リーマン破産。AIG株10$割れ。僕らは凄い時代を生きている。
サブプライム問題とひと括りにに言われるが、それだけではない。
アメリカが世界に撒き散らしたババ抜きのババの付けが、一気に噴出して世界の経済を揺るがしている。
ポッと出の新興国アメリカが、世界の用心棒兼世界の銀行兼世界の裁判所兼・・・・およそ全ての権力把握に手を上げたのは第二次大戦後の1945年。誰も止められない勢いだったのはわかる。
それからの冷戦の時代半世紀。
1990年か?ベルリンの壁崩壊。ソビエト連邦崩壊=共産主義の敗北・・・・自由主義経済の完全世界制覇だ。
こう考えると、一番悪いのはあのゴルビーか?と思いたくなってしまうほど共産圏との戦いに、戦わずに勝ってしまったアメリカの、障壁ゼロの環境での、その後の十余年の暴走の付けは大きい。
最初はITと、知財や特許のルール押し付けだったように思う。そのときも横暴だったが、その後が極め付けだった。
金融テクノロジーの暴走だ。
こいつは今までのワルとは質の違うワルだ。なにしろ自分自身はひとつの価値も生み出さない。ハイエナのように腐臭のするところに集まってきては去って行く。巨大化し、それ自身が意思を持ち始める。SFのアニメじゃないけれど、巨悪による世界征服の意思だ。その先に何のビジョンも無い悪が、世界を席巻する悪夢の時代だ。
アメリカがそれをやったのではないと言い張るかもしれない。巨悪の元の元はオイルマネーだと。或いは無国籍の、マネーの意思しか持たないマネーの仕業だと。
だがしかし、そのマネーが暴走するルールと枠組みを作ってしまったのはアメリカに他ならない。
コロセウムに自ら放った猛獣に、食い殺されるのだ。君だけならいい。僕らも一緒にだ。
何しろ、自分勝手にルールを決めた新しいゲームに、次々と世界を巻き込んで舞い上がり続けて来たのだ。支えの無い独走だったから堕ちるのも早い。
おバカブッシュの二期8年の終わりがアメリカンバブルの崩壊で、世界がオオワラワ。
今回のバブルの大きさは、日本のバブル崩壊の比ではないと聞く。あれだけの広い国土で、不動産価格が10年で3倍に達していたのだというから、バブル崩壊の波動の大きさは想像がつく。信用収縮のケタが違うのだろう。
これは、アメリカが仕掛けた経済世界大戦の崩壊だ。
我々は、実弾の飛んでくる戦争に駆り出された実感が無いから、何となくピンと来ていないが、彼らは世界をとんでもないところに連れてきてしまっている。この戦争の代償は大きい。
時を経て、いつか落ち着くなら今度こそ、持続性のある構造に着地して欲しい。
それが出来ないほど、人間は・・・・そんなにバカな生き物か?
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