nepia千のトイレプロジェクトに学んだこと。
昨年の7月1日から10月31日までをキャンペーン期間として実施した、僕らの手作りCSRプロジェクト「nepia千のトイレプロジェクト」。スタートまでと、実施期間中は、まさに新しい経験づくめで、ハラハラしたり、バタバタしたりと大変を絵に描いたような騒ぎだったが、無事に、と言うか、期待以上の大成功で終わらせていただくことができた。
いや、終わらせていただくという言い方はなじまない。
これは、やってみて初めて実感できたことなのだけれど、このプロジェクトに終わりはない。いや、むしろ、今ようやく本格的に始まったと言うのが正しい。
人の善意に語りかける社会貢献型、取分け、購入と結びつくコーズリレイテッド型のキャンペーンは、それを発信する側の姿勢と自覚には、相当なものが必要だと、頭ではわかっていたのだが、ここまでのものとかと、やってみて初めて気づくことがたくさんある。
キャンペーンの後半で、Web上での簡単なアンケートを実施させていただいた。趣旨に照らしても、余り大げさな謝礼やプレ
どこでお知りになられたか?とか、このようなキャンペーンは好感が持てるかどうか?とか、簡単なマーク式回答4問に、中には書いてくれる方もあるかと、任意のOPENアンサーを加えておいた。
なんと、なんと!なんと!!
回答者の70%以上の方が、びっしりとOPENアンサーに書き込んでくれていたのだ。
それも、単なる一言二言の感想程度ではない。
どの人もどの人も、自分の暮らす毎日と、途上国のトイレと水の問題に関して深い思いを寄せ、これからも、もっとたくさん、もっと着実に、誠意を持って続けて欲しいと、現地の様子や、寄付によるトイレ作りの実際などをぜひ報告して欲しい。と、実に真剣な思いと意見を書き込んでくれていたのだ。
僕らは、勇気付けられると同時に、責任の重さを噛み締めなおした。
そしてこのプロジェクトは、情報を発信し、寄付を集めるところを一生懸命にやるのはもちろんだけれど、それ以上に、集まった善意の行方=成果の報告こそが肝心なのだと気づきなおした。
プロジェクトリーダーの今さんと、取材陣は東ティモールに雨季の迫る12月に、再び現地へ飛んだ。4月に、僕も訪問させてもらった支援対象の村(その村にはトイレが無かった)を、もう一度訪ねた一行は、またまた熱い歓迎を受けたという。村人が総出で進めるトイレ作りの様子や、村人達の喜びの声もたくさん取材させてもらって帰ってきた。この様子は、プロジェクトのHPに速報で上げてあるが、今後も、詳細の報告キャンペーンを予定している。
そうして、2009年の「千のトイレ第二弾」へ!
東ティモールでは、まだまだ多くの人々がトイレの設置を必要としている。この国が力をつけ、自力でそれらの対策が打てるようになる、あと数年の間。
そして世界に目を向ければ、今なお、毎年150万人の子どどもたちがトイレと汚れた水の問題から下痢を起こし、脱水症状に見舞われて、尊い命を落し続けているのだ。
プロジェクトは終わらない。CSRはブームではいけない。
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年初からずーっと拝見してます。
いろいろ読ませてもらってますが、共感しきりです。
今年は旧来型の価値観が大きく崩れ、共感、共生の真の時代を告げる現象が頻発するように思えてなりません。まさに「change」の時なのでしょうね。
そんなことをここ最近つらつら考えている時、辻井さんの新しいCSRの考え方、正にそううことだよな!と膝を打った次第です。
今回の「ネピア」にしても、オープンアンケートでこれだけの解答が寄せられる、それもおざなりのコメントではなくということですね。
それは多分書かずにはいられない突き動かされるような思いが(かくいう、このコメントもそうですが…)そうさせたのでしょう。
これからのいろいろ、すごく楽しみにしてます。
市川さん! ご無沙汰です。何処へいっても不景気な話ばかり、地下鉄の中吊りで週刊誌の見出しを読んでいると、この国、本当に沈没してしまうのかな?と。テレビのニュースも、派遣村とか生活保護とか・・・。マイナス方向の話題ばかりですね。でも、それらは何も今急に起こったことばかりではなくて、この十年の間に内包していた潜在リスクだった訳ですよね。無限成長前提の資本主義は、どこかにバブルを作ってゆかないと成り立たない訳だから、世界の価値観を変えないと、100年毎?いやきっと、10年ごとにこうした挫折が巡ってきて当然なんですね。人は馬鹿だから、また忘れて酔っ払う?その反面、人は意外と賢いから、スッカラカンとパ~にはなりゃしない~~ですかね。