小さな気づき: 2008年1月アーカイブ

NYタイムスの主張。

NYタイムスが、クリントン氏支持を発表。民主党候補としては実績と知識と具体性でオバマ氏に優ると言う理由。併せて、共和党候補の中ではマケイン氏を超党派活動の実績などから支持している。

支持内容の是非はさて置いて、米メディアは、メディアからしてこう言う具合に旗幟鮮明なのだから、一般のブロガーたちがより主体的に「自らの信じるところ」を主張する風潮は当然だろう。

先日も触れたが、日本のブログには主張性が乏しいものが多い。そういえば昔会社の先輩に「政治と宗教と野球の話題は、人前では避けろ」と教わった記憶がある。触らぬ神にタタリなしの教えだ。こういう民族性が日本には浸み込んでいる。

その「温和な民族性」が、外交にも反映して、今や日本は物言わぬ国の筆頭だ。当然、昭和の大戦の反省もあるわけだけれど、いつまでも謹慎していれば言いと言うわけでもないだろう。大国の影で走り回って、要領よく掠め取るような時代は終わった。主張と実践が必要な時が迫っている。

僕はとりあえず今、仕事ではそれをやろうとしている。自らの信じるマーケティングやプロモーションの在りかたを、主体的に発信して、それに共鳴してくれるクライアントとだけ仕事をしたい。旦那のお遊びに付き合う、お座敷芸者、太鼓持ちの代理店稼業はもう結構だから。

浅田次郎にやられた。

元旦早々、不覚にも浅田次郎に泣かされてしまった。

旅行中の暇つぶしにと、何気なく買った集英社文庫「天切り松 闇がたり」。三巻のうちの第一巻第一章から見事にやられてしまって、その後はもうはやられっぱなしである。

情けない話だが僕は涙もろい。だが、悲しい話、辛い話には結構耐えられる。むしろ「世の中にはもっと辛いことだってある。泣いてる場合じゃないだろう」と言う醒めた気分になってしまう。ただ(根が悪人のせいなのか?)善人の話に弱い。しかもそれが多少なりとも屈折したり汚れたりしていて、その中での努力や誠意が人に通じる瞬間に弱い。お察しのとおり、高校野球では結構泣く。金八先生なども、極力見ないようにしているのだが、たまたまサビのシーンなどが目に飛び込んで来てしまうと、前後は知らなくても物の五分で泣いてしまう。まあ、早い話浪花節オヤジの典型だ。

ところで、浅田次郎って何者だ?と、改めて思った。

                       

プロフィール

VM Lab 辻井 良一

1983年セールスプロモーションの企画制作会社「株式会社アイベックス」を設立。プロモーション・プランナーとして、「売れる仕組みづくり」をキーワードに、さ まざまな企業の販促キャンペーン、市場導入プラン等に携わる。日本初のネットキャンペーン、キリンビバレッジ社「ネットでFIREキャンペーン」などを手がける。
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25年間プロモーションの最前線で、「売れる仕組みづくり」に携ってきた私、辻井良一(DG&Ibex創業者)が主宰する、「これからのマーケティング」を考えるラボです。
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