映画と読書: 2008年1月アーカイブ
浅田次郎にやられた。
元旦早々、不覚にも浅田次郎に泣かされてしまった。
旅行中の暇つぶしにと、何気なく買った集英社文庫「天切り松 闇がたり」。三巻のうちの第一巻第一章から見事にやられてしまって、その後はもうはやられっぱなしである。
情けない話だが僕は涙もろい。だが、悲しい話、辛い話には結構耐えられる。むしろ「世の中にはもっと辛いことだってある。泣いてる場合じゃないだろう」と言う醒めた気分になってしまう。ただ(根が悪人のせいなのか?)善人の話に弱い。しかもそれが多少なりとも屈折したり汚れたりしていて、その中での努力や誠意が人に通じる瞬間に弱い。お察しのとおり、高校野球では結構泣く。金八先生なども、極力見ないようにしているのだが、たまたまサビのシーンなどが目に飛び込んで来てしまうと、前後は知らなくても物の五分で泣いてしまう。まあ、早い話浪花節オヤジの典型だ。
ところで、浅田次郎って何者だ?と、改めて思った。


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