2009年5月アーカイブ
GM・・・アメリカの象徴の破産法申請。
GM、20世紀アメリカの繁栄を象徴した星が、今墜ちようとしている。
2000年頃には100$をうかがっていたGM株が、29日にはついに75セントを付けた。その株を、社の副社長ら高級幹部が、何千万株単位で売り抜けていたと非難を浴びている。とは言え今ではそれでも数千万円単位の話でしかない。ほんのわずか前なら、数億円はおろか、数十億円単位のインセンティブだったはずのものだけれど・・・。
労組が強いと聞く。全米自動車労連、良くも悪くもアメリカ型の雇用と労働者の権利を形作ってきた、古い安寧の仕組みだ。その、強い労組が製造コストを押し上げ、アメリカ自動車産業の競争力を削いだと言う。派遣に代表される安い労働力で、競争力を持った日本車などと比較されることが多い。
それにしても今さらながらに思うのは・・・アメリカ車がアメリカで作られてきていたという不思議だ。脱製造業の国際的アウトソーシングを実践して、空洞化と隣り合わせの効率化を進めてきていたアメリカが、最後まで抱えた国内製造の象徴でもあるのか・・・。詳しくは知らない。
そのGM75セントを横目に、29日NYダウは100$近く上げた。1日にはGMの破産法申請を受けて、オバマ大統領の声明発表があると言う。ある意味ひとつの区切りをなす日になるのだろう。
サブプライムローンの焦げ付きはいよいよ25%に達し、信用度の高い一般住宅ローンですら6%を越す焦げ付きと言う。アメリカ中の住宅ローンの8件に1件が焦げ付いていると言うのだ。
・・・アメリカはどこへ行く? 自由主義経済はどこへ向かう?
内藤大好き!日馬富士も大好き!!
内藤、味のある、いいチャンピオンになってきたな~って感じ。
ちょっとひやひやしたけど、ちゃんと勝ちそうな気で見ていられた。オープンカウント制って、慣れてくると勝敗が計算できて面白いね。
全然かっこよく無いけど、なぜか応援したくなるし、風貌もそれなりに貫禄?(深み?)出てきたな~~。
試合前のインタビュー 「何が怖いって、負けるのが怖いっす。全てを失いますからね、ボクサーは負けると・・・」と、この人が言うとリアリティーが伝わってくる。・・・もっとも、このキャラ。やめたその日からTVで引っ張りだこだろうけど。
ガンバレ!内藤!この調子で、ギリギリのしょっぱい試合でいいから、もう一つもう二つ、あれれ?って気がついたら、防衛十回とか? 粘って欲しいな~。
さて大相撲、この夏場所、終盤面白かった。
14日目、まさかの琴欧州がなぜか白鳳に勝ってしまって、日馬富士が朝青龍を外掛けでなぎ倒したのがドラマだった。
優勝決定戦。がっぷりの相撲で日馬富士が白鳳に勝っての初優勝だったのだけれど・・・この人、横綱になるな。きっと。
初めて三役に上がってきたころ、(軽量で)難しいだろうけれど・・・頑張れば、もしかしたら大関になれるかも?と、応援していた。
関脇を長く続けていたころ、運がよければ大関だガンバレ!!と、ず~っと、謂わば判官びいきで応援してきていたのだけれど、ここへ来て明らかに変わった。 もう文句なしのがっぷり相撲で負けないのだもの。
この人は横綱になると思う。 きっと自分でも、なると決めているのだと感じる。
人間の潜在能力って・・・すごいんだなと、改めて思う。
ノムヒョン前大統領自殺?
