鳩山退陣の理念。
鳩山首相が、小沢幹事長道連れの”無理心中”で、平成の22年間で18人目?(19人目?)の新総理には、菅さんが有力と報じられている。
現民主党の生みの親だった鳩山さんにしてみれば、今回の代表=首相の座は、自分のライフワークの仕上げのつもりだったのだろう。総論良しだったが、各論で悪しきところが多く出た。いや、総論各論と言うよりは、理念は良しとして、進め方に難が多すぎた。人柄と言うべきか、技術論というべきか・・・。
彼の退陣の挨拶は、そこを客観的に捕らえていて、評価できる。
あの挨拶・・・「国民に、聞く耳を持ってもらえなくしたのは、私のせい」は、よくできたシナリオだ。加えて、説明不能の”しこり”だった小沢選手を、道連れに引いたことで、「クリーンな民主党政治」に、もう一度のチャンスをきちんと残せたことになる。
こう言う歯切れのいい仕事のスタイルを・・・どうして?現役の時に取れなかったの?と、ザンネンの声が多い。
日経でおかしな談話を読んだ。かの人「細川元首相」の談話だ。曰く、「首相は孤独」「私の首相時代の”日記”を鳩山さんに送ったが、届いたのは辞任表明の日の朝だった。遅すぎた」早かったら、参考になっただろうと、堂々と言っている。
???だ。
確かに・・・細川さんも、鳩山さんも、小沢に担がれ、小沢に躓いた。そこは同じだが、今回の鳩山さんのやめ方は細川流投げ出しとはちと違う。かなり違う。いや全く違うだろう。
細川さんは逃げ出したが、鳩山さんは”辞めること”で、最後の”大仕事”をなした感がある。
もう一度、民主の理想に託してみてもいいか?と言う期待感を、きちんと作って辞めた。
彼が開いたパンドラの小箱?(或いは、彼が踏みつけたトラの尾?)の問題は、これからの日本の政治が向き合わざるを得ない事実だ。自民政権が、半世紀以上にわたって、棚上げにしてきた問題が、今、有権者の前に晒されている。
対米関係の見直し=日本の独自外交路線の構築は、避けては通れない現実の課題だ。鳩山さんの普天間問題は、現実的な進め方としてはオソマツに過ぎたが、この問題にスポットを当てた勇気は買いたい。
小沢を道連れに、創業者の鳩山が去り、菅さんが若手の指示を背景に首相を務めるなら、それは明らかに民主政権の第二ステージだろう。本当のステージは、さらにその先を待たなければいけないのだろうが・・・。
今日、4日はまたまたNewsから目が離せない日だ。
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