2008年8月アーカイブ

広告は何処へ行く?

先日、ある大手新聞社系の方とお話しさせてもらう機会があった。ここへ来て、広告の出稿がさらに一段と落ち込んで慌てていると。前代未聞の落ち込みようだと。

さらにまた大手広告代理店の方と、代理店の売上と利益の見込み数字に付いて話す機会もあった。大手でも売上が前年90%台。と言うことは、利益ベースで見ると落ち込みはさらに激しく、実情は80%台ではないかと。

理由は簡単だ。広告を出したからといって売れる気がしないから出さないのだ。

競合のA社が広告を減らしてくれれば、B社、C社は喜んで一緒に減らす。それでも市場のシェアは変わらないからだ。

赤信号もみんなで渡れば怖くない。広告なんぞ出しても出さなくても、大勢に影響はないのだ。

では、広告は何処へ行く?

広告は・・・マーケティングに向かう。

正しいブランドのサスティナビリティー競争に向かう。

目先の刺激ではなく、将来を見据えた事業の在り方の洗い直し競争が始まっている。

そして、本当にメッセージしたいことが出来た時、その広告は届くと思う。

一方で、広告代理店は6兆円の広告費の枠を超えて、総額13兆円と言われるマーケティング費(流通対策費7兆円を含む)全体の領域での対応に舵を切る。

華麗なフィギャースケートのような、広告の孤高の時代は終わろうとしている。

真に価値あるものを、真にそれを欲する人の元へ届ける。それがマーケティングだ。

AGCYはそれをサポートしなくてはいけない。

できるかな???

政治がキナ臭くなってきた。

民主党代表戦を前に、数人が離党して新党結成と?

不勉強な僕はNewsで聞いても名前と顔が浮かばない人たちの決起だ。

早ければ11月に総選挙か?の声も聞く。

自民が勝っても、参院とのネジレは向こう6年間は直らない。

民主が勝ったら・・・どうなるのか? 停滞から脱出して、日本が一気に良くなる!!・・・とは思えない。

結局のところ今の日本は、「選挙」だけでは政治は変わりきれない局面だ。

「選挙」ではなく、「政治」でもなく、「政局」が必要だという。・・・不思議な世界だ。

 

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オバマ氏が正式に、民主党大統領候補に指名された。ここへ来て逆風が強いという

黒人がわのマジョリティーから見れば、夫婦揃ってエリート過ぎ、自分達との一体感に欠ける違和感。

白人から見れば、いかにエリートとは言えやはり黒人と言う壁。

変化への期待と不安からのジレンマ。

だからと言って・・・マケインでいいのか?

アメリカも悩ましい。(が、どっちになってもブッシュ坊主よりはマシだろう)

ロシアはさっさと南オセチアの独立を承認した。

アフガニスタンでは人道活動家の日本人があっさりと殺された。

繰り返すが、地球には新たなルールが必要だ。民主主義?(自由主義)は、不完全さが露呈してきている。

朝原の銅メダルに、改めて拍手。

北京五輪が終わった。

日本のメダルは、多かったのか少なかったのか?

・・・・結構多かったじゃないか!と僕は思う。(国力に比して、韓国と中国が多すぎるのだ)

数々の感動の場面が思い出される。アスリートって・・・”いいな!”と思う。もちろん、その感動の瞬間の為に払う努力と犠牲は我々には計り知れないのだろうけれど、あれほど爽やかに、何もかも忘れて喜べる瞬間は、普通の仕事人にはなかなか無い。少なくとも僕はいまだ経験したことが無い。

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男子100m×4のリレー。銅メダルの瞬間の朝原の喜びようは・・・・ステキだった。

もちろん全員頑張っての結果とは言え、アンカーのプレッシャーは計り知れない。良くぞ3位に残ってくれた。4位とはやはり月とスッポンだ。朝原にはアンカーが良く似合う。そう言う何かがある男だと思う。

