東ティモールで出会ったナカタ。

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僕らが、四月にユニセフ東ティモールを訪問させてもらって、最初に訪れた村は、既に水源とトイレの設置がすんだ模範的なケースの村だった。

首都ディリを出て車で30分ほどで、びっくりするくらい高地の、海を見下ろす村に着く。平地は少なく、家々は斜面に沿って点在する。

家々に設置されたトイレを見学させてもらうにも、這うようにして登る急斜面だ。

 上水道の設置は可能かもしれないが、水洗式のトイレを使えるような下水道の普及には、数々の難関がありそうに思えた。バキュームカーさえも通えない立地だ。

                        

ナカ&友.jpg

その視察の際に、僕らを珍しがって、ずうっとついてきたかわいらしい少年がいた。「ナカ~タ」「ナカ~タ」と、みんなが彼を呼ぶので、へぇ~、日本人のサッカー選手の名前みたいと思っていたら、何と彼の父親が、中田英寿のファンで、紛れもなく中田にちなんで付けられた名前だという。驚いた!スポーツの力は偉大だ。

高台から海を見下ろす景色は、とても僕のカメラには収まらない美しさだ。美しい風景が、上下水道の普及を妨げる現実でもあるという問題もある。

この斜面は、クルマも受け付けない。這うようにして登った、転げるようにして降りた。

最も、少年ナカ~タは苦もなく、道もない斜面を登ったり降りたりしていたが・・・

  見づらい素人写真で恐縮だが、去年ここに水源が引かれた(バナナの左)。それまでは、この子を抱く若い母親も、この谷を降りた、はるか下まで水を汲みにに行っていたのだと聞いた。

東ティモールを訪れた一週間で僕らが学んだことの数々は、馬齢を重ねた五十有余年には一度も知り得なかったことばかりだった。日本にいては当たり前のことが、当たり前ではないところに生を受けた人たちがいる。素敵な笑顔で暮らしている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 (それにしても・・・ブログに写真を入れるのが、こんなに大変とは思わなかった!!!僕のリテラシーが、人並み外れて低いのか、ITの技術がまだまだなのか・・・ネット社会の便利さをフルに活用して生きるには、人の24時間は短すぎるという実感。アマゾンで買いすぎて、未だ読めない本に囲まれて・・・ブログで汗をかいて深夜に至る。)

 →ネピア千のトイレプロジェクト

 
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プロフィール

VM Lab 辻井 良一

1983年セールスプロモーションの企画制作会社「株式会社アイベックス」を設立。プロモーション・プランナーとして、「売れる仕組みづくり」をキーワードに、さ まざまな企業の販促キャンペーン、市場導入プラン等に携わる。日本初のネットキャンペーン、キリンビバレッジ社「ネットでFIREキャンペーン」などを手がける。
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25年間プロモーションの最前線で、「売れる仕組みづくり」に携ってきた私、辻井良一(DG&Ibex創業者)が主宰する、「これからのマーケティング」を考えるラボです。
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