考えずに、ただただコースと風に挑んだのかも知れない。・・・聞いてみたい。
今日は頑張って観戦するぞ!!
歳を刻んで現場で生きる。何のハンディーも無しに、同じゲームを互角以上に戦う。中年の・・・イヤ、初老の我等の星になってくれ~~~。
今夜が最終日だ。 できることならこのまま優勝を。無理でもトップ3に。いやさすがに、最終日にはどっと崩れても致し方ないが、ぜひともいい笑顔でインタビューに答えて欲しい。新しい奥さんもと言うことだし。
琴欧州2敗・・・ああ!綱は遠い。
あれ? 何だか知らないうちに名古屋場所が始まっていた。
何となくそんな予感はしていたのだけれど、琴欧州が早くも二敗で綱とり絶望だ。まあ、えてしてそんなものだ。
だから、あの魁皇も千代大海も万年カド番大関のまま終わる(それでも天才なのだが・・・)
昨今の大関への昇進基準は、三場所通算で33~36勝(≒毎場所11~12勝)以上。三役で11勝以上を3連続と言うのは。これは地力の判断基準としてかなり正しいと思う。
さて、横綱になるには?と言うと、大関で「二場所連続優勝」又はそれに準じる記録(この”順ずる”が曲者の表記なのだが・・・)と定められている。
このハードルは凄い!
二場所連続で優勝する・・・・と言うことは・・・相撲界で一番強いやつと言うことだ。大関のうちに、実力で先輩横綱を凌いだら、横綱にしてやると言うことだ。
??とも思うが、実は「横綱」と言うタイトルの歴史を知れば納得の行く気もする。
相撲の上位陣は「三役」と言うが、これはもともと、小結・関脇・大関の三役。 「横綱」と言うのは、そのまた上なのだが「位」ではなく、一種の名誉的称号のようなものが始まりだった。だから、今でも、大関に陥落ルールはあるが、横綱には無い。
琴欧州は、どう控えめに見ても・・・相撲界で一番強いやつには・・・まだ、見えない。
青木さやかが出てこない。
柳本JAPANの全日本女子バレーの控えに、僕の大好きな”青木さやか”こと「櫻井由香」がいる(少し似てないですか?→)
大好きなのに、連日の試合ではピンチサーバーくらいで、なかなか出る幕が無い。それもそのはず、正リベロの佐野優子が、”日本建国以来の名リベロ”と言われるくらいにすごいのだから、これはしょうがない。
それにつけても、今年に入ってからの女子バレーは本当にいいチームに仕上がってきていると思う。杉山と荒木エリカのセンターも早くなったし、ブロックもかなり出るようになった。
エース栗原は自覚を持って安定感が増した。あの大山メグと二人並べて”若手”ともてはやされていた時とは、もう全くの別人格だ。バックアタックも栗原はもちろん、木村サオリンと、大村も決める。選択できる武器の幅が一気に広がった。
何と言っても、別格にすばらしいのはSHINこと高橋と、セッターで主将の竹下だが、それにしてもこのチーム・・・本当に大好きだ。(と、気がつけばほぼ全員好きなのがばれてしまった)
今回のワールドグランプリを見ていても分かるが、今、世界のTOP10はみな紙一重の差で並んでいる。勝ち負けは、相性とその日の流れだ。キューバ戦も中国戦も、アメリカ戦も、みんな惜しかった。今日のブラジルにも結構頑張ったぞ。
北京では先ず予選リーグを4位以内通過。これもなかなか厳しいと思うが、取りこぼしさえなければ大丈夫だろう。決勝リーグのBEST8に残ってしまえば、後は運を天に任せての戦いだ。一回勝てばBEST4、負けて三位決定戦。つまりもう一回勝てばメダルだ!!!
柳本昇一、名監督。前にも書いたけれど、彼はこの北京で引退かな~。協会に残って、理事になって会長になって、日本のバレー界を変えてくれ!!
フェデラーvsナダル。凄かった(&眠かった)。
三年連続の決勝対決。世界ランクNo1とNo2の真っ向からの対決は、歴史に残る名勝負だった。
あのフェデラーがここへ来て、どうしてそんなにミスが出るの?と言うところもあったが、それもナダルの責めの厳しさのせいだろう。
絶体絶命の2セットダウンからギリギリの挽回。最終5セット目の9-7は、どちらにも、心からの拍手
だ。
この気迫、このプライド、この技術。
なんにつけても頭が下がる。26歳と22歳(だったっけ?)。
人間って・・・年じゃないんですね。 脱帽。
ヴィーナスは美しい。
ウィンブルドン女子シングルスの決勝は、ウィリアムス姉妹決戦だった。
いつになく闘志を前面に出したセレナもすごかったが、落ち着いて対応して勝利を手にした姉ヴィーナスはもっとすごかった。
家族が観戦していたけれど、どんな気持ちで見ているのかな・・・心の底では、どちらかを応援していたりすろのカナ?いずれにしてもゴージャスな家族観戦だ。
この大会、ヴィーナスがとても美しく見えた。一時、強すぎてか・・・憎らしくまで見えたヴィーナスだったのだが。
勝者だから美しく見えるのか、美しいほどの完成度があるから勝てるのか・・・そもそも”ヴィーナス”なのだから、美しくて当たり前なのか・・・いずれにしても僕は少し、ヴィーナス・ウィリアムスのことを好きになっってしまったようだ。
上田桃子、世界ランク11位に拍手!!
上田桃子。先日の全米女子オープンで13位。
乱れずに最後までついていったプレーも立派だったが、「優勝争いに加われなくて残念」のコメントも立派だ。
僕には、この子はいつかさらに上に立つような気がしてならない。藍よりも桜よりも桃子だと感じるものがある。
日本人には珍しく、自分に欲張りなところに期待が持てる。マスコミやライバルと勝負せず、自分と勝負しているところが嬉しい。
ウィンブルドンでは、一回戦で棄権してしまって残念だったが、男子テニスの錦織もいい。淡々・飄々と自分を出している。
スポーツは、やるのは苦手だが見るのは大好きだ。何より好きと言えるかもしれない。そこには、演出は無く、事実と結果だけがあるから・・・美しい。
あまた在るスポーツの中で、柔道はやはりスゴイと思う。
柔道の選手は、僕には”サムライ”に見えてしまう。勝てばもちろん美しいが、負けても美しい。
藤沢周平の時代小説を思い出した。剣客同士の真剣勝負が長時間に及ぶ描写がスゴイ。互いに肉を切られ、骨を切られ、血を失って気が薄れてゆく中で一瞬の勝機にかける。勝った者も、負けた者も、二度と立ち直れないほどの痛手を負うのが真剣勝負だと書いている。
先日、何気なくTVでK1を見ていて、藤沢小説を思い出した。これが真剣の勝負だったら、両選手とも致命傷を負っての勝負なのだろうなと・・・。
でも、K1もいいがやはりJUDOがいい。オリンピックでは頑張って欲しい。
このところでは、73キロ級の金丸選手がいい。
金しか要らないと言い切る。


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