アメリカやトリニダードなど上位チームの脱落と言うラッキーはもちろんあった。でも、リレーなんだからバトンワークが勝負なのだ。これは正真正銘の世界第3位だ。堂々と胸を張っていい。

朝原がインタビューに答えていた「銅メダルを取ったというより、銅メダリストになれたと言うことが・・・」と。

その気持ちすごくよくわかる。これにかけて来てよかったと自分を振り返っているのだろう。今回の五輪出場は危ぶんだ人が多かったろう。最後の最後に調子を上げて見事出場。誰が考えてもこれが現役最後の晴れ舞台だろう。最後の最後に花を咲かせられるのはこの人の強運のなせる業だ。

TVでは奥さんが本人以上に喜んでいた。いい話しだ。・・・・僕は、努力した人が報われる話に弱い(涙)。

女子のソフトボールも感動だった。NHKで解説していた宇津木前監督の悲鳴が凄かった(こんな解説初めてだった)。放送終了前に解説者席を飛び出してナインに抱きついたという。気持ちはわかる。ソフトボール最後の五輪で初の金だ。上野投手の3連投3連勝に無条件の拍手!!!

昔々の西鉄ライオンズ稲尾投手、日本シリーズでの対巨人、3連敗からの4連投4連勝の神話を思い出した。(神様、仏様、稲尾様)

感動の2週間だった。オリンピックは4年に一度と誰が決めたの?2年に一度くらいやって欲しい。それだとやっぱり”格”が落ちちゃうのかな? でも、4年のサイクルに泣く選手も多いよね・・・そこがいいのかも知れない。あの北島でさえ、この4年間の中に大きな浮き沈みのリズムがあったと聞く。それがあの100mの涙になったのだ。「再びこの場に戻れると思っていなかったから・・・」とまで言わせていた4年間だ。重たい。

さー、次はサッカーWCだ。・・・・ガンバレよニッポン!!!!

CSRとサスティナビリティーは紙の表裏の関係。

バリューマーケティング研究所を立ち上げて以来、CSR系の仕事に注力して来てさまざま学ばせていただいた。

企業のCSRは、初期の名目的な段階を経て、今、第二段階に入ろうとしているとひしひしと感じる。

この仕事をしていると、さまざまな企業の方々とお会いして課題を共有させていただくのだが、昨今は・・・と言うか、今年に入ってかな~、企業側のCSRの意識が、明らかに自社のドメイン上での実現と言う方向にシフトしてきているのを感じる。

それが正しい。それこそが正解だ。

つまり自社の事業そのものが、社会的な責任の上に成り立つ構造こそCSRであり、それは取りも直さず、自社事業のサスティナビリティー(継続性=存在すべき理由)の証だ。ダノン社の例が分かりやすいが、それに勝るとも劣らない考え方の日本企業が続々と生まれつつあるように感じる。企業は成長する。成長しないと生き残れないからだ。いい流れだと思う。

 

時に、つい数分前に僕は58歳になったようだ。

馬齢を重ねてついに58年か~。

僕のサスティナビリティーは何だろう。僕のCSRは何だろう。

一番小さな社会である家族に対して、僕個人は社会的な責任を果たせているのかな?

バリューマーケティング研究所は、正しいサスティナビリティーモデルを構築できているのかな?

残してきた会社、DG&Ibexはサスティナブルかな?

ちと、感傷的になってしまった。

「マーケティング」のカテゴリーで書こうと思ってPCに向かったのに、これではほぼ「無益な話題」だ。

プーチン・ロシアよどこへ行く?

グルジア・南オセチア問題がおかしな方向に流れ出した。ロシアのWTO加盟再検討(=延期)の態度表明は、欧米との距離取り(=国際協調やめとこう!)の意思表明に他ならない。

ロシアよお前もか? 

