無益な話題: 2009年7月アーカイブ

映画ハゲタカが話題だ。

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ハゲタカ.jpg
真山仁原作の本のドラマ化の映画化なのかな?

あまり気にしていなかったのだけれど、ここ数日続けざまにハゲタカの話題を耳にした。

映画のHPを見てみたら、いかにも興味深い作りだ(ま~、予告編と言うのはどんな駄作も傑作と期待させるけれど・・・)

それにしても、人間と言うのは強い生き物だ。

我が身を焦がす混乱の坩堝、過酷な地獄の中でも、それを娯楽にして楽しんでしまう。

強いと言うより・・・客観的?

客観的と言うより・・・諦観?あきらめ?

いや、やっぱり力強さだな根本にあるのは。

「ゲンチャネーヨー」だったっけ?韓国語。

インドの「ノープレブレム」は有名。

アラブなら「インシャラー」か。

日本語は・・・どうなるのそんな時?こんな時。

歴史的な政権交代をかけて、実質総選挙のさなかだ。

蒸し暑い日本。

三原橋の、絶品タンメンと古~い思い出。

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銀座三原橋には、にがくて美味しい思い出がある。

学生時代(≒40年前≒1970年頃で、古すぎて失礼)、僕は池袋の学校なのに、なぜか小田急線の生田に住んで、銀座三原橋の調査会社に、ほぼ皆勤でアルバイトに通っていた。(デスクもあって、新入社員は先輩と間違えてあいさつに来た)

余談だが通学定期は、JR(当時は国鉄)の新宿~池袋が高いので、小田急の生田~新宿だけを売ってくれといったらダメと言われた。新宿からは自転車なのだ!と思いつきのウソまで行って食い下がったがダメだった(笑)。

バイトは結構高給だったが、所詮貧乏学生。当時、昼飯と言えば普通5~600円。張り込んで1000円だった。(そう思うと、いまの銀座のランチは安い。やはりデフレかも知れない。)

ある日、僕は千円札を握り締めて三原小路の小さなお店ののれんをくぐり、カウンターに座って天ぷら定食を注文した。

しばらくして・・・むむむ?と、異変に気がついた。

オヤジは冴え渡った包丁のさらしをほどいて、蓮根をそぐ。海老をむいて背綿を取る。油の様子を見ながら、ひとつひとつのネタを卵に通し、手際よく衣をつけて鍋に放す。

世間知らずの僕だったが、これは間違った!!と、直感が教えた。

「オヤジさん!ごめんなさい。僕、1000円しか持ってません」

「・・・・・・」

油からすくい上げたねたを、美しい懐紙の上によそいながら親父さんはこう言った。

「坊や、この天ぷらが1000円じゃ食べられないのが分かるのか?」

「は、はい。分かります」

「いいよ、今日は1000円だ。美味かったらまた来な」

後日知る。その店は、文士や各界の名士が愛した「次郎長」だった。河豚で名高い。

さて、三原小路は看板もきれいに今もいい佇まいだ。その名店次郎長は、今はちょっと元気が無いけれど・・・。

さて本題。

先日、美味しいタンメンの店があると、三原橋の細い小路に昼食に誘われた。

ちょうど三原小路の西側奥になる小路だが、三原小路側からはつながっていなく、反対側から入る。

知らない小路、知らない店だった。

今まで知らない、感動の美味さだった。

11時半には長い行列が出来る。

「中華三原」。タンメン650円。銀座のサラリーマン、知る人ぞ知る店だと言う。

絶品のタンメンだった。野菜の甘みが生き、クセの無い上湯と絶妙のバランスをかもし出している。

先ずそのまま食べた。次に酢を入れて味わった。最後は、ラー油を落として汗をかきながら食べた。

美味かった。

今日また行った。

3ヶ月足らずで、都合5度目になった。

タンメン.jpg

 

IT担当・ブン屋の川さん、便所紙屋の今さんを書く。

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日経産業新聞に”人活かす人”と言うコラムがある。今風に縮めて言うと・・・人活? 不勉強な僕は普段はあまり読まないがこのコラム、時折ツボに嵌まると味がある。

