ストレンジャーな釣り師。
空梅雨だろうか? 今日は降らないと知って、久々に釣りに出た。 鯛五目。 釣果は??だったが、一日、花曇りの陽の下にいて心地よかった。
釣りに限らず僕は船が好きだ。船からの眺めで一番好きなのは出港の時の艫からの眺めだ。スクリューがかき分ける白い波の向こうに、遠ざかる港を見ていると、何故かしら胸が高鳴る。
その時僕は”旅人”になる。
長年釣りをしていて気がついた。釣りは乗り合い船に限る。
金9000円也を払って見知らぬ人と席を隣り合わせると、僕はその瞬間、ストレンジャーになる。
竿を立てる。仕掛けを整え餌を付けて、ポイントに向かうまでの時間はゴルゴサーティーンの気分だ。・・・いざ釣り始めると、大きな挫折が待っているのが常だが、それでも沖上がりのぎりぎり最後の一分まで、僕は諦めずに釣る。
最後の5分で、その日一番の大物を手にした記憶があるからだろうか? いや、それだけじゃないような気がする。
「はい、仕掛けをあげてください。これで戻ります」という、船頭の声が聞こえるまで。僕は必死で釣り続けている。
人生もそれで行こう。諦めの悪いストレンジャーで行こう。
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: ストレンジャーな釣り師。
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.vmlab.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/142


最近のコメント