原丈人氏の言う「公益資本主義」。
原丈人氏が「公益資本主義」を唱えている。
読んで字の如しで、詳しくは語らなくとも何となく、その主張の中身は、今なら誰でも感じ取れるのではないだろうか?企業のCSR専門誌「オルタナ」にも連載中で読めるが、まさに正しい主張だと共感する。
この考え方は、決して原氏の独創ではなく古くからこれを唱える学者などは大勢いたのだが、今、氏の主張はまさに時を得ているし、原氏の場合、何よりも行動を伴っているのが素晴らしい。彼は自ら動き、賛同者を集めてそれを実行する覚悟で臨んでいるように感じ取れる。
リーマンは破綻、AIGはFRB救済と決まったが、アメリカの金融機関はどこも瀕死の重態と聞く。
米国発の”金融テクノロジー”は・・・怪しの幻術だったのだ。
と、今世界中が知った。利益至上の資本の原理は結局どこかで行き詰まることが、今次々に証明されようとしている。AAAの世界一の保険会社が・・・一転破綻で政府管理下では、格付け機関の格付けも一体どんな意味があるのか・・・むしろ百害あって一利無しではないか。
日本の金融機関は、ここ数年叩かれ続けてきた。米欧の金融機関と比べて進歩がない。工夫が無い。挑戦がないと。
バブルの呪縛で動けなかったのだが、それが塞翁が馬で今回のサブプライム問題では直接的な被害は小さい。小さいのに、株価は急降下だ。
世界は狭くなった。
一国だけが健在で、一国だけが凋落と言うような単純な構造にはもう戻らない。
誰かがどこかで風邪を引くと、世界中に伝染してしまう。
全ての市場のプレーヤーに、社会を思う「公益」の自覚がなくては共倒れが待っている。
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 原丈人氏の言う「公益資本主義」。
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.vmlab.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/239


コメントする