マーケティングの話: 2009年8月アーカイブ

CRM:コーズリレイテッドマーケティングに思うこと。

マーケティングには”流行(ハヤリ)”がある。

今はCRM:コーズリレィテッ度マーケティングが”流行”だという論調をよく目にする。

あれ?確か・・・ついこの間までは、CRMと言えば、カスタマー・リレーションシップ・マネジメント≒顧客との関係構築手法だったんだけれど・・・そっちの流行はもう終わり。 今は、コーズ・リレイテッド・マーケティングの方だそうだ。

その、流行のCRMを、よく効くマーケティング手法として整理し、リポートして、コンサルを称する先生方が急増中だ。

つまり、社会的な”コーズ”=”大儀と”連動したマーケティングは”よく効く”と言うので、その手法を研究し、指導しようと言うのだが・・・???

ここで、順番が気になる。多くの論調を、見れば見るほど気になる。

コーズが、事業ドメインやブランドのミッションから生まれて→マーケティングと融合するのか?

マーケティングが、技法に走って→コーズを装うのか?・・・・・の違いだ。

見掛けは似る。

が、正真の本質は180度違う。

コーズを意識するマーケティングは”流行”ではない。それこそが、ブランドのサスティナビリティーの”根源”だ。

今、乱立するブランドと事業会社は、その”存続の意義”を問われているのであって、”手法の巧拙”を競っている場合ではないはずだ。

コーズとマーケティングの関係のこの違い。紙の裏と表のようなものだが・・・やはり・・・まるで違うと思う。

 

さて、近頃気になるauのラン&ウオークGreen Road Project)・・・よく出来ているな~。

確か一昨年くらいから始まったKDDIキボウのカケラあたりからの発展系のようだ。・・・ここまで来ると本物かな?とも感じる。でも、狙いはキャリアへの囲い込みで・・・ちょっと強引にも思う。でも、構造と力の入れ方には拍手もしたくなる。

そのコーズが、本物だったかニセモノだったかは・・・時間が証明してくれる物かもしれない。

実は・・・本物とニセモノは、区別がつかない物なのかも知れないとも思う。

きっかけは何であれ、踏み込むと学びにつながるのが社会貢献の世界の特徴だ・・・と言うことは、僕自身が学んだ。

唐突に「キボウのカケラ」が広告露出した時は、上っ面の”とってつけ”に見えた。

でも、ケイタイが(機能ボタンの数ではなく)、人の暮らしに役立つことを志して、それと相まって環境に寄与することや、その知識を啓発する行為は正しい。

今日の結論。コーズリレイテッドマーケティングは・・・まだまだ、歴史が浅い。これからだ。

 

ネットで借りて、自宅に届き・・・TSUTAYAで検索。

ネットで借りて、自宅に届き、ポストへ返却/TSUTAYAで検索!!

と言うCMの大量ON-Airが始まって、もうどのくらい経つだろうか?とうとう、頭の中にあの字余り気味の歌詞がインプットされてしまった。(この点、やはりTVCMのパワーはすごい。ツタヤの財力もすごい。・・・と思う)

さて、言われるとおりネットで検索して見てみると、

低額の会費制で、月刊4枚のコース980円と、月刊8枚のコース1958円だから、ざっと、送料込みで@240円は・・・まあ、高くはないか・・・。

思い立ってから借りに行き、返しに行く手間とチャンスロスを、低額の会費制で継続的な需要促進、と言うか、基盤の売上にしてしまおうと言う戦法、きっと、勝算あっての一大広告キャンペーンなのだろう。

このキャンペーンに遭遇して、二つのことを思った。

ひとつ・・・ツタヤ/CCCの増田氏といえば、1995年、USのディレクTVをいち早く持ち込んで、有料衛星TVの新時代を築くと、日本中を騒がせた人だ。結果、スカパーグループとの競争に敗れて99年に撤退(売却)した。

事後10年、競争に勝ったスカパーが、日本のエンターティメント視聴の習慣を180度変えたかと言えば・・・答えはNOだろう。

さらにその後は、ブロードバンドの普及によって、ネット上のオンデマンドサービスが視聴習慣を変えるといわれ、GAOなどのネットTVの競争も激しかったが・・・どうやらこちらも、そうはならないらしい。

やはり、TVとDVDなのだ。

大原麗子/少し愛して・・・と、金麦のCM

タレントの覚醒剤事件などですっかり扱いが小さくなってしまったけれど、大原麗子の孤独死はちょっとショックだった。

大原麗子。サントリーレッドのCM「すこし愛して、なが~く愛して」の名コピーで一世を風靡したのは、1977年のことだと言う。まさに、日本中の男たちのハートを捕らえた一作だった。