この国の政治の未熟性は、歴代の前大統領の末期がいつも雄弁に物語る。
記憶に新しいところでは、全斗煥・盧泰愚と続いた荷台の大腸遼への死刑判決と、その特赦と言うお定まりの図式だ。金大中氏に至っては、就任前からの拉致事件など命のギリギリのところで繰り広げられる政争がある。
僕が知っている韓国は、リショウバンから始まるのだが、朴正煕の戒厳令時代を終焉させて、民主国家の基盤をなしたのが全斗煥で、彼は、韓国民主主義の立役者だと信じ込んでいた。
実際、彼の時代から、韓国は開かれた国になり、観光での観光旅行も盛んになったと言う実感があった。
その全斗煥が、大統領退任後訴追され、死刑判決を受けた時には驚いた。(確定後、特赦にはなったのだが・・・)
さらには、もっともっと温厚な大統領と言う印象だった盧泰愚までが、退任後訴追された時に、はは~これがこの国のルールかと、妙に納得した。
その後時を経て、それらの話ももう過去・・・・と、勝手に信じ込んでいたら・・・・今度は、ノムヒョン事件だ。
さすがに、大人になった国の結末の着け方はどんなかな?と、遠めに眺めていたら・・・・驚きの自殺報道だ。
この国の政治の熟成度に付いて、改めて考えさせられる。
ファザーリングと言う、耳慣れない言葉。
ファザーリング・ジャパンと言うNPOがある。
安藤哲也氏が主宰してここのところ引っ張りだこの忙しさと聞く。
「パパ検定」と言うのもやっている。Blogも実にまめに書いていらっしゃる。
先日ちょっと勇み足気味に書かせていただいた「ちょびエコ」のプロジェクトで、子育て支援施設などに絵本を寄贈したいとご相談した際に、日本フィランソロピー協会の高橋陽子女史に教えていただいてはじめて知った。
その際の彼女の言葉はちょっと心に残った。
「あなた方(男性)は、子育ての苦労と言うと、すぐに母親と思うでしょう。最近は、父親が苦労しているのよ!・・・そう、シングルファザーはシングルマザーより大変なのよ」と。
うううむ、なるほど・・・そう言えば・・・思い当たるケースもいくつかあるし、僕はもう大丈夫だとは言え、もしあの時、もしあのころ、僕がそんな状況に陥っていたら、さ~一体どうしたろうかと思うと、ぶるるっと震えがくる。
スラムドッグ$ミリオネア・・・良かった。
映画「スラムドッグ$ミリオネア」を観て来た!想像以上に・・・・良かった。
最近久々に満足できた映画だった。
不思議な音楽と画面のテンポとが、独特の印象を与えてくれる。
大金をかけて、何も伝えてくれないハリウッドの映画屋さんに、煎じて飲ませてやりたいエキスが詰まっていた。
速いテンポで見せてくれるから、意外と楽に見られるけれど、実は結構深~い問題もえぐっている。
一昔前のインドを知っている人ならなおさらのことだろう。
運命に翻弄されて諍った兄弟が、建築中の高層ビルの上で会うシーン。
ムンバイのスラム街の跡地が、高層ビル街になって行く中で・・・・ギャングになっている兄が「ここが俺たちの育ったスラムの跡だ・・・インドは世界の中心になって行く・・・」と語るシーンがある。
ちょっと印象的なシーンだった。いろいろな思いが頭をよぎった。
エンディングが・・・またいい。
インド映画お約束の集合ダンス&ミュージックのシーンがたっぷりある。
映画館を出るときは、なぜか自然にニコニコな顔になっていた。
例によって不勉強な僕は、この映画・・・ハリウッド映画だと思っていた。
見てみたら、どうも違う。
たまらずネットで調べてみた。 イギリス映画だった。イギリスはインドの宗主国だ・・・なるほどな・・・この映画の深さ訳の一端がわかった気がした。今田から出来た映画なんだ。
この監督・・・ちょっとすごいと思う・・・ダニーボイル。
他の作品も見てみなくてはと思った。
ガンジーの言う7つの罪。
このところ「エシカル」をテーマに、色々と考えていたらふと思い出した。確かインド独立の父ガンジーが、すっごくいいこと言っていたよな~と。
何とか思い出せたので、余計なお世話的にちょっと紹介。
【社会を荒廃させる7つの罪/マハトマ・ガンジー】
・良心なき快楽
・人間性なき科学
・人格なき教育
