マーケティングの話: 2008年6月アーカイブ
”クチコミ”とは、不思議な造語だ。
”クチコミ”・・・って、誰がこさえた言葉だろう?
”マスコミ”の驕りがこさえた言葉だろう。
いつから言われだしたのだろう?僕がこの世界に入った35年前には既にあった。
”クチコミも大切!”と教わった。=”マスコミが絶対”なのだが・・・と言う常識の裏返しだ。
クチコミを引き起こす”工夫”に、知恵を絞れと教わった。・・・ずいぶんと努力したものだ。
今になって思う。
”工夫”や”細工”は無益だと。
ビックリマンチョコが、子ども達の間で空前の大ヒットだったころ、各社は、それに続く為に知恵を絞った・・・が、ビックリマンは唯一無二だった。
アサヒ・スーパードライが破竹の勢いだった時に、各社はその成功要因を勉強し、それに続こうと工夫した・・・が、あのような大逆転劇は、そうそう起こらない。
ある夜の作品。(about Communication)
二ヶ月ほど前に、ある業界誌に頼まれて結構苦労して書いた原稿がある。
編集者のお考えと、僕の考えが若干ながらかみ合わず、僕も苦労したが先様もさぞ苦労されたことと思う。
最終的には、僕はこの原稿を預けた上で取材に応じ、紙面は編集サイドで構成してもらった。
元原稿がここに残った。
もったいないからBlogの埋め草にしちゃおう・・・いつものパターンだな~。
~コミュニケーションは”受け手の側”の時代に入る~
【注】:例によって、これまた本当につまらないので、忙しい方、関心のない方は絶対に読まないで下さい。
発表会前日の高揚。
昨年秋から取り組みを始め、4月には、総勢十余名で、遥か東ティモールまで出かけて準備を進めてきていた「プロジェクト」が、いよいよ明日19日に記者発表会でリリースの運びだ。
中身を書きたくてたまらないのに書けない、このジレンマもあと24時間だ。
明日正午カットオーバー予定の、プロジェクトHPの一字一句。発表資料のPPTのアニメーションから、Q&Aの項目。何より大切なお弁当の手配まで。最後の最後まで、メールが飛び交いケイタイが鳴り捲っている。コンセプトからディティールまで。着想から着地まで。は、アイベックスの時代から僕が”モットー”にして来たことなのだから、全く持って”ホンモー”の限りだ。
それにしても、このプロジェクトは学ぶことの多いプロジェクトだった。いやこれからもきっと、学びっぱなしの時間が続きそうな気がする。
いわゆる”CSR”と言ってしまえば簡単なのだが、取り組んでみると簡単ではなかった。今回ばかりは、今までに経験したどのキャンペーンやプロモーションとも全く違う。六十に近いオヤジのあふれる経験?をもってしても、計り知れないこと・歯の立たないことの連続だったように思う。
表現コピー・写真使い・トーナリティー・色・形・・・。 何よりも、メッセージの”本心”が問われる。
さまざま工夫を凝らして、目立てばコウカ、振り向かせればユウコウ。手にとらせればワザアリで、買わせればイッポン!と言うのが、今までのマーケティングだとしたら、今回は全く違うルールと評価の基準で、新しい競技に参加した思いだ。
CSRとソサイアタル・マーケティング。
あるところから原稿を頼まれて・・・今書きたいことを書いてみた。
字数は聞いていたのだけれど、ついつい、倍くらいの分量になってしまって、
こいつは”ボツ”と決まった。
もったいないからブログの埋め草に・・・・あれ?前もこんなことして、編集者に怒られた??
今度は大丈夫?かな??
ムチャクチャ長くて、つまらないと思いますので、
よほど・・・お暇な方だけどうぞ。本当です。
雑誌「オルタナ」の志し。
環境ビジネスマガジンと言うのかな・・・社会貢献や環境への配慮に取り組む企業や、企業のそうした活動の背景と実際などを、ビジネスの視点からずれずに掘り下げている雑誌だ。創刊一年で、無料誌から有料誌への切り替えを果たし、ページ数も着実に増やしている。
先日は、YahooNewsのトップページでも取り上げられて、風を受けて走っている。
社長の新楽(にいら)氏とは、近頃親しくさせていただいている。ユニークな経歴の持ち主で、かの東急ハンズをゼロベースから立ち上げた、創業チームメンバーだったそうでもともとは流通系のご出身だ。
編集長、森氏は日経新聞出身、副編集長、木村女史は時事通信出身。それぞれに「志」の確かな方々だ。
三人の、ほんの一年前の着目と英断の起業が、大きな実を結びそうな流れを巻き起こしている。
活動は雑誌の紙面に限られない。さまざまなネットワークなどで立体的な新たな”動きの目”の役割も期待されている。
これからの、企業やブランドの広報的なコミュニケーションのあり方と照らして、実に楽しみな存在だ。
サスティナビリティー vs 四半期利益。
Sustainable・・・・無学・不学なこの僕が、今ようやくたどり着いたキーワードだ。
ブランドや事業のサスティナビリティーと言えば、原意はそのブランドや事業の”持続可能性”のことだが、僕には逆に”存続の理由”と聞こえて、それが僕の中で、これからのマーケティングや事業構築の上での新たなキーワードになった。
CSRが、正しくはCRSなのでは?と言う話は、先月にちょっと書かせていただいたが、つまりはこれに尽きる。
企業や、事業や、ブランドが、この世に”存在すべき理由”の追求と、その”解”の実践。日々の進化・昇華。
つまり経営の”哲学”と呼ぶべきものだが、洋の東西を問わず、オーナー企業にはそれがある(ことが多い)。反対に、官僚化してしまった大組織や、成長原理に犯されてしまった組織には、それが欠落していることが多い。
What for と How to =目的論と方法論の本末転倒現象、と言う話もつまりはこれに帰結するし、さらには、企業活動の究極の目的が、株主への利益還元=四半期ごとの利益だ!と言ってはばからなかった20世紀のアメリカ式経営論には今、???の津波が押し寄せてきている。
日本でも最近、ある酒類会社は、グローバル企業としての競争力強化を目指して、3年後に3兆円企業に!を、事業目標として発表した。一方で、ある食品会社はコスト高騰は承知の上で、全ての容器を紙製に切り替えてゆく計画を発表した。
どちらがサスティナビリティーに繋がるのだろう。
サスティナビリティーとはつまり、100年の老舗の哲学でもあり、新興の起業家の理念でもあり、ブランドの価値の根源である。四半期の利益や、事業規模は、それだけではブランド(事業)の価値とは言えない。
今日は集中が足りなくてあまり上手く言えないが、このあたりを今後のVMLabの研究テーマのひとつとして、突き詰めて行けたらと思う。


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