気が付けば・・・大復活のカダフィ大佐殿。
世界の関心が日本の悲劇に集まっているすきに?、気が付けば、かの世界一有名な「大佐殿」カダフィは、ほとんど反政府軍を制圧しつくして、リビア全土を制圧しそうな勢いだ。
一時は、訴追回避を条件に退陣・国外脱出を検討した気配すらあるカダフィ派が、ここまでの反撃を見せるとは、国際社会も予想し得なかったのでは無いか。
もっとも、条件付き退陣を画策したのはカダフィ大佐自身ではなく、その取り巻き連の半ば怪しい思惑だった気配はある。そも、反政府派のリーダー、元法相閣下の側にも、正義の大義の裏に、何やら怪しい権勢欲があったことも否めない。
ここでカダフィ政府派が実効支配を取り戻したら、アメリカをはじめとする西欧社会はどんな対応をするのだろう。産油国の政情が乱れるのは何よりも困る。一方、非民主的な独裁政権への非難の御旗は引込めづらい。
不幸なのは誰か?
無力な国民に違いない。
極東に、津波に呑まれた悲劇の国民がいる。
アフリカ大陸に、同胞に銃撃を浴びせられた悲しい民がいる。
そんな不幸の度合いを比較することに、どれほどの意味があるかは分からないけれど、人間の無力さと愚かさが、今更ながら考えさせられてしまう。
人とは所詮、その短い命を賭して、人間という生き物の無力さ、愚かさを証明する為だけに生きている、あるいは、生かされているだけの存在なのかもしれない。
そんな、生煮え哲学?はんぱ死生観?に、はまり込んでしまいそうな今日この頃だ。
そしてまたかく言う僕は、そのカダフィ大佐が、昨年の(?)国連総会に乗り込んで、アメリカ(&西欧価値観)非難の大演説をぶちかました時には、腹の底から拍手を送った輩でもある。
信念一徹の教条主義者にはなりきれない、ノンポリ兼ノンポジの僕は、自分の頭の中さえ制御しきれない漂流者だ。
(ちと、感傷的な夜)
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