ジャッキー・チェン、東ティモールを訪問。
この24日。ジャッキー・チェン氏が東ティモールを訪問して、武術を通して現地の若者や少年達と交流した、との知らせが入った。
そうか! 久木田さんやったな~と、先日の会話を思い出した。
4月に、東ティモールを訪れた際には、ユニセフ東ティモールの代表・久木田さんと親しくお話しする時間があった。その際僕は何気なく質問した「この国には、ストリートチルドレンや、マフィアなどはいないんですよね」。
久木田さんは一瞬の沈黙の後、話し始めた。「いや実は・・・マフィアはいないが、若者のギャング団の問題はあるのです」と。
この国の歴史は、長く停滞して20世紀の終わりから今世紀にかけて激しく動いた。ここは16世紀から長い間ポルトガルの植民地だった。(ポルトガルは植民地の領民に教育を施さない政策で有名だ)
20世紀の後半に最初の独立運動が始まり、様々な経緯を経て、この国は1976年から事実上インドネシア領となる。
インドネシアは(ポルトガルと比べれば)熱心に、この国のレベルアップを図る。役人や医師や教師を送り込み、インドネシア語での教育を開始する。だから、この国の若者たちは、インドネシア語で教育されたわけだ。
2002年5月。独立を果たした東ティモールはポルトガル語諸国共同体に属して、旧宗主国のポルトガル語を公用語とした。インドネシアは、送り込んでいたあらゆる人材を引き上げ、この国は今激しい”キャパシティー不足”の只中にいる。
この間の細かな行き違いが2006年の動乱を招き、つい昨年の大統領襲撃事件などに繋がるわけだが、もうひとつの問題は、若者達のやるせなさだ。
若者達はインドネシア語で教育を受けたのに、現政権はポルトガル語を選んだ。公の職に付くにはポルトガル語が必要だ。加えて、インフラ不足のこの国には現在はまだ産業が無く、働く場所すら無い。
この国では、昔から”武術”が盛んだったようだ。
混乱の中で、エネルギーをもてあました若者達が、武術を使って暴力を働く”ギャング団”と化して顰蹙をかった。
久木田さんはあの時確かに言っていた。
「若者に元気をあげたいんですよね。ユニセフに親善大使はたくさんいるけれど、僕はこの国の若者のためには、ジャッキー・チェンを呼びたくて今頑張っているんですよ」と。
久木田さん!ご苦労さま。
Newsを読みました。久木田さんの東ティモールを思う気持ちがジャッキー・チェンに伝わり、ジャッキー・チェンのメッセージが少しずつ、でも確かに、若者達に伝わって行くと思います。
→ネピア千のトイレプロジェクトをよろしく
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