そして、CMが時代を作るよい時代だった。

実は最近、サントリーの発泡酒「金麦」のCMが気になっていた。

そのCMに登場する女性のイメージが、あの頃の大原麗子のイメージにかぶるな~と思ってみていた。

金麦のCMの女性、あれは誰なのだろう?さぞや有名な女優さんで、きっと、知らないのは芸能オンチな僕くらいなのだろうと思っていたら、存外知られていなかった女優さんだったようだ。

金麦のあの女性は誰?”と言う、ネットの話題がたくさん見られてちょっとホッとする。

大原麗子のCMは、77年サントリーレッドのCMからスタートして、90年代のオールドのCMまでシリーズ化された。

いくつかのことを思う。

レッドからオールドへと、日本が豊かになってゆく時代の真ん中にいたCMだ。

そして、やがて広告が効かなくなる頃まで、彼女は頑張った。

それはまた同時に、オールドが売れなくなる時代の到来でもあった。

いま、金麦の美女は、少しノスタルジックに、日本の奥さんの理想のイメージを描き出している。

そしてビールは・・・もう当然のように、発泡酒の時代だ。

ウイスキーを、飲む人はさらに少ない。

そういえば、ハイボールがお好きでしょう~~という、小雪のCM、あれもいいなあ~。

いや、これではキリが無い。話が終わらなくなってしまう。

"朝活!"丸の内朝大学・大好評!

丸の内朝大学が大好評の様子だ。

”朝活!”

平日の朝、7時半からの有料講座に申し込みが殺到と言う。

四月にスタートして、好評のうちに第二期に入った。

仕掛け人は三菱地所?だと思う(もし間違っていたらごめんなさい)。

数年前から、手町、の内、楽町を束ねて”大丸有”と称して、早起き活動にPOINTなどを発行していた動きが、いよいよ本格化?

三菱地所・・・なかなかやるな~と言うのが実感。

企業が、NPO法人などを活用して市民と交わる手法ガ、今後は盛んになってくるだろうなと言うのが直感。

いずれにしても、こういった”市民的な動き”が、どんどん興ってくるのは、とってもいい感じだな~と言うのが、素直な気持ち。

朝活!は、他にも多々。

渋谷朝市、青山朝市・・・・。

朝じゃないけど、こんなのもある・・・・銀座マルシェ

もっと面白い・・・銀座ミツバチ

世の中に、何かを問いかけるのが「企業」だけではなくなる野は、とても楽しいトレンドだと思う。

「経済」以外にも、世の中を動かすエネルギーがある。

千のトイレプロジェクト・2009START!

千のトイレプロジェクト、二年目がスタートしました。

といっても、実際の購買連動型キャンペーンは9月1日からなのですが、

プレスリリースに併せて、今回、WebSiteを更新しました。

昨年来、何度かの訪問・取材で、僕ら自信が学んだこと、感じた事、確信したこと、Etc.で、結構コンテンツリッチになりました。

準備不足のまま、恐るおそる踏み込んだ昨年と比べると、確信を持ってお伝えできることや、ぜひみなさんと一緒に考えたいことなどが一杯で、今年のサイトリニューアルに当たっては、なるべく消費者?≒生活者?≒市民?のみなさんと、”同じ目線の高さ”で語ることを志してみました。

この仕事はやっぱり僕に色々と教えてくれます。

今回のサイトの構成を考えていて、僕は途中で何だかちょっとだけ、”わかった!!”と言う気がしました。

普段から、Web上のコミュニケーションは、情報の発信側と受け手側が同じ目線じゃなきゃいけないと、言われているし、僕自身言い続けても来たのですが、いま一つ、ピンと来なかった部分が、今回はちょっと判った気がします。

Web上での対話・・・それが出来るのが、最高のコミュニケーションですよね。

まだまだ未完成のサイトですが、少し前進。これからも、トライ&エラーを繰り返しながら、成長して行けたらと思います。

サイトをご覧になって、何かご意見などをいただければとても嬉しく思います。

プロフィール

VM Lab 辻井 良一

1983年セールスプロモーションの企画制作会社「株式会社アイベックス」を設立。プロモーション・プランナーとして、「売れる仕組みづくり」をキーワードに、さ まざまな企業の販促キャンペーン、市場導入プラン等に携わる。日本初のネットキャンペーン、キリンビバレッジ社「ネットでFIREキャンペーン」などを手がける。
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25年間プロモーションの最前線で、「売れる仕組みづくり」に携ってきた私、辻井良一(DG&Ibex創業者)が主宰する、「これからのマーケティング」を考えるラボです。
www.vmlab.jp

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