小さな気づき: 2009年3月アーカイブ
エシカル?
エシカル【Ethical】は、頭文字合わせの造語ではなく、由緒正しい英単語だ。(僕の豆単には載っていなかった?!)
もともとは道徳上のとか、倫理的とか?・・・そいつに、ちょっと新しいムーブメントがかぶさって、昨今、改めて象徴的に使われ始めた言葉・・・らしい・・・。僕は全く気にとめていなかったのだけれど、この言葉、何かのきっかけになるかもしれないと感じる。
不勉強の僕が俄か知識で説明するよりは、詳しくはこちらがよさそう。→http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/abc/newword/080304_40th/
http://www.thinktheearth.net/jp/staffBlog/2009/03/post_124.php
(*みなさん既にご存知、かつ、しっかりご理解済みでしたら、余計なおせっかい平にご容赦)
この【エシカル】。どうも・・・nikkie系が、マーケティングやビジネスの”次のキーワード”とにらんでいる気配が感じられる。
ここのところ、一気に注目され始めているテーマ。エコとか、環境とか、ロハスとか、CSRとか、サスティナビリティーとか、シンプルとか、社会貢献とか、ソサイアタルとか、善とか、仁とか、とかとかとか・・・、色々あるけれど、どれも全てを包括しない。
そう!こんな時に、忽然と登場するんだな・・・新しいカタカナ。
全く新しい概念の象徴として登場するから、汚れていない分だけ便利で、その言葉を軸にと言うか、時によってはブラックホールのような吸引力を持って、様々な概念を包括して言葉自体が育って行く。
何だか・・・これは本当に僕の単なる”勘”なのだけれど、ここ最近LONDONで育ち始めたこの言葉。日本でも、大きく育つかもしれないという気がする。
ある意味愚かだった戦争の世紀、20世紀の次の世紀の価値観をいろいろと言うけれど・・・ポストマテリアリズムと言う言い方は・・・それでは答えになっていないでしょう。と、ずっと不満に思ってきていた。
クリニクラウン、臨床道化師という活動。
活動を始めてまだ4年目だという日本クリニクラウン協会。事務局長の塚原さんから一時間に渡ってお話を聞いた。
本家はオランダのクリニクラウン財団。その活動の意義に魅せられて日本での活動を始めたという塚原さんは、大学では福祉を学んだ後、本物のピエロ=Clownを目指して海外のサーカスで修行したというバリバリプロの道化師だ。
クリニクラウンの活動は、あらかた知っているつもりで臨んだ今日だった。
ピエロの格好をして、入院中の子どもたちを慰問する活動でしょ。・・・と言うくらいに軽く考えていたのだけれど、お話を聞いているうちに自分の理解の浅さに気づかされた。
子ども病院、小児病棟などで闘病生活を送る子どもたちは多い。ガラス窓で囲われたICUで日々を送る子どもたちの心理、その家族たちの心理、ナースをはじめとする医療関係者たちの心理は、世間では計り知れないものがある。その心理を学び、最高のコミュニケーションでケアする立派な臨床サポートの仕事なのだ。
同時に衛生と、医療に関しても相当の知識を蓄えなければならないという。
この3年の間にクリニクラウンになろうと応募してくれた人の数は400人を超えるというが、協会がオーディションし、養成の期間を経て、資格を認定したクリニクラウンは13人しかいないという。
塚原さんは、子どもたちの反応の声を教えてくれた。
1位:今度クリニクラウンたちがやってきたらやっつけてやろう!子どもたちは、明日クリニクラウンが来るひだと知ると、みんなで集まって、作戦会議を開いて待っているのだと言う。
2位:かまいたい。 3位:追いかけたい。 4位:うるさい。・・・うるさいよ!といいつつ追いかけてくれるのだと言う。
そして・・・また、会いたい。
次の訪問日に間に合わず、先に旅立つ尊い命もあるのだと気づいて、思わず胸が詰まった。


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