広告業界の悲鳴。
あちこちで恐ろしい話を聞く。
大手広告代理店の扱い高と利益の水準が、前年比でとんでもないことになっているようだ。
ネット広告の世界はさらにひどいとも???
新聞、雑誌、TVのメディア界でも・・・今ならとんでもない値段で枠が出てくるとも聞く。
そも、「広告」とは一体何(だったの)だろう。
他社がやるから当社もやらなければ、よそがやる前に当社が機先を制すれば・・・・・・。
では、みんなで一斉に、一回全部止めてしまえば・・・・売上はどうなるのだろう?
決して、ZEROになるとは思えない。
おそらく、現在までに培われてきたブランドの実力に比した割合で、それぞれに売れるのだろう。
前回の「今時CSRなんて気取ってる場合か?」の疑問に戻る。
では今時、タレントにっこりの広告や、オマケ付きの販促策に知恵と力を使っている場合だろうか?
「広告は虚業だ」と言われつつ、虚構の上に仇花が咲き誇る時代が続いてきた。
今、まさに、その虚構の構造が崩れつつある。
みんなで一斉に、一度全部止めてみた時、本当に必要で、有効な広告の姿が浮かび上がる。
媒体の価値と効果も自ずと見え、利用価値基準の適正価格が導き出されるはずだ。
90年のバブルの後に、不動産価格が投資価値基準から利用価値基準に大きくシフトして、新しい秩序が生まれた。(もっともその後に、またまたバブルがやってきて、またまた崩れたのだけれど・・・・)
広告と媒体の世界にも、そんな基準の見直しがやってきそうだ。そんな時に、本当の広告会社の役割は何だろう?本当のマーケティングの課題は何なのだろう?本当の、メーカーの使命とは何なのだろう?
痛みの中で、真理に近づく時かも知れない。
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