・労働なき富
・道徳なき商業
・理念なき政治
・犠牲なき信仰
この7つだそうで・・・これって、何だかうううう~~んとうなって、固まっちゃう気分。
つまり人間の強欲「Greed」は、何時の時代も・・・同じか~、そして繰り返してしまう人間の愚。
何だか、考え込んじゃって・・・書けなくなってしまいました。
人口と社会構造。
世界の経済や、食糧事情、エネルギー事情が激変の中にあり、人類は大きな曲がり角に差し掛かっている。未曾有の危機と言えるかもしれない。
メキシコ発の新型インフルの騒ぎに合って、ふと、14世紀の黒死病=ペストの大流行のときのことを知りたくなった。
一昔前なら、本を探しまわって読むところだろうが、今はカンタン! ちょちょっとネットサーフィンすれば、朧な記憶は蘇り、最低限の知識は居ながらにして得られる。
ネット文化のこの安易さや不確実さに関して、苦言や警鐘を呈する人も多いが・・・僕は、85%は賛成派。利便性享受のマジョリティーだ・・・おっと、この話は別の機会に。
で、そのペスト。古くはアテネの時代からとも言われるが・・・やはり、人類の歴史に決定的な影響を及ぼしたのは13世紀、ヨーロッパでの大流行だろう。当時のイタリアやイギリスなどでは、人口の半数から三分の二を失ったと言う。
短期間のうちに人口の半数を失う・・・半分は生き残ったわけだが、半分は死んだのだ。自分の身の回りに当てはめてみて・・・それでは、社会が変わらないわけが無い。既存の秩序は、イヤでも塗り替えられる。実際、当時のヨーロッパでは貴族の農園が労働力を失って、逆に賃金が急騰し、政治の施政者側はキャリア組みを失って、新参未経験者の大量参加が見られたと言う。・・・・こんなことに直面すれば、社会構造はもちろんのこと、当然ながら、人間の人生観も変わるだろう。・・・詳しくはネットなどで・・・いや、正しい書物で。
このペスト菌、元はと言えば中国雲南省辺りの出だとされる。13世紀と言えば、モンゴルのチンギスハーンがヨーロッパを蹂躙した時代で、そうした人とモノの移動が巻き起こしたと解説されている。
新型インフル。感染も早いがニュースも早い。
メキシコで発生した新型のインフルエンザ(豚インフルとはもう呼ばないらしいが)が、世界に広がっている?
こうしたインフルエンザが、世界に広がって恐れられた例としては、スペイン風邪だろうか? 1918年、マルセイユ辺りで発生?ヨーロッパ遠征の米軍兵士に感染して世界中に広がり、世界で推計6億人が感染し、5,000万人の死者が出たという。パンデミックと言うそうだけれど、世界中に広がって、当時の世界の人口約15億人の40%にも及ぶ人たちが感染した。何よりも5千万人の死亡者とは怖い。・・・・ペニシリンなどの抗生物質が誕生する前だった。
(ちなみにスペイン風邪と言う名前の由来は、当時のスペイン王室で被害者が出て有名になったからで、スペイン発祥ではないそうだ)
次がホンコン風邪? 1968年の大流行で、ここからは僕にも記憶がある。世界での死者は100万人と言うから、これは、病原菌が弱くなったのではなく、医学が進歩した結果だろう。 続いてソ連風邪、近頃ちょっと怖かったのは鳥インフル、サーズ。
さて今回のメキシコ風邪? (と言う名前は着かないだろうが) この時代、感染の広がり方も早いが、なんと言ってもニュースが早い早い早い。疑いのある例が見つかったと言うだけで、日本中のニュースになり、違ったと発表されて校長が泣いてしまったかと思うと、またまた疑いが発表されて、また違ったと。
知識の広がりも早い。WHO、レベル6=パンデミックなどの言葉は、今、常識クイズをやったら100人正解だろう。あの高校のカナダ研修旅行の行程もすっかり有名になった。
感染症の早さと言えば・・・僕の記憶に残るのはコロンブスのアメリカ大陸発見1492年と、梅毒の日本上陸1512年と言う話。・・・すごい早さだな~と、学生の当時感じたのを今でも覚えている・・・もっとも、まだ、新幹線が走ってなかった時代?かも・・・。
いや~、感染も早い、情報も早いが、月日のたつのもこれまた早いな~~(笑)。
卓球ニッポン!
