CRM:コーズリレイテッドマーケティングに思うこと。

マーケティングには”流行(ハヤリ)”がある。

今はCRM:コーズリレィテッ度マーケティングが”流行”だという論調をよく目にする。

あれ?確か・・・ついこの間までは、CRMと言えば、カスタマー・リレーションシップ・マネジメント≒顧客との関係構築手法だったんだけれど・・・そっちの流行はもう終わり。 今は、コーズ・リレイテッド・マーケティングの方だそうだ。

その、流行のCRMを、よく効くマーケティング手法として整理し、リポートして、コンサルを称する先生方が急増中だ。

つまり、社会的な”コーズ”=”大儀と”連動したマーケティングは”よく効く”と言うので、その手法を研究し、指導しようと言うのだが・・・???

ここで、順番が気になる。多くの論調を、見れば見るほど気になる。

コーズが、事業ドメインやブランドのミッションから生まれて→マーケティングと融合するのか?

マーケティングが、技法に走って→コーズを装うのか?・・・・・の違いだ。

見掛けは似る。

が、正真の本質は180度違う。

コーズを意識するマーケティングは”流行”ではない。それこそが、ブランドのサスティナビリティーの”根源”だ。

今、乱立するブランドと事業会社は、その”存続の意義”を問われているのであって、”手法の巧拙”を競っている場合ではないはずだ。

コーズとマーケティングの関係のこの違い。紙の裏と表のようなものだが・・・やはり・・・まるで違うと思う。

 

さて、近頃気になるauのラン&ウオークGreen Road Project)・・・よく出来ているな~。

確か一昨年くらいから始まったKDDIキボウのカケラあたりからの発展系のようだ。・・・ここまで来ると本物かな?とも感じる。でも、狙いはキャリアへの囲い込みで・・・ちょっと強引にも思う。でも、構造と力の入れ方には拍手もしたくなる。

そのコーズが、本物だったかニセモノだったかは・・・時間が証明してくれる物かもしれない。

実は・・・本物とニセモノは、区別がつかない物なのかも知れないとも思う。

きっかけは何であれ、踏み込むと学びにつながるのが社会貢献の世界の特徴だ・・・と言うことは、僕自身が学んだ。

唐突に「キボウのカケラ」が広告露出した時は、上っ面の”とってつけ”に見えた。

でも、ケイタイが(機能ボタンの数ではなく)、人の暮らしに役立つことを志して、それと相まって環境に寄与することや、その知識を啓発する行為は正しい。

今日の結論。コーズリレイテッドマーケティングは・・・まだまだ、歴史が浅い。これからだ。

 

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コメント(1)

投稿者:wooeda

ちょっと前のエントリーに対するコメントですが・・

そもそもコーズリレイテッドマーケティングは企業の社会貢献活動の手法の一部だったのに近年は政治的なモデル(批判を避けるための免罪符)の方法論になってる気がします。
日本では陰徳による社会貢献が歴史的には主流だったので確かにこれから増えそうですね。
マーケティング手法や流行りで終わらずに社会貢献活動として根付いていけばいいなと個人的には思います。

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プロフィール

VM Lab 辻井 良一

1983年セールスプロモーションの企画制作会社「株式会社アイベックス」を設立。プロモーション・プランナーとして、「売れる仕組みづくり」をキーワードに、さ まざまな企業の販促キャンペーン、市場導入プラン等に携わる。日本初のネットキャンペーン、キリンビバレッジ社「ネットでFIREキャンペーン」などを手がける。
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25年間プロモーションの最前線で、「売れる仕組みづくり」に携ってきた私、辻井良一(DG&Ibex創業者)が主宰する、「これからのマーケティング」を考えるラボです。
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このページは、tsujiiが2009年8月24日 21:42に書いたブログ記事です。

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