お前もかとは・・・アメリカの横暴に続いてお前もかの思いだ。もちろん中国に続いてお前もかでもある。

これを、ロシア流・新孤立主義と呼んでいいのか悪いのかは知らないが、大国にこそ成せる開き直りの態度表明のひとつの表れで、裏返せばそれは、これまでのアメリカ流のやり返しだ。

厳戒オリンピックで金メダルをかき集め、大いなる”国威発揚”を果たしたコキントウ中国も、これに通じるものがあることは明らかで、東西冷戦構図崩壊後の、最悪のパターン形成が徐々に明らかになりつつあると感じてしまう。

大国の利己主義時代の再来だ。

いよいよ、自由主義経済には新しいルールと目的の共有が必要になってきている。まさに原丈人の唱えるところだ。

”グローバル”の衣を着、民主主義の御旗の影で自国の利をむさぼるアメリカの横暴に付いていけないのは・・・・ 一日本国民の僕にも分かるのだから、ロシアの王様・プーチン閣下が心地よいはずがない。コキントウ殿下が諾々と従わないのも良~く分かる。

だからといって・・・腕に自慢の腕白坊主どもが、三人三様に手前勝手では世界はどうすればよいのだ。

出口が見えずらい。

パラダイムのシフト。

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実は今、せっせと原稿を書きためている。この冬に向けて、僕らが今取り組んでいるテーマ「CSRやソサイアタル」に関しての出版が出来ればいいなと考えているからだ。(僕のパートだけが遅々として進まない。僕は長文を構成する能力に欠けているようだ。勝手な思いつきで短文を書くのは嫌いではないが、文脈を整えた長文はよほど苦手のようだ・・・無能を恥じる)

それにつけても、世の中の潮流の変化は早い。僕の目線がそちらを向いているからなおさらかもしれないが、世の中の様子を書いている矢先から世の中の方が追いついてくる。しかも、その加速度がここ数ヶ月で驚くほどに増しているように感じる。

市場のパラダイムは完全にシフトし始めた。社会の価値基準は明らかに変わり始めた。

テレビのチャンネルをひねると、二つの相反する潮流が不思議な共存状態にいる。

片や相変わらずのバラエティー、芸能人の内輪ネタとマンネリのクイズや大食いの競争。せいぜい良くて視聴者参加の盛り上げ努力型の番組と、手を替え品を替えのBuyMe広告のラッシュだ。

もうひとつの流れが確実に押し寄せている。

社会的な問題や、地球の資源問題に迫るまじめなテーマの番組や、商品の健康性、安全性、ひいては企業のCSR的努力をアピールしようとするCMの増加だ。

アマゾンを訪ねた時を思い出した。2つの源流から流れ込む二色の河が、溶けいらずにそのまま二色で流れ続けているところがある。水の比重が違って溶け合わないのだと聞いた。しかしはるかな下流では、やはりアマゾンはひとつの色になっているのはずなのだが・・・ここでは延々と交わりそうになく流れていた。

おおっと、今日は旅行の話じゃなかった。マーケティングの話だ。

当VMLabの顧問でもある井上教授は、オーガニック・コミュニケーション・ミックス論の考え方でで、よく次のように言っている。

今までは、全てリーチで考えてきたから、番組の内容はどうであれ視聴率20%のバラエティーの方がよかった。でもこれからは、知識構造の構築(=理解)が問われるのだから、視聴率よりもむしろメディア(番組)の内容が重要だ。ソサイアタル性の高いメディアでソサイアタルなコミュニケーションをしたいと考える時、例え視聴率は低くても、それを見ていてくれる人にその流れの中でメッセージすることは有効なのだ。(メディアのソサイアタル性とテーマのソサイアタル性論)

蓋し正論。テレビの視聴率依存価格体系は早晩崩れることだろう。そもそも、その視聴率すら疑わしいといわれて久しい。

リーチは目的ではなく、手段の一つでしかない。

東ティモールの平和と不安定。

今年の4月に始めて東ティモールを訪れた。

それに先駆けて、支援対象国とさせていただくことになった東ティモールの、駐日大使館を訪問させていただくことになり、日時の調整などを始めた頃だった。

東ティモール大統領、ゲリラの襲撃を受けて重態。国内には戒厳令級の害種禁止令が布告される。と言うニュースが飛び込んできた

そのときのことを思い出したので、別文から抜粋してみた。

ちょっと言うか・・・かなり長めなので、おひまな方だけどうぞのコースだ。

マラソン日本、ちょっと変?

