夏の甲子園が始まった。
高校野球はどうしてこんなに面白いのだろう。
贔屓の高校の試合はもちろんだが、縁もゆかりもない高校同士の試合でも、ほんの15分も見ていると必ずといっていいほどどちらかに応援したくなってくる。・・・たいがいは、負けている方の応援に回る。
魔物が棲むと言う9回はもちろんだが、終盤の攻防は、一級一打ごとに手に汗にぎる。
一分の空きもなかったエースが突然乱れたり、名手のグラブからボールがこぼれたりしてドラマが起こる。
今日も、開会式から見てしまったが、三つの試合のいずれもが逆転の試合だった。みんな良い顔をしていた。
皇太子殿下のあいさつに、昭和44年の決勝、青森三沢高校と四国松山商業の、延長18回引き分け再試合の話が出てきていた。皇太子殿下は9歳だったという。
あの試合はすごかった。本当にすごかった。三沢の太田幸司投手は翌日も投げきった。松商の井上は翌日は控え選手にマウンドを譲って、松商が勝った。太田は巨人に行き、井上は確か法政で投げた。6大学野球のマウンドで、よくこのネタでやじられていたような気がする。
この試合、最初の延長18回は本当にすごかったけれど、実は翌日の再試合はワンサイドであまり面白くなかった。
それと比べると、平成18年の駒大苫小牧と早稲田実業の引き分け再試合はすごい。田中マー君と斉藤ハンカチ王子の投げ合いは翌日も続き、再試合でも4-3の名勝負を演じた。田中を温存した駒大の監督が、一回のうちにもう田中を投入したのだから、ほぼ全編二人の投げあいだったわけだ。先日テレビ朝日が、神様に選ばれた試合と題してこの試合を再現していた。改めて感動した。
今年も、思い出に残る勝負が見たい。
(ところで、早稲田の斉藤投手、いま一つ精彩を欠いているように思うけれど・・・大丈夫か?プロのマウンドで、田中との投げ合いはもう見られないのか?)
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