風が吹いて桶屋が儲かったくらいの長い長~い経緯があって、日経新聞産業部記者、ITジャンル担当のブン屋・川さんが、IT屋ならぬ便所紙やの今さんを書いた。(ちなみに”便所紙屋”は、今さんの仕事に賭ける情熱が言わせる自称で、僕はその名乗りが大好きだ)

さらにまたまたおかしな風が吹いて、マーケティング屋の僕まで儲かる勢いで、先日、その川さんと、ネピアの面々と、おいしいピザとワインでしこたま酔っ払う幸せに遭遇した。

楽しく酔えた記念に、風と桶屋とブン屋と便所紙屋の不思議な接点を書いてみようと思う。

中央大学に名物准教授(飯田朝子)がいた。ゼミが人気でやがて講座に昇格し、ただ見?の怪しい客まで集まったと言う。その名物教授が、ひょんなことで目に留めた広告の作者に直接電話。電話を受け取ったのは、我等チームのコピーライターD社の良心並河さんだ。(ネピア千のトイレちょびエコもこの人の良心と献身のコピーワークで持っている)。

広告コピーの書き方と言う客員公演が実現する。やがて、ヒット商品の生まれ方?と言うようなテーマで、鼻セレブの開発に携わったネピアマーケティング部の高瀬女史と、営業部の田辺氏が大学の講座の壇に上る。同じく招聘されていたのが、教授とはT大の院で同窓の、ブン屋・川さん。面々は急速に親交を深める。

親しくなった面々は酒を汲み、仕事を語り、愚痴?を言い合う。「うちには変な上司がいるんですよ!その熱い事、時に松岡修造の如し」とかとか・・・?

時を経て、川さんに件のコラムの担当順が回ってきた。人物にフォーカスして面白いコラムを書くには、面白い人物がいないことには始まらない。川さんは思い出した。未だ見ぬネピアの熱いヤツのことを。(曰く「面白い人物って、こんな風にたどり着くことが多いんですよね」と。)

コラム記事の取材相談を受けたネピアの面々は考えた。そのまま伝えると、今さんは構えて格好をつけてしまうだろうと。日経産業から、ネピアのマーケに取材ですと普通を装った。取材はほとんど部下に任せたつもりの今さんは、当日の取材時間に30分も遅れてきた挙句、気楽な気分で”地で”しゃべった。

結果、素晴らしい”人物記事”ができあがった。→日経産業.pdf

僕は今さんとは四半世紀の付き合い、その人となりはよくよくよ~く知っているつもり。その僕が読んで外していない。解かって書いている。わずかな時間で人物を見抜き描き出す慧眼と筆力に先ず脱帽。さらに、初対面のその席で酌み交わしたワインの勢いで、360度に散らかった世間話の端はしに覗かせた深い見識と、一般人としての感性や常識。僕は、たった一晩で、未だ若いブン屋の川さんのファンになってしまった。

7歳の子どもを乗せて、クルマで落語のCDを聞くと言う。談志の鼠穴の話も、志ん生と志ん朝の火炎太鼓や芝浜の話もちゃんと通じ合えた。

実は僕は、今までの少ない経験の中で、公器を武器としたマスコミの記者と言う人種に一種の偏見を覚えていた。解かりもせず、解かろうとせずに、解からないままに解かったつもりで(間違いまでもを)平気で書く。それが正義だと言わんばかりの傲慢さで・・・。

一夜で撤回。やはりこの世界も人物次第なのだと。

酔いながらの川さんとの会話の中で、印象に残ったこともう一つ。日経の記者は、朝日や読売の記者よりも楽だと。”楽”とは方便だが、まさにそうかと思った。世相を映す、或いは世論を作る一般紙はいやがうえにも世間のトレンドに左右される部分がある。だが、日経は経済と言う客観性に準拠しているので、事実を書けばよく、ブレづらいのだと。納得。

