スポーツの話: 2008年5月アーカイブ
琴欧州の復活。
全盛期の朝青龍との大一番に、真っ向攻めて力勝ちし、大関を決めた時の琴欧州を思い出す。
当時不調にあえいでいたライバル白鳳を尻目に、するすると抜けだして朝青龍に立ち向かい、深いふところで死角のない相撲で将来を期待させた。・・・がその直後、靭帯を痛めたと聞く。この二年間は全く影の薄い若年寄りのような大関だった。
復調なったのだろうか。今場所の琴欧州は目つきからして違っていた。いいところだけが全部出ていた。
今日千秋楽の取り組みは千代大海だからまず大丈夫?二横綱を破っての14勝だったら、全く非の打ちどころがない。来場所次第では3人目の横綱が見えてくる。
・・・・と、そう上手くはいかないのが人生でもある。
好事魔多し。
そろそろ引退も近いだろうが、千代大海は好きな力士の一人だった。族上がりの突貫少年?千代大海の大関デビューの時を思い出す。破竹の勢いで大関を決めたそのデビュー場所にけがで休場だった。以後、あまり見せ場の無い大関を長く続けて今日に至る。でも好きだな~。今場所は朝青龍にも勝ったし、精進してもう一場所もう二場所と、存在感を保って土俵に上がって欲しい。
7月の名古屋は暑い。
好事の後の魔と言えば、一昨日北京行きを決めた柳本ジャパンの、昨日のタイ戦の苦戦にはハラハラさせられた。
だがこちらも、粘って最後には勝ったところが今までとは違う頼もしさだ。北京の本番に期待したい。
北京と言えば・・・スピード社の水着問題が未決着だ。これは気になる。
そう言えばサッカーも、勝つには勝ったが・・・いまいち強さが感じられなかった。これで大丈夫か?
スポーツの世界に話題は多い。
だが、僕の周りにも問題はもっと多い。・・・・ううむ。人生に魔は多い。
柳本ジャパン頑張れ!この調子だ。
今夜のプエルトリコ戦は、第3セット目でちょっとヒヤリとさせられた。
終わってみれば、第4セットの逆転でニッポンの底力を見た思いだが、あそこで競り負けていたらチョット~~やばかった。
今回の最終予選は、よほどのことが無い限り行ってくれると信じるが、韓国がタイに3:2のフルセットだったという結果を見るとやはり気が抜けない。ま、とにかくここは突破してくれ。
そしてその後だ! 北京では失うものは何も無い(アテネの前は出場さえ出来なかったのだから)。
思いっきり暴れて、だめなら12位でもいいじゃないか。暴れきれずに思いを残すよりも。
柳本監督・・・闘将と呼ぶのは安易過ぎて失礼に思う。 初日のポーランド戦で声をからして、今日のインタビューは痛々しかった。もっと話が聞きたかったのに、ゲストの北島サブちゃんが締めてしまった。 ~~あああ~~。
柳本ジャパン絶好のスタート!
開催国特権を使って、柳本監督が初日の対戦相手に指定したのは、今回の最大の強敵ポーランドだ。
普通は弱いところから選んで、徐々に勝ち星を積み上げて最後に強敵との結線に持ち込む。もちろん、それまでの星勘定で五輪切符が取れている事だって充分考えられる。
それをあえて今回、柳本監督は初戦の相手にポーランドを選んだ。遠征で乗り込んで来た相手が、リズムに乗らないうちにぶつかろうと言う奇策だ。緒戦に勝てば、一気に波に乗れる。逆に緒戦で負けたら、気を引き締めて硬くゆこうと言う作戦だったのだろうか? それとも、絶対に勝てそうな予感があったのだろうか。
ギャンブルは吉と出た。 第一セットの4点連取が効いた。
荒木がいい、杉山がいい、もちろん木村も高橋もいい、みんな良かった。早かった。相当変わった感じがした。
とにかく今回は何とか4位以内で北京に行ってくれ。
行ってしまえば一発勝負。昔とは違って、世界の力はかなり拮抗している。
波に乗れば、メダルだって夢じゃない。
スピード社の魔法の水着と公式スポンサー。
うち(VMLab)の顧問の井上教授はダンディーなアスリートで、平泳ぎの現役競技者だ。全日本のシニア大会で毎度一桁入賞、今も記録を更新中と言うから拍手あるのみだ。
先日ある代理店の方々とのMTGの後、美味しい豚肉と有機野菜をいただきつつ雑談に花が咲いた。
その際、井上教授が「スピード社の水着は、本当に100Mで0.7秒くらいの差が出るんですよ!裸よりも早くなっちゃうんですよ!本番の競技でその差は、トンデモナイ差なんですよ!!」と、目をクリクリさせながらおっしゃっていた。現役の競技者から聞くとこの問題の大きさが伝わった。
井上教授はさらにこう続けた、ミズノ他、「日本の公式スポンサー3社のうちのどこか一社でも、『今回は、うちのを着ずにスピード社製を着て存分にやってください』と言えば、その会社はヒーローになれると思うんですがね」と。
実はその時僕は、この三週間の海外ボケがまだ回復せず(何せ、20日間で4日くらいしか新聞を読んでいなかった)、国内大会でのスピード異変騒動を知らなかった。
今夜になって、今朝のニッケイを読み、テレビのニュースでスピード社水着の問題を取り上げているのを見て、ようやく問題の大きさに気付いた。
伊達公子逆転勝ちで2回戦へ。
復帰宣言後の初大会で、予選から勝ち上がった本戦の一回戦を、2-6から6-4,6-4の逆転勝ち。
休場明けの横綱が、序盤戦の土俵で、危ういながらも徐々に調子を整えつつ勝ち進んでゆくようで、何だか凄くうれしい期待。
伊達がんばれ! 明日はダブルスにも出場! タフ。頭が下がる思い。
かと思ったら、先日は35歳の朝原が100Mで、10”17の高記録でぶっちぎりだった。
熟練選手の強さが目立つ。
さて、今年あたりは団塊世代の60歳定年のピークだ。
日本のスキルが一気に落ちると、憂う声も聞こえ、対応を試行錯誤する企業も多いと聞く。
かく言う僕も、サラリーマンなら定年まであと2年と少々の年齢だ。
でもまだまだ、多少は役に立ちそうな気もする。一方、やはりもうと感じる時も多い。
「まだ」と「もう」の間・・・と話してくれた大先輩がいた。
おいくつですかと聞かれたら「やっと60歳になりました、と答えることにしているんだよ」と言っていた先輩もいた。
その先輩達の、その時の気持ちがやっと分かる年になった。


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