女子マラソンでは期待していた野口みずき選手が、疲労骨折?で無念の出場辞退。土佐礼子も外反母趾で途中棄権・・・・んんん?と思ってみていたら、今度は最終日の男子マラソンで、大崎選手が、前日の今日棄権を発表した。

やっとの思いで獲得した代表なのに、出場できない選手本人の無念の程は痛いほどわかるから、それを責めるのは控えようと思う。

だがその分・・・コーチ陣の管理技術に、疑問と怒りを覚えるのは僕だけだろうか?

近年の五輪を見ていると(北島の活躍に負うところが大きいが)水泳界は、とても上手く行っているように感じる。雰囲気もいい。陸上も、トラック系は好いのではないだろうか。

マラソンだけがちょっと変なのは何故?

僕はこの世界の事情を良くは知らない。でも、これだけ異変が続くというのは・・・きっと何か問題が内在しているのでは?と勘ぐってしまう。

体制を整えて、マラソン日本の復活を願う。

便所紙屋の今さん、TFMで熱く語る。

この20日(水)の夜9時過ぎ、ネピアの今さんがTFM・ハミングバードと言う番組にゲスト出演した。

この日は本当は僕も立ち会う予定だったのに、夕方に飛び込んできた案件の対応で「ゴメンなさい!!」とさせてもらってしまった。(本当は・・・僕から今さんに電話して「急に行けなくなった」と謝らなくてはと、どうしようどうしようと悩んでいたところに、今さんの方から電話があったので、きっかけが取れて助かった!今さんごめんなさい)

さてその今さん、最初はちょっと固かったけれど途中からはナチュラルなトークになってとっても良かった。昨年来の「うんち教室」の話、東ティモールを訪れた際の感動の話、25日まで開催中の「東ティモール写真展」の話。

そして、僕からお願いしていた「千のトイレ」で→検索!よろしくの話。

ちゃんと上手に織り込んでくれて、「便所は、仏教の言葉で”便利なところ”と言う意味なんです」。と、便所紙屋のアイ(愛)デンティティーで話を結んで、パチパチパチ。

一日遅れのAnalyticsでサイトのアクセス状況を見ると・・・ちゃんと、上がってた!!よしよし。今さんお疲れさまでした。

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東ティモールのユニセフ事務所から、プロジェクトの進捗レポートが届き始めた。今年のトイレ設置対象コミュニティーが決まり、設置計画は着々と進んでいる。

 

この写真は、東ティモールの一般世帯に設置されるトイレの一例。水槽に水を引く設備も整っているのかなり上級の設備だ。

用を足したあとは、手桶で水を汲んで流す。

場所によっては、この水槽を伴わないタイプのトイレを設置する場合もある。それでも、トイレのない暮らしよりははるかに衛生的な生活環境となる。

満たされた日本の常識で全てを考えてはいけないのだと学んだ。

原丈人さんで、検索急上昇?

僕のブログへのアクセスが、先週の日曜日だけ普段の10倍以上にもに上がっていてびっくり。

調べてみたら、「原丈人」さんのことに付いて、聞きかじって書いていたエントリーへのアクセスだった。

あれ?僕はうっかり見過ごしたけど、TVで原さんの番組があると聞いていたけれど、それだったかな?

原さんの唱えることが、ここへ来て急に腑に落ちるようになってきた。僕でさえそうなのだから、世の中もそうなのだろう。

自由主義経済は、あたらしい規範を必要としている。

原さんと糸井さんが対談していた。糸井さんが、ステキに連載を書いているのを今ころ知った。

 

朝っぱらから突然だが、五十余年生きた、凡人の実感。

人はバカだから、振り子は一回振り切れる。でも、人は案外利口だから、振り子は戻る。・・・そしてまたまた・・・あらぬ方向に振れるのだろうけれど、同じところには戻らない。

少しずつ、少しずつでいいから、いいほうへ進化して行って欲しい。

 

人間の時間は限られている。一人ひとりの活躍の時間は30年?長くてせいぜい50年?