仕事が人との出会いを作る。人が自分を創り、巡って再び仕事を作る。仕事冥利は人冥利。それは人生冥利だ。

自民党の断末魔と野次馬報道。

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自民政権最終章の様相が混乱を来たしている。

「今の自民党が、再び政権を取ることはもう無いのではないか」と言ったのは、あの鳩山弟問題大臣だったろうか?ごく個人的に、僕は、あの鳩山弟は全く評価しない派なのだけれど、その発言だけは当たっていそうな気がしてならない。

これは、二大政党時代の幕開けではなく、自民政治の終わりでしかないと感じている。

先月くらいに「大政を奉還して、野に下り・・・」と、演説をぶった若い代議士は何と言う人だったか・・・(古川禎久氏だった)。大政奉還と言う言葉がふさわしいかどうかは、はなはだ疑問だし、大政を預かると言うそんな気分でいたのか?と、政治家としての考え方を問いたくもなるが・・・まあ、現実には半世紀続いた政権だ。そう感じても不思議は無い。

実際、自由民主党・・・戦後の日本を支えた政治そのものの代名詞のような党だった。僕なんぞは、物心ついた当初から政権=自民党と言う常識が染み込んでいた。吉田茂、池田隼人、佐藤栄作・・・・昭和史そのものだ。

それが、おそらく? この熱い夏の後には変わるのだろう・・・・と、今は思っている。

何だか、死んだオヤジが最後の入院をした時みたいな変な気分だ。これで終わる。 僕の中で、これまでのフツウがフツウでなくなる時代がそこまで来ている。 正直、まだ想像がついていない。・・・・非自民政権の日本。

民主党政権?か~。あの、細川、投げ出し殿下政権のようなことは、もう繰り返して欲しくは無いけれど・・・社会党の落ち武者から、金権体質そのままの自民抜け駆け派までが、選挙用の旗印のもとに集まっているだけの民主党が、そのまま、これからの日本を引っ張ってくれるとは、到底思いがたい。

そう言えば、管・鳩山の民主党が、小沢自由党と合併した時のジョークが忘れられない。自由党と、民主党が一緒になるんだから、党名は自由民主党でしょう・・・と。

また本題からずれてしまった。

僕が”ヘン”と感じるのは、この大事な時のマスコミの報道姿勢だ。自民党のお家騒ぎばかりを追っていて、本当の政治のこれからを一緒に考えてみようと言う報道や、問題提起の姿勢が全く感じられない。相変わらずの野次馬報道だ。

右・左の、偏った意見や見通しを言ってくれと言っているのではない。

日本と言う国が、本当に”変化”の只中に入って行こうとしているこの時に、これからのことを一緒に考えてみようと言う良心は・・・無いのかな。やっちゃいけないことなのかな・・・。

報道の・・・特にテレビの、存在意義が全くわからない。

それにしても・・・不思議な平和が街を覆っているなぁ~。

熱い夏だな・・・。昭和20年の夏も、こうだったのかな・・・。

アッ!遼くんが始まる時間だ!! 僕も平和だ。

紳介のしゃべり・・・少し気になる。

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行列のできる法律相談室など、軽妙な紳介のしゃべりで持っている人気番組は多い。

他のドタバタバラエティーと比べれば、多少は薬味が効いていて嫌いじゃない方に属して・・・・いた。のだが・・・

正直、近頃の伸介のしゃべり(の角度と内容)は、???と、思うことが多い。

もう少し強めに言えば鼻につく。はっきり言うと少々重い上がり気味と思う。極端に言えばナニサマのおつもり?と思う時がある。

個人的に坂東英二は好きだ。

紳介から見れば(この世界での成功の度合いは別としても)人生の大先輩だろう。その坂東に、その言いようは無いだろうと思うシーンが度々ある。・・・でもまあ、それは芸のスタイルかと思えば許せないこともない。

もっと??と思うのは、「お前を主役で番組作ってやる」と言う類の冗談を言う時だ。

さらに先日は、来番組の中で、”新撰組”(だったっけ?)若い男子アイドルを募集していた。番組とからめて日テレが売り出す企画モノだろう。民放だから、その手の仕込みはあってもいい。

