無益な話題: 2007年12月アーカイブ
ケイタイの履歴は「パンドラの箱」?
こんな記事を読んで、ちょっと・・・・怖くなった。
ケイタイの覗き見で→殺人!?
殺人に至る事件は稀だろうが、似た問題は随所にあるようだ。
知る機能・伝える機能を、一気に向上させた「人間」が抱えた新たな難問だ。
見る権利?/見ない自由?? あなたは、見る?見ない?
文明の進化は、常に、文化の成長に先んずる。
古くは鋼鉄の剣、新しくは核爆弾?自動車の誕生と交通ルールも同列だが、人は自分の発明について行くのに、一拍遅れる生き物のようだ。
今、時代の新たなテーマ が、コミュニケーション(情報流通)の部分で熱い。
池波正太郎ごっこ
最近、蕎麦屋に若い女性客が多いと聞く。
しかも、ささっと軽い食事代わりにに「おそば」をと言うのじゃなく、板わさ、焼海苔、天麩羅などでゆっくり一杯やって締めにそばを食するのだ言う。・・・・どうして、(イタリアンとかの方が似合いそうな、君らのような若い女性が)好きこのんでこんな所でこんな飲み方をしてるの?と聞いたというから、おせっかいなヤツがいたものだが・・・・答えて曰く「池波正太郎ゴッコをしているの」だったとか。
ご存知池波正太郎氏といえば、食に含蓄の深い時代作家で、剣客商売や梅安シリーズの中にもふんだんに食のシーンが出てくるし、「散歩の時何か食べたくなって」など、食に関した著述も多い。
諸兄に今さらの説明は不要だろうけれど、江戸の時代は、蕎麦屋≒一杯飲み屋だったようで、酒を飲む器=今で言う「ぐい飲み」も、そば猪口の発展形だそうだ。当時の酒は、今のものを水で割ったように薄かったらしいから、そば猪口くらいの大きさでグビグビやってもよかったのだろう。一升二升の大酒のみの話も、多少割り引いて聞いて好いそうだ。
そう言えば僕はほんの少し骨董好きだが、古い時代のものに「ぐい飲み」は無い。(あれば、きっと偽物だと誰かに教わった)片口のような酒器の手ごろなものもほとんど無い。樽か大徳利から直接やっていたのかな~。
江戸の豪商はどこへ消えた?
徳川時代、江戸・蔵前の札差に代表される「豪商」達の儲けの構造は絶大だったと物の本で読んだ。
徳川幕府の御家人達は「米」で俸給を得るが、当時の江戸は既に貨幣経済の世界になっているから、彼らは米をお金に変えなければ暮らして行けない。その換金商が「札差」で、109株限定の免許制だったと言う。
免許制だから仕事は保証されている。換金業だから当然利ざやを抜く。しかも、ここが面白いのだけれど、御家人に俸禄米が支給される時期は(年三回)決まっているから、その時期は供給量が増えて米相場は必ず下がる。下がった時期の価格でさらに安く買い取った米を、彼ら札差はじっと蓄えて相場を読み、高騰時に売りさばいてさらに儲ける。これでは儲からないはずが無い。
当時の札差たちは、笑いが止まらないほどに儲かったという。でも、不思議と彼らの末裔は今日の財閥などに繋がっていないのだ。経済環境や法制の変化なども有ったのかも知れない。ただ、僕が仕入れた知識では面白おかしくこう説いていた。
札差のお大人たちも「江戸っ子」だったのだと。つまり「宵越しの銭は持たない」気風の人たちだったのだと。


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