その時間を、いい方向に紡いで行けるのが人間だ。

そうして歴史を紡いできたのだし。

東ティモールの子どもたちを思い出した。

先週、渋谷東急文化村のギャラリーで「東ティモール写真展」の立て込みに立ち会った。東ティモールに同行したメンバーも多く一緒になった。

小林紀晴さんが選び抜いた作品が、パネルに焼かれて展示された。

プロジェクトのメインビジュアルになっている、カメア村の学校での集合写真が、大きな大きなパネルになった。小さな写真ではわからないところまでが良く見える。一様に明るい子どもたちの笑顔と見えていたものが、一人ひとりの人間になって見えてくる。

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この子はこの朝家族とどんな言葉を交わして学校に来、我々とであって何を思ったのだろう。学校帰りの道すがら、仲間たちと何を語らったのだろう。

そしてもしまた来年、ここを訪ねることができたなら、僕らは彼らに会えるのだろうか? 彼らは僕らを覚えていてくれるのだろうか?

この国が羽ばたき、彼らが成人して世に出る頃、この学校はどんな風になっていて、どんな子どもたちが学んでいるのだろう。そして、この子は、この子は、この日のことを覚えているだろうか?

大きく引き伸ばされた写真の、子どもたちの「瞳」に、色々なものが映っていることを今さんが僕に教えてくれた。そう言われて、一枚一枚見直すと本当だ! 道が映っている。人が映っている。空が映っている。

目はいろいろなものを映すのだ。写真は、そこまで捉えるのだ。

プロジェクトも半ばを迎える。東ティモールを思い出した。

 

CSRとコーズリレイテッドの「潮流」の本質。

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2000年を堺とした、マーケティングのパラダイムシフトは僕らの自論だ。

パワーマーケティングの崩壊は、今や自明の理だ。

マテリアリズムから→ポストマテリアリズムへ。

人の心と地球の資源を食い尽くしてきたマーケティングから→人と社会を育むマーケティングへ。

CSRとコーズリレイテッドの潮流は、その兆しにしか過ぎない。やがて、マーケティング自体がソサイアタルに向かう。

 

ここで不思議に感じることがある。いや、極めて”ことの本質”を示している事実かもしれない。

このシフトの先頭を走っているのは誰か?一番遅れているのは誰か?と言うことだ。

一番先に意識と行動を変えたのは=消費者(生活者)だ。

二番目に気づいたのは=メーカーだ。

三番目と言うか、まだ気づいていないかもしれないのが=広告会社や販促会社だ。

もっとひどいのは・・・価格志向・売れ筋志向のままの「組織流通」(の一部?)かも知れない。

今も、次々に新しい気づきを生み出して、既存構造をこわし続けているリーダーは、紛れもなく、従来マーケティングの受け手だった消費者(生活者)の側だ。

心あるメーカーは、既に気づいた。(消費者志向だから)

広告界も、遠からず気づくと思う。(クライアント志向だから)

流通は・・・まだ気づいていないところが多いように思う。(効率&利益志向だから)

もっとひどい、社会悪がある。

”マネー”だ。

資本主義の恐竜は、どこを目指しているのか。

資本主義(自由主義)の限界が、言われ始めている。蓋し同感だ。

ロシア、グルジアからの撤退の報せに。

オリンピック開催の時期を狙っていたのか?オセチアの独立を支援するロシアのグルジア侵攻の報せには、ことの是非よりもむしろ、またか!また紛争がひとつ増えて尾を引くのか!!と言う落胆と、この世界のこれからを悲観するやるせ無い、無力感を感じてしまっていた。

ずうずうしくも、侵攻を非難するブッシュ(どの面下げて?)。 われ関せずと図太くやり抜くプーチン(鉄火面)の構図がすぐに描けてしまったからだ。

だがどうだ!今日、早々の撤退発表。

・・・・・ううむ。これは武力の誇示か?! 全ては計算づくの警告の発信か?!

