111歳老人の即身仏と無縁社会。
111歳になるはずの老人がミイラ状態で発見されたと聞いて、即座に、年金の不正受給を思い浮かべてしまったけれど、どうも、続報を聞くと、ちょっと様子が違うような・・・。
30年ほど前「食を断って、即身成仏するから、絶対に開けるな」と言って、部屋に篭ったと、53歳になる孫娘?が、語っていると言う。
ううううむ。
古来、高僧が即身成仏する話は何度も物の本などで読んだことがあるし、実際、寺院などでそのミイラも見たことはあるけれど、普通の家庭の、普通の老人が、普通の家で・・・と、考えると、さまざま思いが巡る。
「絶対に開けるな」と言われたからと言って、30年間、本当に開けないと言うのも、いかがなものか?さぞさぞ、広~いお家だったのか、さぞさぞ、偉~いおじいさまだったのか?
でも、だが、しかし、もし仮に、本当に5年10年と開けないでいたら、もう、その後に開けるのは怖かっただろうなと。親の代のことで、孫たちが、今、その”こと”を始末する勇気が沸かなかったのも、何となく分かるような・・・いや、やっぱり常識では、分からないような・・・。(この事件、詳しい続報がでたら、週刊誌の見出しに引かれて、買ってしまいそうな気がする)
かと思えば、23歳シングルマザーの子育て放棄で、3歳と1歳の幼い命が無残にも・・・だ。当局の弱腰と、事なかれには、憤りを覚える。
世は”無縁社会”に向かっている。
まさに、隣は何をする人ぞだ。地縁、血縁は、時に煩わしくもあるが、人間が社会的な生き物として、くらしを営む上では重要なのが”縁”だ。これが途切れて、ただ生きるだけなら、それこそ、何のために生きるのか?それ自体が分からなくなってきてしまう。
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