そう言えば、GWの地域分割取得案はどこへ行ったのだろう?

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さわやかに晴れわたった日曜日で、日本のGWシーズンが終わった。ここからの5~6月は、世界的に(?)一生懸命お仕事!のシーズンのようだ。

そう言えば・・・民主党から発案された、GWの地域別分割スライド取得案は・・・・どこへ行ってしまったのだろうか?普天間基地問題や政治と金の問題に起因する政権の不安定で、とんと実感のわかない議題になってしまった気がする。

そう言えばこの2月に、所用で韓国経由で飛行機を取ろうとしたら、まるで取れずに慌ててしまった。旧正月だ。台湾経由も同じくダメだった。もちろん中国本土もだ。

旧正月と言えば、中国の春節が世界的に有名。実際のところその前後2~3週間は中国のビジネスはほぼ完全に休止してしまう。僕が手伝っていたことのある中国のフリーマガジン形式の「月刊誌」は、2月号がなくって年間11回の発行だ。そのくらい全てが止まると言うことなのだろう。さらに近頃は、10月の「黄金週」の普及浸透が進んでいる。

そう言えば欧米のクリスマス休暇も凄い。特にアメリカが凄い。実際のところ12月は半ばを過ぎると、もう誰も動かない。その後の1月はこちらのお正月だから、12月中旬から1月中旬までは、日本の外資ビジネスはSTOPになる?

そう言えばフランス人の夏のバカンスの長さも有名だ。7月8月は、パリの有名どころのレストランはお休みだと思っていた方がいいようだ。

そう言えばアラブ諸国のラマダンの時期も、何かと難しい。イスラム暦(ヒジュラ暦)の第9月の1ヶ月間だから毎年動く。ちなみに今年は8月11日かららしいが、2005年は10月だった。2015年は6月になると言う。難しい。そもそもアラブ世界の休日は、土日ではなく「金曜日」だ。官公庁も商店も一斉に休む。アラブ世界との商談可能日は月~木の4日間に限られている。

さて、件のGWスライド取得案・・・僕は今ひとつピンと来ない。いや、まるで賛成できない。一国の文化や風習は、合理主義で変えるのは簡単ではない。もし仮に本当に「法律で」実施に踏み切ったら・・・一体どうなるだろう? 経済振興効果と行くだろうか???疑問だ。

旧来のカレンダーどおりに休みを取りたい人、新しいルールで取った方が都合のよい人が入り乱れてしまい、かえって全体の気分を削いでしまうのではないか?企業や団体の側から見ても、全国の支店などの主要な人々が揃わない期間がだらだらと1ヶ月も続くことになってしまってかえってマイナスではないか?

そもそも「地域」で分散・スライドと言う考え方が、今の世の中の実態に合わない気がする。

国内の「地域」の壁は・・・実際のところ、もう殆どないのではないだろうか?

時差出勤の薦めでラッシュアワーの混雑解消!とは、ちょっと訳が違いそうに思う。

 

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VM Lab 辻井 良一

1983年セールスプロモーションの企画制作会社「株式会社アイベックス」を設立。プロモーション・プランナーとして、「売れる仕組みづくり」をキーワードに、さ まざまな企業の販促キャンペーン、市場導入プラン等に携わる。日本初のネットキャンペーン、キリンビバレッジ社「ネットでFIREキャンペーン」などを手がける。
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