旅先のTVCMに思うこと。

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旅先の夜はめったにTVを着けないのだけれど、たまにONすると面白い経験に出会うことが多い。

例えば、地方都市のTVCM。東京ではナショナルブランドのCMばかりだが、地方都市では思わぬクライアントのCMにご対面することがある。例えば、地場のお菓子屋さんなどはまあわかるが、これが、地場の税理士事務所になると、おお??っと思う。地場の結婚式場や葬儀場はまあわかるが、磁場のタクシー会社だとちょっと驚く。コストパーの計算がなせる業か、地元名士のプライドがそれをさせているのか・・・CMのコンテンツも素朴で面白い。

今年は正月早々、新興国のホテルでTVのスイッチをONしてみた。

化粧品、自動車、化粧品、洗剤、化粧品、ホームローン、化粧品、スナック菓子・・・化粧品、シャンプー、チョコレート・・・・。

しばらしい美人と素晴らしいダンディー、幸せな家族と輝く青空、素敵なリビングとかわいらしい子供たち。

そこには絵に描いたような、あこがれの世界が広がっていて、けっしてタンスにごゴンのような不思議なCMはない。すべてが正攻法、YES WE CAN!の世界だ。

TVから流れる映像があこがれのゴールを示し、それを手に入れ使いこなす日々が、理想の暮らし。いつかはと目指す”白いクラウン”の世界がそこにある。

途上国、新興国のTFVCMは・・・・その単純さが面白い。われわれの日常でも、つい最近まではそれがあった。

今はない。

広告の役割の変遷は、旅の空でTVをON]すると、肌身に染みて、よくわかる。

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プロフィール

VM Lab 辻井 良一

1983年セールスプロモーションの企画制作会社「株式会社アイベックス」を設立。プロモーション・プランナーとして、「売れる仕組みづくり」をキーワードに、さ まざまな企業の販促キャンペーン、市場導入プラン等に携わる。日本初のネットキャンペーン、キリンビバレッジ社「ネットでFIREキャンペーン」などを手がける。
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25年間プロモーションの最前線で、「売れる仕組みづくり」に携ってきた私、辻井良一(DG&Ibex創業者)が主宰する、「これからのマーケティング」を考えるラボです。
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