原丈人と言う偉才。
原丈人(ハラジョウジ)と言う人がいる。と、先週さる人から聞いた。
またまた不勉強で知らなかった。
知らなかったが「彼の話したこと」と言う話を、10分聞いて腹に落ちた。つまり、資本主義経済は破滅に向かっていると。
株式会社が株主の為のものだと言う、一見至極当たりまえの資本主義の理屈が、そのまま走り抜けるとこうなる。
ベルリンの壁が崩壊して、資本主義の対抗勢力が消えてしまった時に、戒めを解かれた資本主義の尖兵≒投機マネーが暴走し、やがてエネルギーと食料にまで及んで、人間社会の根源を脅かすような今日の状態に至ることを、彼は10年前に書物で解き明かしていたのだと。
ゴールを知らない資本の暴走は、専制君主の暴走にも勝る悪となることを。
新たな価値は何一つ生まないマネーだけが、世界を食い荒らしてさらに巨大なマネーとして増殖している。 社会に対して善なる価値を生むのは産業であって、デリバティブなマネーなどではない。価値を生まず、社会に責任を持たないマネーが巨大化してさらに次の獲物を狙っている。さしずめ、ヤマタノオロチの様相だ。
今や世界には、新しいルールが必要とされている・・・。日々のNewsを見る度に、そのことを実感せざるを得ない。
凡才の僕ですら、今日の有り様には首を傾げる。資本主義(マネー経済)はどこへ行くのかと。何の為のどんなゲームを僕らは命がけでやっているのかと。
マルクス共産主義は崩壊した・・・いや、崩壊したのはレーニン・ソビエト主義であって、共産の理念は別な物だったのかも知れない。
専制国家から民主主義へ、帝国主義から自由経済へ。理屈はいつも正しく聞こえるが、結果はさらに悪くなる部分が多い。
資本主義の競争にゴールは無い。はるかな夢はシェア100%の絶対市場だろうが、リアルの壁はやはりそれを阻む。阻まれるから、リアルの経済競争は、そこそこのゴールを自ずと見つけるのかも知れない。
しかし、今日のマネー経済にはゴールが無い。それが破滅への突進を意味する。
人間の、本当の知恵を信じたい。正しいゴールを共有する力を信じたい。
さもなくば・・・・全能の神の裁きを信じたい。
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