シャープの意志。
正月、久々のTV三昧で、箱根駅伝から、女太閤記、お笑いの特番まで数々の番組を観た。
せっかく興が乗ってきたところに、いやおう無く割り込んでくる数々のCM。脈絡無く、騒がしく、手前勝手なCMのノイズには、改めてうんざりさせられたが、そんな中、記憶に残ったのはシャープの「ソーラーカンパニー宣言CM」だった。
~いよいよ世界は、油田の時代から太陽光の時代へ~シャープは世界が求めるエネルギーメーカーになって行く~
オー・ソレ・ミオの曲を背景に、吉永小百合が宣言メッセージを読み上げるように語るこのCMには、いくつかのことを感じさせられた。
一つ:~救うのは太陽だと思う~ メッセージが問いかけている問題は・・・その通りだ。
二つ:~シャープはエネルギーメーカーへ~ シャープよ、そこまで言い切っていいのか? そこまでの、大きな意志と決断に基づいての発言か?(それとも、クリエイティヴの先走りか??)
三つ:言動は一致するのか? 現在既存の構造の中には、社会に仇する部分を、まだ残しているのではないのか?
ただ、それにしても何にしても・・・マリンちゃんに会えますようにとか、初売り半額とかの、刹那的なCM郡に比べれば、群を抜いて輝きに満ちていたように感じる。
新しい価値を認識して、そこへ向けて舵を切るとき、既存の体制矛盾はいくつか残るのは致し方ないだろう。シャープが喧伝するクリーンエネルギーの亀山工場に関しても、きれいごとの裏をあげつらう話には事欠かない。
しかし、重要なのは「意思」だ。新しい価値に向かって、走り始めるぞと言う意思が貴重だ。そして、それを勇気を持って宣言することは、さらに意義深い。
このCMからは、混沌を抜け出し、次を創りあげようと言う意思を感じた。一皮向けた、日本の企業の”これから”を示す一つの姿を感じた。
今年のシャープを見つめて行きたいと思った。
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