国際政治は、今ますます、ルールと基準を失ってきているように思う。

この、無体な侵攻と、早々の撤退は、今までには無かった新たなやり口だ。大国の横暴な振舞い方の新しいパターンがまた一つ増えたのだと、感じてしまう。

大国つながりの連想で別題。

北京五輪開会式の、」あの少女の熱唱が「クチパクの吹き替えだった!」。  なるほどな~。中国共産党王らしいなあ~。と、読み飛ばしそうになって・・・あれれ?!?!と驚いた。暴露したのは海外メディアではなく、お膝元中国の新聞社だった・・・ふうううむ。

谷本の笑顔と北島の涙に感動。

 
北島100mの世界新「金」の瞬間は、事務所にいて、みなが小さなワンセグで歓喜を分かち合った。

あの北島が涙する。その背景にあるものの重さと大きさが伝わってくる涙だった。有言実行のサムライ北島が、涙するとは思っていなかっただけに、ちと・・・・ぐっと来た。

今日の柔道女子、谷本の金はNetニュースで知っていたが、改めてTVで観て、こんない晴れがましい金は久々に見たと感じた。彼女自身がTVで語っていたが、認め合う宿敵と組み合った時から嬉しくて、畳の上で笑みがこぼれたと。含蓄深い言葉だと感じた。

投げた瞬間に、二人の体がまだ中にある内に、彼女は満面の海を浮かべていた。120%の嬉しさを、あんなに表現できるなんて羨ましい。そのうらがわにある努力と精進の重さが伝わる。

おめでとう!谷本選手。アテネの時からずっとファンです。金.jpg

内柴ありがとう!中村も頑張った!

柔道男子66キロ級で。内柴正人見事な金メダル。おめでとう!いや、ありがとう。

終始攻めて攻めての金はお見事の一言だ。

女子では昨日、谷がちょっと!!残念無念の銅メダル。均衡した試合の流れの中で、終了間際の指導は死刑宣告だ。それは無いだろうとも思うが、彼女自身からは一言の文句も出なかった。この人の人格には頭が下がる。

今日の女子は、19歳の中村美里。準決勝で敗れての三位決定戦は見事な合わせ一本勝ちでの銅メダルだったのだが、笑顔のひとつも無い。同じ銅メダルの外人選手が、畳の上でバクテンまで決めて喜び満面なのと比べるといかにも対象的だ。

ニッポン柔道・・・重たい世界なんだな~~。

 

博多で仕事中。

あるプロジェクトで今日明日は博多でお仕事だ。

イカの生き造りと焼酎が美味しい。

それ以上に、チームの方々とのお話が楽しくて。あ~この仕事をしていてよかったな!僕は幸せ者だな~と言う充足感を持ち帰ってホテルの部屋に入ったら、別なプロジェクトの雑誌の原稿が、今日締め切りだというのに、まるでこちらの意図と違った原稿になっているとのことで、今、メールと携帯のスクランブル状態の中にいる。

ああ!このダメモバイルめ! 大事なメールが取得できない。余計なメールの添付ファイルが重すぎるからだ。(この弊害についてはまたいつか、別な時に書きたい。情報の無意味な氾濫の功罪に関してだ)

むかしむかしを思い出す。

コピーもなかった時代にこの世界に入ったが、雑誌原稿はちゃんと入稿で来ていた。

ファックスができてビックリするほど便利!とおどろいた。Netはその比ではなく便利だ。

便利な道具に、人が追い回される。

千のトイレプロジェクト写真展

ネピア千のトイレプロジェクトで、4月に東ティモールに同行して写真を撮ってくれた小林紀晴さんの写真展が、この8月15日から25日まで、渋谷・東急文化村で開催される。