このところ12チャンネルの卓球・世界選手権に見入っていた。
卓球は、PING PONGと言うといかにも温泉の風呂上りの余興だけれど、Table Tenis と言うと、なるほどなと思う。
あの小さな台をはさんで、150Kmを超えるスマッシュのやり取りだ。ラリーは本当に見ごたえがある。神業と思ってしまう。
反射神経と瞬発力と持久力、そして一瞬の判断力と大きな戦略性・・・見れば見るほど、これはすごい競技だと、改めて感じる。(まあどの競技もプロの世界はそうなんだけれど・・・)
平野と福原の、シングルス早々の敗退はちょっと残念だったけれど、それ以上に新しい若い選手達の躍進に元気付けられた。
男子では松平健太18歳、丹羽孝希14歳、女子では石川佳純16歳と、十代の有望選手が続々だ。
さすがに中国の壁は厚く、宿敵?韓国もここでも強いが、ニッポンも全く歯が立たないと言う負け方ではない。こうした若い選手の台頭を見ていると・・・いつかは?と言う期待を抱かせてくれる。
頑張れ日本の卓球!
と、テレビでの応援を終わって何気にTVをつけていたら、今度はあの松岡修造が、目を吊り上げて檄を飛ばし、子どもたちを叱咤しているシーンに出くわした。SHUZO CHARENGE、松岡修造主宰の少年テニス英才教育塾の様子だった。
僕にとっての松岡は、現役時代は最後の方でちょっと頑張ったけど残念だった男子選手・・・だったのだけれど、その後のTVでの様子を見ていてすっかり大好きになってしまった人だ。聞けば、本当に裏表の無い好人物だと言う。あの熱さと、どことない育ちのよさのようなところが憎めない。(比べては悪いが、鼻につく森田健作の熱さとは好対照だ)
その松岡が、年端も行かない(12歳の)小学生を相手に、厳しく怒鳴り飛ばしている様子を見て、正直最初は驚いた。じっと見ていると判ってきた。「君らは大変な道を自分で選んだ・・・世界に通じる強さに向かえ」と、渾身の思いをぶつけて向き合っているのだ。
昨日のテレビでは、その塾から、全日本小学選手権で1位と2位になった少年が2人、あの盛田ファンドでアメリカ留学に旅立った。あの、錦織やシャラポア達も育った世界一のテニススクールだ。
1000円高速道路の功罪。
よく判らないばら撒きの助成金(@12,000円)よりはまだましかな? と感じた高速道路1,000円ポッキリ!の、この奇手の影響は予想以上に大きかったようで、高速道路の利用は確実に増えたと聞く。
その結果、従来とは少し違った渋滞の発生なども報じられている。
制度の評判は、やはり結構賛否両論のようだ。
反対意見の大半はこの二つ。
1.ただでさえ混雑する休日の高速道路の更なる混雑は、考えただけでもうんざり。実際にも大迷惑。
2.お休みが土日じゃない国民も多いのに、不公平。
僕の敬愛する論客、キャピタリストの辻さんもブログに書いていらっした。→http://blogs.itmedia.co.jp/tsuji/
確かに、平日こそ下げて利用の底上げを。
そうすると、平日お休みの個人はもちろんのことだけれど、今度は、業務用の輸送コストの削減にもなり・・・そうなると、ロジスティック系のコスト構造が変わり・・・そうなるとどういう影響がでるのだろうか?? あれ?結構難しくなってきちゃった。
さー、いよいよ連休だ。
1000円高速の渋滞はどこまで伸びるのか?
そして、ニュースの扱いはどうなのだろうか?
興味深い・・・と言うとちょっと不謹慎かもしれないが、僕はこの頃少しそんなさめた気分でマスコミを見始めている。
ニッポンの世論形成の構造が・・・少し変? イヤ、相当におかしいと思いながら、各局のNewsを時間でリレーしながら見てみる。
・・・・でも、このニュースサーフィン、実は余りおすすめしない。
日本のNewsは何本見てもほとんど役に立たない。マスコミの論調は、何時もほとんど一様で、常に多きにつくだけだから・・・。
背景を掘り下げたり、隠れた問題を穿ったり、構造的な矛盾に言及するような深堀はほとんど皆無だから。


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