政治と経済に思うこと: 2007年12月アーカイブ
年金問題の報道に思うこと。
消えた年金の行方の追求。マスコミの論調は鬼の首を取ったように激しい。
確かに、行政の怠慢は許しがたいし、世直しを唱える野党が、この問題を重大視するのも分かる。ただ、今の日本、これからの日本の「政治」を考える上で、「年金問題」の論点は、これだけでいいのだろうか。
けして多くはない給料の中から、一生懸命払った自分の掛け金がどこかへ行って分からなくなってしまっていたら、それは腹が立つこと夥しい。どう考えても行政の怠慢なのは誰にも分かる。でも、今の?今までの?これからの? 日本の政治を本当に考えると言う視点に立てば、その他にもさらに深刻な問題が「年金」の周辺に潜んでいるのではないだろうか。
つまり、その「年金」自体を全く~殆どもらえない、膨大な数の人々とその子供達の今後の問題だ。
今もなお、将来、年金をもらえなくなる人たちは増え続けている(=国民年金不払い率の上昇、ニートの増大)。これは、年金の着服や企業の不正とは全く別の、社会構造的問題だ。
プーチンの笑顔を探してみよう。
そう言えば、ロシアの大統領・プーチンの「笑顔」の写真を見た記憶が無い・・・・と、さる新聞のコラムを読んで納得した。強いロシアの指導者は、強い顔をし続けていなければいけない。だから彼は、マスコミのカメラの前では決して笑わない。でも、カメラがいなくなると盛んにジョークを飛ばし、大声を上げて笑うのだそうだ。
大統領の任期が切れたら、首相に就任して院政を張る。したたかな政治のプロは、「表情」のコントロールにまで完璧を期して来たのだ。と、考えるとちょっと彼が空恐ろしくなった。ゴルバチョフもエリチンも良く笑っていたけれど、プーチンは笑わない。そこが、プーチンのプーチンたる部分だと気づいた。
アメリカの大統領は、きっと「好感度」を高める笑顔の練習をするのだろう。フランスの大統領にはエスプリの深みが似合う(その意味では、今の彼は僕には??だ)。ドイツの首相には合理派の、イギリスの女王には責任の、やはり笑顔が似合う。中国の主席は、計算づくの微笑を使う。(鄧小平は奔放に笑っていたな~)・・・では、日本の首相にはどんな表情が似合うのだろうか?似合う似合わないと言うより、わが国の元首にはどんな表情をしていて欲しいか?かも知れない。(ついでに田中角栄まで思い出してしまった)。
一国の元首の表情に、威厳が無いのは何より情けない。(正直、富市さんの時は参ったな~)


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