TAP PROJECT 2010が始まっている。

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TAPとは、水道などの蛇口の意味。2007年にNYでスタートしたこの運動。昨年H堂有志のメンバーが日本に持ち帰って立ち上げ、今年はさらに陣容が整った。

そもそもNYでの立ち上げメンバーにも広告関係の方が多かったと聞くが、日本での展開には、H堂の有志メンバーの善意のネットワークが強いらしく、プロジェクトのWeb Siteもとても素敵に作られていて引き込まれる。→TAP2010(いきなり音が出ます)

僕らが、ネピア千のトイレプロジェクトなどでご一緒しているユニセフが後押ししている。寄付は、マダガスカルの水と衛生のプロジェクトに提供されているようだ。

日本での立ち上げの時からお話しは聞いていたけれど、予感の通り今年は一回り大きな動きになった。NYでの活動もどんどん広がっているようで、先回のカンヌ広告祭でも、TAP系のキャンペーンが受賞した。

海外の事例では、自動販売機で汚れた水のペットボトルを販売し「この水は飲めませんが、あなたの1$?はきれいな水のために寄付されました・・・」と言ったような、ちょっと激しいアピールに富んだ企画だ(日本では、どうしてもこう言うWitのきつい企画は受け止められづらいけれど・・・)、サイトで探してご紹介しようと思ったけれど、ちょっと見つからず、あしからず次の機会に。

きれいな水がいつでも飲める環境の人たちが善意の寄付をして、汚れた水しか飲めない環境の国々の、水と衛生を支援んしようと言う運動。プロジェクトに参加しているレストランで、ただて供される「水」に感謝して、個人が100円程度の寄付をしよう!と言う仕組みだ。わかりやすいし、すがすがしい。

日本ではまだまだ、個人が、日常の中で何気なく寄付をするという文化が育ちきっていない。一部の富裕な人たちの大口の寄付とはべつに、一般の市民たちが、いつもの暮らしの折々に、さりげなく・何気なく・・・無理の無い寄付をする習慣は素敵だ。

ただ、それには受け皿がいる。そうした受け皿づくりは、個人だけでは難しい。

企業が率先して行う、コーズ系のマーケティングも近年は急速に増えてきた。だがその場合は、消費者に代わって企業が寄付をする仕組みが大半で、個人のお財布は直接は開かれない。企業が行う場合は、なかなか、個人に直接の寄付を呼びかけ伝い面もある。

昨今ハヤリの?ワンクリック募金にしても、実際に寄付をするのは広告主な訳で・・・個人が、気持ちよく・意義深い寄付ができる受け皿は、もっともっと育ってもいいのじゃないかと思う。TV局のマラソン番組に任せておく方は無い。

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プロフィール

VM Lab 辻井 良一

1983年セールスプロモーションの企画制作会社「株式会社アイベックス」を設立。プロモーション・プランナーとして、「売れる仕組みづくり」をキーワードに、さ まざまな企業の販促キャンペーン、市場導入プラン等に携わる。日本初のネットキャンペーン、キリンビバレッジ社「ネットでFIREキャンペーン」などを手がける。
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25年間プロモーションの最前線で、「売れる仕組みづくり」に携ってきた私、辻井良一(DG&Ibex創業者)が主宰する、「これからのマーケティング」を考えるラボです。
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