TVCMに最近の傾向を感じる。

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ふと気がついた。

ペプシNexだったっけ?さまざまなタレントが代わる代わる登場して、等身大(超身大?)のペプシの横で、こいつはうまい系のコメントを語る。

どこかの毛染め材のCMもやはり、タレントと等身大の商品パッケージだった。

商品パッケージの露出狙いが激しいのは、TVと言うメディアのリーチ効果の大きさへの理解と、反面ではその理解形成効果の限界を知ってのことだろう。

 

只今夜11時半。先ほどから延々とハイテンションのSPOTCMが続く。

正直言って・・・見ているのが辛い。目と耳に辛い。

TV嫌いになる理由のひとつだ。新聞ではこの被害にはあわずにすむ。

リーチリーチリーチ。とにかくこの商品を買って欲しい! BuyMeメッセージの連呼連呼だ。

1990年代の不況時を思い出す。

それまでの上昇機運の時には、美しくメッセージ性豊かな広告が多かったのが、一気に「チラシ風」のハードな広告にシフトした。

例えばクルマの広告が、気取ったイメージ広告から、安売り合戦の企画広告、展示会広告に一変した。

気がつけば今がそうだった。

バラエティー系の番組の多いこの時間帯に挿入されるSPOTは、どれもみな前後の脈絡などにはお構いなし。わが社の商品を買え買え買え!の連続だ。出稿する側の割り切りと言ってもいい。TVの役割はここまでだと。

広告の二極化を感じる。

一方の流れが、こうしたリーチオンリーの商品広告と言う割り切りの流れ。

もう一方の流れが、いわゆるCSR系の企業イメージ広告の急激な増加だ。

だが・・・・・どちらにも早晩限界が来ると感じられる。

15秒では人は何も理解できない。

TVと言うメディアの広告効果の理解と使い方を、根底から変える必要が迫っているように思う。

 答えは・・・・コンテンツだ。

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プロフィール

VM Lab 辻井 良一

1983年セールスプロモーションの企画制作会社「株式会社アイベックス」を設立。プロモーション・プランナーとして、「売れる仕組みづくり」をキーワードに、さ まざまな企業の販促キャンペーン、市場導入プラン等に携わる。日本初のネットキャンペーン、キリンビバレッジ社「ネットでFIREキャンペーン」などを手がける。
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25年間プロモーションの最前線で、「売れる仕組みづくり」に携ってきた私、辻井良一(DG&Ibex創業者)が主宰する、「これからのマーケティング」を考えるラボです。
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