キムヒョンヒ、あの事件から20余年。
キムヒョンヒ元死刑囚 (実は、上手く言えないけれど・・・なぜか僕は、この二十年、キムヒョンヒの密かなファンなのだけれど・・・・) あの大韓航空機爆破テロの元北朝鮮工作員が、久々にマスコミの前に登場して、拉致被害者家族と面談。田口八重子さんは生きている。横田めぐみさんも死んだとは考えづらいと・・・・。
これはけっして、彼女の突飛な意見などではなく、事情に詳しい関係者の間では”既に常識の事実”の追認発言であるはず。
日本のマスコミの対応も実に冷静で、「従来の認識の追認のレベルですね」と・・・だったらこの十年の、マスコミの姿勢はなんだったのだろう?
それにしても・・・と、考え込まされてしまう。
この十年、日本がどんなにジタバタしても、拉致問題は国際社会では万年の低プライオリティー。キムジョンイルの田舎芝居に付き合わされて、なすすべもないままだ。
それにも増していえるのは、かの韓国自体が、実質500人1000人と言う拉致被害者問題を抱えているというのに、そのことは国際社会では全くと言っていいほど取りざたされてきていない。
一国の政権が選択する外交姿勢が、問題カードの出し方の順番を決める。
今回のキムヒョンヒ面談が実現したのは、韓国の現政権が10年ぶりに、対・北強硬路線をとっているからなのだろうが・・・政権の外交姿勢がどうであれ、事実は事実なはず・・・・。ううううむ。でも、実際はそんなものなのかも・・・と、思うと空恐ろしくなってしまう。
つまり、民意や世論などと言うものは、政権の意志で如何様にもコントロールされてしまうものなのだな・・・と。
そういえば、広告や宣伝の世界にも、それに近いことはいくつもある。
神のみぞ知る”真実”は一つしかない。しかし、人を動かす”事実”はいくつもある・・・と、言うことか。
キムヒョンヒ事件、拉致問題・・・今この瞬間に僕がそれらに付いて信じている”事実”が、正真の”真実”と合致している可能性は、ほとんどゼロ%と言えるほど低い訳だ。
人の世とは、結局そういうことか・・・と、 おや?話がおかしな方に行ってしまった。
酔っ払いの生半可哲学は、食えない食えない。
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