新疆ウイグル地区のテロ報道に接して。
何気なく開いた日経ネットで、いきなり中国・新疆ウイグル地区、カシュガルでの爆破事件の報道に接した。
国境地帯というだけで、パキスタン国境なのか、キルギスタンなのか、どの国との国境なのかすらもまだ書かれていない。
ここは、この5月に10年ぶりに行って来たばかりのところだ。僕の頭の中では、ロマンチックなシルクロードの印象しかなかった。
初めてここを訪れた人は異口同音に言う「ここが中国?」と。
その通り、ここは、文化の上では純然とした中央アジアのイスラム文化圏であって、決していわゆる”中国”ではない。
素朴でのどかなイスラムの片田舎だ。そこに石油が出て、今は開発の嵐の中で、中心地にはホテルが出来、漢人のビジネスマン達が忙しく、喧しく走りまわり始めているのだが・・・それでも街には羊が同居し、田舎道ではロバ車が行き交うのどかな風情の感じられるところだ。
しかしそののどかさの奥に、強者による搾取とそれに反発する独立の気運がぶつかり合っている。
やはり、爆弾を抱え込んだ地域であることは隠せない。
それが、今・・・・・・か。
あの景色と空気を思い出すにつけ心痛む。
資本主義の世界は・・・何処へ向かおうとしているのか。


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