西友が5,000円のスーツ発売。
ユニクロが過去最高の好決算を発表した今日、SEIYUがウォールマートのPBをさらにシンプル化した上下5000円のスーツの販売を発表した。
サイズ展開を絞り、色も黒一色にして中国で生産。トップス3400円、ボトムス1600円だそうだ。
売れるのか、売れないのかは・・・解からない。(いや、直感で言うと多分・・・あまり売れないのではないかと思う/SEIYUだからだ)
でも、だが、しかし、サラリーマンの制服(=作業着)が、上下5000円で買える時代が来たと言う事実には変わりがない。
あああ~、では一体、あのランバンのスーツ30万円は一体何だったのだろう?・・・・と言うと、怒る人がいる。
男のヨロイだと。武士の魂だと。・・・それもその通りだ。(オンナの魂はもっと高かったりする)
でもだがしかしだ・・・計算してみよう。上下5000円のスーツを、シーズン毎に年2回買い足して行くとすると・・・年に10000円=30年間で30万円=つまりランバンのスーツ一着だ。
これはやっぱり・・・ちょっと考えさせられずを得ない。
つまりそういう時代が来た。
明確な「価値消費」の時代だ。 或いは、鮮烈な「階層化消費」の時代だ。
今までは何だったのか・・・・大バーゲンセールでも5万円したスーツ。やっとの思いでアウトレットで掘り出した10万円のアルマーニのスーツ・・・・自分の消費価値基準が定まっていなかったから振り回された結果だろう。
売り手の側も、そこが定まらなかった。だから売れない中途半端が次々に登場してはバーゲンに回った。それでもみんな何とかなって来た。
だが今後は明確に定まって行くのだと思う・・・成長しない市場=ヨーロッパ的な、階層消費の定着だ。
30万のスーツを着る人と、5000円のスーツを着る人は・・・人種が違う(=すむ世界が違う)のだと言う時代がそこまできている。
でもまだ日本では、30万スーツ組みと5000円スーツ組みが同じ居酒屋でカンパイし、ユニクロファッションのカップルが一泊10万円のホテルのスイートでシャンパンを開ける。
その不思議も、もう1ゼネレーションが回ると・・・なくなって行くのだと思う。
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