政治と経済に思うこと: 2009年1月アーカイブ

国会で漢字テストの愚。

今夜は、オバマ新大統領の就任式。一世一代の就任演説はやはり聞いておきたい・・・ってことは、夜中?明け方?

良かれ悪しかれアメリカの、あの盛り上がり感と言うか、政治関与感覚と、リーダーのリーダー意識は、やはり、われ等の日本とはまるで違う。アメリカと言う国も、アングロサクソンと言う人種も全く好きではないが、見習うべきところは見習わなくてはとつくづく思う。

さて日本、今日はなんと国会で、漢字テストをやっていた。麻生くんが書いたにしては難しすぎる漢字の多い論文だが、これはゴーストライターでは?と、民主党の副代表が、漢字の読み方ボードで質問だ。(そのネタ、お笑い番組でこないだやってましたよ!!!)・・・・情けないを通り越して、素直に笑ってしまいたくなる。

「消費税など言語道断」「一院制を公約に」と、小泉元総理の発言が過激だ。いや、そんなに過激じゃないか・・・みなが思っていることだし、そう発言した政治家も他にもたくさん居たのだろう。

ただやはり、小泉がしゃべると新聞の見出しはでかくなる。それが存在感と言うことか。

政界引退を表明した、三代前の元総理が人気者だというこの構図。

エネルギーで身を立てろ!ジャパンイニシアチブ。

正月のTVCMで、唯一見るに値するメッセージを発信していた”シャープ”について・・・もう一度考えてみる。そうすると、その前にどうしても触れたくなるのが・・・SONYとSAMSUNGだ。

ニッポンの躍進の象徴だったSONYに、ドライで刹那的なアメリカ流利益至上主義を持ち込んで、すっかりSONYをおかしくしてしまった出井さん。その後全く影の薄かった中鉢さん。そしてついに登場した青い目の社長ストリンガー氏で、ぼくのリベラルナショナリズム的SONY支持は終わった。ゲームの利益貢献で一世を風靡して去っていった久多良木さんとかと言う方もいらっしゃったな~。でも、ゲームの利益が会社を支えていても、僕のさむらいニッポン魂はときめかなかった。

SONY衰退の潮流と反比例的に、一気の躍進を遂げたのがSAMSUNGだ。世界中どこへ行っても、看板の輝きでも、空港の店舗での露出でも、一気に来ている感があった。・・・さて、この頃はどうなのか。

そんな中、90年代くらいから? ”目の付けどころが・・・・>シャープでしょ” のタグライン以来、ずっと気になっていたシャープだったけれど、近年のアクオスCMや亀山工場アピールのアプローチは、僕らが考える”オーガニック・コミュニケーション・ミックス論”や、”ブランド広報”の姿勢と重なって、好ましい思いで見てきた会社だった。

そのシャープがついに、満を持してと言うか、意を決してと言うか・・・本当の志を宣言したのが今回の”ソーラーエネルギー・メッセージ”だ。

シャープは、家電メーカーを超えて、エネルギーカンパニーを志している。それを、”有言実行”で推進しようと言う姿勢は、まさに賞賛に値すると思う。

世紀の就任式が間近だ。

アメリカ合衆国発祥の地フィラディルフィアから、列車を駆ってワシントンへ入り、世紀の就任演説。選挙中は、散々ケネディーになぞらえられたバラク・オバマ氏が、今度は、自らをリンカーンの奇跡に重ねようとしているという。

暗殺の危険と言う報道が乱れ飛んでいる。ほんの数十年前の大統領や、その弟が凶弾に倒れた国だから、真実味があって恐ろしい。それだけの恐ろしさと隣り合わせの、期待もある。

いずれにしても、就任式の当日の様子ははテレビで見たいと思っている。20日の深夜か~(21日の朝の約束はなるべく避けよう)。

ヒラリー新国務長官のスマート・パワー路線は、今後の日米関係にどんな局面をもたらすのだろうか?ここ数年の(日本軽視)中国重視のラブコールに、あからさまな独自外交姿勢のつれない返事を返されたアメリカは、今度は再び、日本重視ではといわれているが・・・この、日本重視が曲者だ。

日本重視=日米同盟関係強化=親米姿勢の強要=$経済との心中の強要・・・でしかないのなら、むしろ、いっそ、ジャパン・パッシングで行って欲しい気もする。その間に、日本ならではの独自路線を固めればいいのだ。

さてその日本。渡辺選手が一人離党。松浪選手がたった一人採決棄権。国民一人当たり12000円?の一律給付。総額2兆円で生活支援と消費刺激???とは、お寒い限りで本当に情けなくなってしまう。P/L、B/Sの読めない経営者が、市場環境の理解も無く、見当違いの愚作を強行しては会社が潰れるのは当たり前だろうに・・・。

しかも、せいぜいそんな辺りが論点で、政権交代を狙うと言う民主党の重鎮の顔ぶれが、ここ数年、一つも変わっていないのは、虫の息かといわれている自民党よりも、さらにお寒い。

いや、そんな状況を、他人事のように見て平気で居る我々国民の政治意識はさらにお寒い。

困った!!!

20日就任式、かの国の熱気が、わが国にも何かの刺激をもたらしてくれればいいのだけれど。

 

 

テレビで中継される市民殺し。

イスラエル、今回突然のガザ地区攻撃は、総選挙を間近に控えて分の悪い与党の人気取りでは?との見方があるらしい。

本当ですか? 今は21世紀ですよ!!

ユダヤとアラブの3000年の反目の歴史は、何度聞いても複雑すぎて答えが出ない。

現在の中東の政治事情には詳しくない。ましてや、イスラエルの国会の勢力分布は知らない。

ハマスにどんな幹部がいて、どんな風にイスラエルに脅威を与え続けているのかも良く知らない。

だが、そんな僕でも、今回の市街地攻撃で、数百人の市民が死んでいるという事実はいやでも知らされる。

何しろ、お茶の間にテレビ中継なのだから。

ううううう・・・・

やっぱり、今回に限らず、イスラエル、これまでのやり方、どう考えても、何回考え直しても、少し乱暴過ぎやしないか?

如何にアメリカの支持が強いからといって、何故、この乱暴が、世界中にテレビ中継されながら続けられるのか?

国連の無力どころか、人間の理性に疑いを持ってしまう。情けなくなってしまう。

選挙対策で、500人の市民殺し??

まあ、経済対策で数十万いや数百万人の人殺しをしたのは、つい数十年前のことだから・・・当たり前の範囲か。

 

プロフィール

VM Lab 辻井 良一

1983年セールスプロモーションの企画制作会社「株式会社アイベックス」を設立。プロモーション・プランナーとして、「売れる仕組みづくり」をキーワードに、さ まざまな企業の販促キャンペーン、市場導入プラン等に携わる。日本初のネットキャンペーン、キリンビバレッジ社「ネットでFIREキャンペーン」などを手がける。
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25年間プロモーションの最前線で、「売れる仕組みづくり」に携ってきた私、辻井良一(DG&Ibex創業者)が主宰する、「これからのマーケティング」を考えるラボです。
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