ユニクロのエネルギー。

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GW前半の休日に原宿・渋谷と銀座の歩行者天国をぶらついてみた。

原宿、明治通り沿いの旧ユニクロが、UTというTシャツ系の専門店に衣替えしたのは知っていたけれど、足を踏み入れたのは初めてだったのだが、先ずここで、”何か”を感じた。

何を感じたのかは一言で言えないままに、さらに足を伸ばして裏通りから渋谷方面へ、パタゴニアの周辺、いわゆる”裏原”のファッションが”シブヤ”に繋がって行く一帯・・・。そこにはまた一つのカルチャーがあった。

その日は、明治通り沿いのH&Mの並びにFOREVER21がオープンした日で、そこには長蛇の列だった。

一転、銀座へ。歩行者天国の中央通、松坂屋の向かい側のユニクロへ。

人人人人人・・・・まさに老若男女が押すな押すなの大賑わいだ。レジ前には、カゴ一杯に収穫物を詰め込んだ人の列だ。目的来店、目的消費。まさにコンビニやスーパーで、今必要なものを買う消費行動と全く同じリズムで、ファッション(と言うべきか、衣料品と言うべきか・・・)の消費がなされている。

Men’sのワイシャツが990円~3000円。ジャケットでも3000円台からだ。僕がまだ若いサラリーマンで、当時の月給が10万円だった頃でも、ワイシャツは5000円近かったし、ジャケットやスーツは当然ながら何万円もした。

これは、中内さんがやった価格破壊ではない。むしろ新しい消費文化の創造といえる快挙だ。

ユニクロはもはや、日本人の日々の生活に完全に取り込まれている。スーパーやコンビニや100均と全く同じに。或いはそれ以上に。

柳井さんの鼻息荒い会見、ユニクロのステートメント発言と上方修正の発表を思い出した。そして上海のH&Mとユニクロの店舗を思い出した。

ものすごいエネルギーの充満するユニクロの店を出て、よく晴れた中央通りで深呼吸。

見渡せば、歩行者天国を行き来する人々の何人かに何人かが、三越や松屋の袋ではなく、ユニクロとH&MとZARAの袋を持って、楽しげに歩いていた。

もちろん、カルティエやヴィトンの袋も多いのだけれど・・・・ユニクロとH&M.千円台のファッションは日本人の暮らしを変えつつある・・・と、実感した。

 

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プロフィール

VM Lab 辻井 良一

1983年セールスプロモーションの企画制作会社「株式会社アイベックス」を設立。プロモーション・プランナーとして、「売れる仕組みづくり」をキーワードに、さ まざまな企業の販促キャンペーン、市場導入プラン等に携わる。日本初のネットキャンペーン、キリンビバレッジ社「ネットでFIREキャンペーン」などを手がける。
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25年間プロモーションの最前線で、「売れる仕組みづくり」に携ってきた私、辻井良一(DG&Ibex創業者)が主宰する、「これからのマーケティング」を考えるラボです。
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