そのときの紳介の言いよう、ちょっと違和感を持って聴こえた「応募して来い!必ずスターにしてやる。おれが保証する・・・」といった感じのことをコメントしていた。

なぜだろうか?このしゃべりに一番がっかりさせられた。そのしゃべりの根底にある認識にがっかりした。

島田紳介。数ある芸人の中では、かなり深い。いい男だと思う。

もう少しだけ工夫を凝らして、毒舌の切れ味と、実って穂をたれる気持ちよさとの料率の味を完成させて欲しい。

このあいだ見てまた感じた。TVの後にすぐ書こうと思っていたら、世の中、重大Newsが多すぎて・・・タイミングをはずしてしまった(笑)

サイバーテロは北朝鮮??

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しかし、それにしても、それにしても・・・色々とやってくれるな~北朝鮮、金正日。

偽札刷ったり、ミサイル打ったり、今度はウィルス攻撃か・・・。もう本当に(ブッシュじゃないけど) この極道国家め!じゃなかったっけ、そうだ思い出した、このならず者国家め!!と言いたい気持ち。

でも、北朝鮮の仕業と確認できたわけではないみたいだけれど、疑われても仕方ないよな~。

もう、将軍様ご一族他、大事な方々50人くらいなら南の島で一生楽に暮らさせてあげるから、もうやめてくださいと頼みたい。

それとも、あのリビアのカダフィ大佐に、こんこんと説教してもらって、上手な更生の仕方を見つけて欲しい。

 

いや、これはおちゃらけて書くようなことではない。

Newsで”米国防省にサイバーテロ”と、初めて聞いた時は、正直、背筋がぞっとした。

あの 9.11を思い出した。

実は人類の社会は20世紀で本当に壊れてしまっていて、後は奈落の底までまっ逆さまなのではないかと・・・。

本当にそうであっても不思議でないくらい、世界中に奥深い問題が鬱積し蔓延している。

そして、今までとまるで違うのは、それらが遠くの他人事ではすまないことだ。

全てがリンクしている。レバレッジが効いている。

 

せめて、アメリカの大統領が、ならず者ブッシュじゃなくて良かったか・・・。

 

S-1バトル/毎月1000万円に少々違和感。

S-1バトルソフトバンクがこの春からスタートさせたお笑いコンテスト企画だ。

お笑いの世界でM-1に少しずつ注目が集まっている中、ソフトバンクがS-1と称して、自社のケイタイ動画の利用促進を狙って投入した企画だ。

日テレで、そのデビュー告知番組をたまたま目にした時には、(プロモーションの構造として)ソフトバンク”なかなかヤルナ~”とも感じたのだが・・・賞金の金額=毎月1000万円、年間グランプリ1億円には、ちょっと違和感を感じた。

始まってみて何ヶ月かが経ったのだが・・・今の僕の気分は、ソフトバンクの”カネに飽かした暴力”としか見えなくなってきてしまった。

はっきり言って・・・1000万円が裏目に出てしまっていて、素直に楽しめない。そこそこ面白いネタに出会っても、逆にこれで?1000万かよ??と感じてしまうのだ。

こんな気分で見ているのは僕だけか? と、思ったら案外たくさん同士がいた

ソフトバンクさん! ご一考願いたい。

 

プロフィール

VM Lab 辻井 良一

1983年セールスプロモーションの企画制作会社「株式会社アイベックス」を設立。プロモーション・プランナーとして、「売れる仕組みづくり」をキーワードに、さ まざまな企業の販促キャンペーン、市場導入プラン等に携わる。日本初のネットキャンペーン、キリンビバレッジ社「ネットでFIREキャンペーン」などを手がける。
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25年間プロモーションの最前線で、「売れる仕組みづくり」に携ってきた私、辻井良一(DG&Ibex創業者)が主宰する、「これからのマーケティング」を考えるラボです。
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