東ティモールの子どもたちを思い出した。
先週、渋谷東急文化村のギャラリーで「東ティモール写真展」の立て込みに立ち会った。東ティモールに同行したメンバーも多く一緒になった。
小林紀晴さんが選び抜いた作品が、パネルに焼かれて展示された。
プロジェクトのメインビジュアルになっている、カメア村の学校での集合写真が、大きな大きなパネルになった。小さな写真ではわからないところまでが良く見える。一様に明るい子どもたちの笑顔と見えていたものが、一人ひとりの人間になって見えてくる。
この子はこの朝家族とどんな言葉を交わして学校に来、我々とであって何を思ったのだろう。学校帰りの道すがら、仲間たちと何を語らったのだろう。
そしてもしまた来年、ここを訪ねることができたなら、僕らは彼らに会えるのだろうか? 彼らは僕らを覚えていてくれるのだろうか?
この国が羽ばたき、彼らが成人して世に出る頃、この学校はどんな風になっていて、どんな子どもたちが学んでいるのだろう。そして、この子は、この子は、この日のことを覚えているだろうか?
大きく引き伸ばされた写真の、子どもたちの「瞳」に、色々なものが映っていることを今さんが僕に教えてくれた。そう言われて、一枚一枚見直すと本当だ! 道が映っている。人が映っている。空が映っている。
目はいろいろなものを映すのだ。写真は、そこまで捉えるのだ。
プロジェクトも半ばを迎える。東ティモールを思い出した。
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