ドバイ・・・バベルの塔の早すぎる崩壊?
先週末、何気にTVを見ていたら、中東のバブルシティー・ドバイを取り上げた番組に出会った。
一泊3,000ドル以上の部屋ばかりのホテルと言うだけでも常軌を逸していると思っていたら、今度は一泊30,000ドルのスイートができて、OPENセレモニーの一夜に2,000万ドルだという。
しかしそのドバイが、実は速くもバブル崩壊の危機に蝕まれつつあり、不動産の流通に大きな停滞が見られるという。
パイナップル型に形どられた埋立リゾート。バベルの塔のような500メートル超のビル。ドバイの人工海岸には、欧米のリッチマンたちのヨットが並びひしめき、美女が闊歩すると聞いていたが・・・華やかな表向きの裏側では、どうも、かなり真剣にダウントレンドが同時進行中の様相だ。
無理もないかも知れない。世界恐慌のこのご時勢だ。さすがのバブル紳士達も、ちょっとは考え、浪費にためらう事情には事欠かない。・・・ドバイのバブルに多少の陰りが出るのも当然だろう。
21世紀のバベルの塔は、完成も見ずに崩壊するのか。
だが、しかし、それでも、やっぱり、きっと・・・・中東のオイルマネーの勢いは、この四半世紀は揺るがないだろう。その勢いに群がる世界のマネーも、中東を除いて、さて何処へ行けばいいのやら・・・消去法で考えても、中東の景気は世界をリードするはずだ。ドバイのバベルが、一気に崩壊することは無いと思う。多少の見込み違いには見舞われるとしても・・・・。
バベルの塔の教えは尊い。人間はいつもやり過ぎては懲りる生き物だ。いや実は、懲りずにまた繰り返す生き物なのだが・・・。
世界を牛耳った、あのCitiが大幅な縮小だという。米国流金融ビジネスはわずか四半世紀の謳歌の後に、世界にばい菌を撒き散らし、多大な後始末の労苦を押し付けて一線を引いた。
今や世界のお荷物に成り下がった訳だが、この四半世紀にあなた方がやったことの後始末の負荷は大きい。
だがまあ、しょうがないか。世界が、彼らの幻術に踊った結果だ。皆に責任がある。
だがそのCitiの政府救済依頼は、デトロイトのビッグ3が政府の援助を求めている様子とは一味違う。
やはり大きな矛盾を感じる。
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