もう一度、やってみたいと思う。
僕が「アイベックス」を創業したのは1983年。不肖辻井、32歳の時だった。
右も左も分からなかった。分からないのをいいことに、無手勝流でやってみたら・・・何とかなってしまった。
途中何度も社員に詫びた。リーダーにビジョンが無いからこんなに停滞させてしまって誠にすまん!と。
本心だった。
僕には、(当初)企業創業の「志」が欠けていた。これがアイベックス25年の致命傷となる。
「志」の無いところにビジョンは無く、ビジョンの無いところにベクトルは生まれない。ただ唯一の求心力は、仕事に賭ける「職人的なプライド」だった。それだけはあった。あったから人が集まった。
この原体験が僕を作る・・・良きにつけ・悪しきにつけ。
爾来25年。僕は57歳になった。それなりに右や左が見えるようになった。それが問題だ。
原体験×それなりの見識=固陋・・・・これが、限界の構図だ。
VMLabの看板を揚げさせていただいて、やがて10ヶ月近くになる。ありがたいことに、いい仕事にも恵まれた。
残すところの「仕事適齢時間」はどのくらいだろう?
32歳から57歳までの25年はもう無い。いいところ5年?上手くいって10年?嫌われながら居座っても最大15年?
若いころ、時間は無限にあると信じていた。
今つくづく思う。 自分の時間は・・・もう残り少ない。
少ない中で「何を」やるのか。
「何の」ために。
そして、「何を残せるか」だ。
このあたりが、何となく少し見えてきたように思う。
僕は、もう一度やろうと決めた。
いや、こんな風に決めるのは、初めてかもしれないが・・・「これ」をやろうと決めつつある。
残された短い時間の中だ。
ドリームとビジョンがなけtれば、やる意味がない。
「ソサイアタル」
僕のマーケティング人生で、初めて出会ったこの確信のキーワードに賭けてみようと思う。
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: もう一度、やってみたいと思う。
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.vmlab.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/162


コメントする