ソリューション・セリングの時代?

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大手GMSの業績がさえない。

トップ企業のイオンをはじめとして、大型総合スーパーの閉店が相次ぐ。

数字は正直だ。小売業の坪当たり売上効率は、1990年代のを100として、あらゆる業態で、軒並み50台60台まで落ちている。(潰れないでいるだけ偉い)

どういうことか?競合の出店が増えすぎたのもあるが、つまるところはソリューション力が低下しているのだ。

「総合」=「何も得意なし」と言うことが受け入れられなくなってきている。

元気な小売チェーンもある。

「ソリューション・セリング」=「買い物に行く意義」を、明解に打ち出している専門業態や、地域の食品スーパーだ。

未だに「缶詰売り場」のあるスーパーは、ダメなスーパーだと言う例えがわかりやすい。

お客は、「缶詰」と言う形態を探しているのではない。

「サラダ」に使うツナ缶か、「デザート」のみつ豆缶か、「おつまみ」の焼き鳥缶を探しているのだから、そのカテゴリーに分けて売れと。

それを、ソリューション・セリングと言う。「ミール・ソリューション」と言う考え方も唱えられている。「サラダステーション」「おにぎりステーション」「中華ストリート」「イタリアンストリート」と言った、品揃えでの売り場作りのことだ。

・・・・・・んん?確かに、そうかもしれない。

しかし・・・・・・一方で疑問が残る。

万人向けに、売り手が考え付くソリューションには限界があるのではないか?

無理矢理の「ライフスタイルアソートメント」には、発展性や意外性や、自由な発想への対応力がないのではないか?

そんなに「お世話」してもらわないと、消費者は買い物が出来ないのか?・・・・と。

いや・・・そういう物好きな人は、別な専門業態のお店に行けばいいと言うことだろう。

買い手は、いよいよ、目的にあった店を選ぶ技術を磨かなければならない時代になる。

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プロフィール

VM Lab 辻井 良一

1983年セールスプロモーションの企画制作会社「株式会社アイベックス」を設立。プロモーション・プランナーとして、「売れる仕組みづくり」をキーワードに、さ まざまな企業の販促キャンペーン、市場導入プラン等に携わる。日本初のネットキャンペーン、キリンビバレッジ社「ネットでFIREキャンペーン」などを手がける。
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25年間プロモーションの最前線で、「売れる仕組みづくり」に携ってきた私、辻井良一(DG&Ibex創業者)が主宰する、「これからのマーケティング」を考えるラボです。
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