微笑みの国と言われるタイ、バンコクの騒乱。
穏やかな国民性から、微笑みの国と呼ばれるタイの首都バンコクの、長かった騒乱が、一応の収拾に向かおうとしている。
それにしても、長く大きな騒乱だった。
何度も訪れたことのある、あの国の、あの街で・・・炎が上がり、煙が渦巻き、銃弾が飛び交って、人が倒れた。この半世紀ほどの間に、何度かのクーデターなどもあったことは確かだが、その度に、国王が乗り出すと不思議に納まって、すぐさま平穏が訪れるのが常だったが・・・今回は違った。中心街のショッピングセンターのビルも炎上したと言う。
タクシン元首相と、現政権の確執の真相は知らないが、それにしても、アジア有数の民主国家のひとつと思っていたタイでのこの騒ぎは、僕の頭の中ではきちんと整理が付かないままだ。僕の記憶にあるタイの国民と、バンコクの街の風景と、人々の笑顔と・・・TVから流れてくるNewsの中身が、僕の中でひとつになりきらない。
かと思えば・・・韓国の哨戒艇の沈没は、北朝鮮の魚雷攻撃だと言う。
日本海の先の、つい目と鼻の先の海で、北朝鮮の潜水艇が魚雷を発射して韓国の船が撃沈される??
僕が平和ボケか?北朝鮮が浮世離れか?
折りしも、普天間基地問題が、結局は辺野古にユーターンと。県外・国外といったではないか?鳩山さんが嘘つきだ!社民は連立離脱か?と、報道合戦が激しい。
このやり取りも、国も、県も、国民も、報道も・・・世界の時局からかけ離れた感覚で浮遊しているように思えて仕方ない。実際のところ、今、僕らは「米軍基地」や「日米同盟」という言葉から、全くといっていいほど戦争を実感しない。戦争はNewsの中だけにある。
平和憲法の下、戦争は忘れて、経済だけに専念して日本はここまで来た。ここまで来て・・・今、その経済でも、世界に大きく水をあけられようとしている・・・。この平和ボケ、時局ボケ、良し悪しは別として、ちょっとやそっとでは直りそうにない。何故だろう?
アメリカのようにグリードに行こうとは言わない。中国のように、ガムシャラな資源外交に走れとは言わない。韓国のように、強烈なナショナリズムで奔走するのも是とはしない。インドやブラジルのまねもできないし、ロシアのようにも振舞えない。でも、日本らしい生き方は、そろそろ見つけなくてはいけないのではないだろうか?
アイデンティティーという言葉が、ふと脳裏をよぎる。
7月の参院選は大混戦で予測がつかないという。・・・では一体、その争点は何になるのだろう?
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 微笑みの国と言われるタイ、バンコクの騒乱。
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.vmlab.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/507


最近のコメント