写真展のタイトルはずばり。「うんちをする。僕らは生きている」だ。ギャラリーのすぐ前がカフェスペースになっている文化村で、このタイトルを理解していただいたのは嬉しかった。

コピーライターの並河さんと写真家小林紀晴さんの、ひとつになった想いを、PR担当ノエル鈴木女史が上手に文化村側に伝えてくれた成果だ。

東.jpg
紀晴さんはティモールのカメア村とファヒティ村の学校で、子どもたちをブルーバックのアップで撮りまくった。

撮影した子ども達に、画用紙を差し出し「うんちの絵」を描いてもらった。そして「将来の夢を語ってもらった。

子どもたちの笑顔とまなざしの素晴らしさはもう何度も書いたが書ききれない。

紀晴さんの写真をぜひ見て欲しい。

子どもたちの笑顔と夢も見て欲しい。

このメッセージムービーに出てくる子ども達だ。

新疆ウイグル地区のテロ報道に接して。

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何気なく開いた日経ネットで、いきなり中国・新疆ウイグル地区、カシュガルでの爆破事件の報道に接した。

国境地帯というだけで、パキスタン国境なのか、キルギスタンなのか、どの国との国境なのかすらもまだ書かれていない。

カシュガル.JPG
ここは、この5月に10年ぶりに行って来たばかりのところだ。僕の頭の中では、ロマンチックなシルクロードの印象しかなかった。

初めてここを訪れた人は異口同音に言う「ここが中国?」と。

その通り、ここは、文化の上では純然とした中央アジアのイスラム文化圏であって、決していわゆる”中国”ではない。

素朴でのどかなイスラムの片田舎だ。そこに石油が出て、今は開発の嵐の中で、中心地にはホテルが出来、漢人のビジネスマン達が忙しく、喧しく走りまわり始めているのだが・・・それでも街には羊が同居し、田舎道ではロバ車が行き交うのどかな風情の感じられるところだ。

しかしそののどかさの奥に、強者による搾取とそれに反発する独立の気運がぶつかり合っている。

やはり、爆弾を抱え込んだ地域であることは隠せない。

それが、今・・・・・・か。

あの景色と空気を思い出すにつけ心痛む。

資本主義の世界は・・・何処へ向かおうとしているのか。

不動祐理残念!

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不動祐理のメジャー初優勝をこの目で見たいと、TVの前に陣取っていたのだけれど、ちょっとこの方が楽かな?とソファーの上で横になったのがまずかった。昼から飲んでいたワインも効いて不覚にも寝入ってしまった。目が覚めたら、憎っくき20歳申智愛選手のインタビューだった!!

ううむ、不動残念!でも崩れずについて行っての3位は偉い!!

宮里藍の5位も、上田桃子の7位も偉い。日本女子、良くぞ頑張った。

それにしても不動は、他のアイドル系女子プロとは一味違っている。私からゴルフを取ったら何が残るの?という、性根の座り方というか・・・本格感がある。この意気で頑張って欲しい。

昨日は高校野球も見た。熊本城北と宮崎商業の試合で、何と意地悪なカードと思っていたら、勝った宮崎の次の対戦相手は鹿児島と聞いてあららら・・・。東北勢同士もぶつかるようで、今年はよりによってずいぶんと皮肉な組み合わせになったものだ。

なかなか盛り上がらなかったが、北京五輪もいよいよ始まる。

この夏は、スポーツが熱そうだ。

内閣改造。

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こんなに地味な・・・と言うか、世間が盛り上がらない内閣改造に、物心ついて以来始めて接したような気がする。まあ、世間受け狙いの内閣改造も困るが・・・。

小泉さんの後、阿部さんが首相になって以来の答弁の、あの”言い訳口調”に嫌気がさして、それに比べれば、自分の言葉で確信を持って淡々と話す福田さんの方がまだしも筋が通っているのではと、僕は”リーダーの資質”の観点から(=主義主張はさておいて)、あの時、福田内閣を歓迎した一人だ。

就任以来の言動を見ていると”確信犯”なんだな~やはり。政治を上手にやること・・・が、目的なのかと感じる。

今回は、選挙をにらんだ着実型の布陣? 自民瀬戸際の派閥縦断?

福田さんは、大向こうに受けるミエは決して切らない。ガソリン特別税の期限切れのときに一度だけ、機先を制して記者発表の形で民主党に迫ったけれど、あれもミエじゃなくて、必要に迫られた選択肢として実施したんだな、きっと。

サミットも地味だった。・・・ちょっともったいない。

麻生太郎さんが、いいとこ持っていってる感じだな・・・。前回の総裁選の時の潔さから繋がっている。

政界はBrandingだな。ブランド広報の見本のような世界だな。

あったりまえか。そう言えばAIDMAだって選挙の理論がベースだった。

堀内孝雄「秋止符」

やってもやっても終わりの無い夏休みの宿題のような課題をいくつか抱えて、この夏は居残りと決めた。そう決めたのになかなか進まないじれったさの中で、今日も朝からPCに向かっていて、ふと気晴らしにTVをオンしたら、堀内孝雄が若者達に語っていた。人生は挫折の連続だ・・・と。

そして、ギターをとって歌ったのが「秋止符」~あの夏の日が無かったら、楽しい日々は続いたのに~という、金八先生の挿入歌だ。

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話を聞いて歌詞をかみ締めて見ると、なるほどと得心する。杉田かおるが、役中で妊娠に至る重たいテーマの部分だった。

(そう言えば、昨日は昨日で、ピンクレディーと山口百恵がレコード大賞を争った時代の、作詞家阿久悠をテーマにしたTV番組が流れていた。ここでも「歌詞」の価値の話が出ていた)

僕はわけ合って、テレビドラマが大っ嫌いだ。

金八先生などの深いテーマのものは特に嫌いだ。

何故なら・・・5分で泣いてしまうから。

準備も無くTVをひねったその瞬間に引きずり込まれて、いやおう無く泣かされてしまう自分が安っぽくと言うか・・・単純すぎて、なるべく見ないようにしている。

ネピアのキャンペーンパッケージ。

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7月1日からスタートした「ネピア千のトイレプロジェクト」なのに、スーパーや薬局で目にする機会がなかなか増えずにヤキモキしていた(特に首都圏では)。

ところが、最近になってようやく、「あっちで見た!」「こっちでも見かけた!」と言う、嬉しいNewsが増えてきた。

雑誌各社さんなども、少しずつだが記事として取り上げ始めてくれている。

ネピアの斉藤さんに聞くと「以前の在庫が問屋さんに残っていたのがようやくはけて、新しい商品が店頭に出回り始めたんですよ」とのこと。「お陰さまで、出荷数量は好調ですよ!」ときいて、なんだかとっても嬉しくなってきた。

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記者発表会以来ずっとWatchしてきているのだが、プロジェクトHPへのアクセスもこの一週間くらいで急上昇中だ。

8月の15日からは、いよいよ小林紀晴さんの写真展も始まる(@渋谷・東急文化村)

プロジェクトチームブログもどんどんアップされていて、リンクも増えている。

がんばれ!ネピア・千のトイレプロジェクト!!!!東ティモールの子ども達に、清潔で安心なトイレの環境を届けるぞ!!!

 

プロフィール

VM Lab 辻井 良一

1983年セールスプロモーションの企画制作会社「株式会社アイベックス」を設立。プロモーション・プランナーとして、「売れる仕組みづくり」をキーワードに、さ まざまな企業の販促キャンペーン、市場導入プラン等に携わる。日本初のネットキャンペーン、キリンビバレッジ社「ネットでFIREキャンペーン」などを手がける。
このブログについて

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25年間プロモーションの最前線で、「売れる仕組みづくり」に携ってきた私、辻井良一(DG&Ibex創業者)が主宰する、「これからのマーケティング」を考えるラボです。
www.vmlab.jp

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