2008年5月アーカイブ
アエラのダジャレ。
普段はあまり地下鉄や電車に乗らないのだけれど、たまに乗った時は車内が楽しくてしょうがない。
中吊りや額面の広告を全部見たくて、車内をちょろちょろと移動して不審者扱いされたりする。
先日は、新東京タワーのネーミングコンテストが車内ジャックを派手にかましてくれてくれていた。ううむ、お金あるんだな~!
アエラのダジャレシリーズは秀逸だ。
オヤジギャグに共感するのは、オヤジの証拠かも知れないが、確かにオヤジなんだからオヤジギャグが嬉しくて無いが悪い!!
ニッケイネットが親切にも、そのアエラギャグを集めてくれていた。
サザン活動中止の「勝手にシンドがって!?」 ちと古いがマラソン高橋の「Qには止まれない」・・・といった具合だ。
→http://waga.nikkei.co.jp/enjoy/art.aspx?i=MMWAe5000028052008
ううん、なかなかいい。実にいい。
中田英寿@NewsZERO・・・「社会貢献」を語る。
最近何となく、”ナカタ”の名を聞くことが多くなってきていたように感じていた。今日も日中、PR系の仕事のMTGで”ナカタ”の名が出た。NewsZEROの話も出ていた。
夕方からのMTGと会食の後、帰ってTVをつけたら、実にたまたまNewsZEROだった。さらにたまたま続きで、中田が出て話していた。
ワールドカップの最後の試合の長い笛の後、独りフィールドに寝転んで宙を見やり、自分の世界に入ってしまった彼の姿は、僕はそれほど好い印象では見ていなかった。その後の旅も・・・良く分からなかった。
だが今日、久々に見た彼は、とても”いい顔”になっているなと感じた。話していた中身=旅で見つけた”気付き”の話も、すうっと腑に落ちた。
実は4月の東ティモール視察(with unicef)で、僕らは”ナカータ”に出合った。
本物ではない。
僕らの視察時に山道を一緒に着いて来た6~7歳のティモールの可愛い少年の名前が”ナカータ”だったのだが、父親に聞くと、何と将に、アジアの名サッカープレーヤー中田にあやかって”ナカータ”と名づけたのだと言う。 スポーツの力はスゴイ!と感じた。
その中田英寿が、社会貢献:CSRに意識を持ち始めている。世界を旅する中で、unicef関連のアフリカの井戸のプログラムにかかわっている。
実は(実はが多くて申し訳ないが)、僕らの東ティモール行きでご一緒したunicefの”U女史”は、アフリカのマリで中田と接点があって、東ティモールの”ナカータ少年”の話は、中田に伝わっているそうだ。
世界は狭い。テーマが繋がれば、情報の伝達パイプは思っているより太くて早い。 どこかで繋がる。
CSRじゃなくって、CRSが正しいのでは?(注:重箱のスミ論議です)
昨年秋に、現Value Marketing Lab.を立ち上げさせていただいた。
それに前後して動き出したCSR型でコーズリレイテッド型の、ユニセフさんとのパートナーシップのプロジェクトが、いよいよリリース間近になってきた。
4月には東ティモールを視察訪問し、今月は、6月中旬の記者発表会に向けての準備で大わらわだ。
でも、正直楽しい。
僕の業界スタートとなったSP企画会社”Ibex”の時代、代理店様のお先棒担ぎの企画書作りで徹夜徹夜の毎日だった昔から見ると、現在只今の、この忙しさは心地いい。
ところで、今、まさに旬の?「CSR」とは、Corporate Social Responsibilityの事だが、実は僕はこの「CSR」という概念に若干の(或いはそれ以上の)疑念を持っている。
「CSR」じゃなくって「CRS」なんじゃないの?・・・ ・と言う疑問だ。
(何をややこやしい?!と、おっしゃらずに、御用とお急ぎの無い方だけに聴いていただきたい)
琴欧州の復活。
全盛期の朝青龍との大一番に、真っ向攻めて力勝ちし、大関を決めた時の琴欧州を思い出す。
当時不調にあえいでいたライバル白鳳を尻目に、するすると抜けだして朝青龍に立ち向かい、深いふところで死角のない相撲で将来を期待させた。・・・がその直後、靭帯を痛めたと聞く。この二年間は全く影の薄い若年寄りのような大関だった。
復調なったのだろうか。今場所の琴欧州は目つきからして違っていた。いいところだけが全部出ていた。
今日千秋楽の取り組みは千代大海だからまず大丈夫?二横綱を破っての14勝だったら、全く非の打ちどころがない。来場所次第では3人目の横綱が見えてくる。
・・・・と、そう上手くはいかないのが人生でもある。
好事魔多し。
そろそろ引退も近いだろうが、千代大海は好きな力士の一人だった。族上がりの突貫少年?千代大海の大関デビューの時を思い出す。破竹の勢いで大関を決めたそのデビュー場所にけがで休場だった。以後、あまり見せ場の無い大関を長く続けて今日に至る。でも好きだな~。今場所は朝青龍にも勝ったし、精進してもう一場所もう二場所と、存在感を保って土俵に上がって欲しい。
7月の名古屋は暑い。
好事の後の魔と言えば、一昨日北京行きを決めた柳本ジャパンの、昨日のタイ戦の苦戦にはハラハラさせられた。
だがこちらも、粘って最後には勝ったところが今までとは違う頼もしさだ。北京の本番に期待したい。
北京と言えば・・・スピード社の水着問題が未決着だ。これは気になる。
そう言えばサッカーも、勝つには勝ったが・・・いまいち強さが感じられなかった。これで大丈夫か?
スポーツの世界に話題は多い。
だが、僕の周りにも問題はもっと多い。・・・・ううむ。人生に魔は多い。
血まみれのマリア。
阿部まりあさん。別名を「血まみれのマリア」という、救急センターのベテランナースさんがいる。「私は毎日、人を殺している」「今までにもう1000人以上も人を殺した」という。当然、それ以上の人の命を救っている裏返しなのだが、その言葉の重みに引かれる。
日毎夜毎、運び込まれてくる生死の境の緊急患者の救命医療で、若手の医師を怒鳴り飛ばし、緊急オペと投薬を次々に指示して一刻一秒を争う現場を仕切り、血まみれになりながら救命医療に従事している。ある時は、胸部切開の心臓マッサージで患者を生き返らせた血まみれの手で、部長教授の横っ面を張り飛ばしたこともある。胸のすく傑女である。
だが僕は彼女に会うことは叶わない。何故なら彼女は、浅田次郎の小説(プリズンホテルときんぴか)の中に住んでいるからだ。
今日(5月23日)、柳本ジャパンが北京行きを決めた試合の後、何気なく観ていたフジテレビのドキュメント”最強ドクター・・・”で、「緩和ケア医療」の一線で働く看護師長のナースさんを見て引き込まれた。彼女は実在の33歳の女性だった。血まみれにはならないが、僕は番組を見ながらずっと”血まみれのマリア”とイメージをダブらせていた。
彼女がその仕事にかける情熱が、僅か数分の映像から伝わってきたからだ。
癌の痛みは想像を絶するものらしい。十数年前に亡くなった父も癌治療中に併発した帯状疱疹の痛みと戦っている姿が痛々しかった。
モルヒネなども適切に投与する「緩和医療」は、従来末期の処置としか見られてこなかった領域を、新しい医療に引き上げつつあると言う。
激しい痛みは患者の睡眠を奪い、気力を奪い、人格を害する元凶のようだ。それをケアする医療は、単に人道上の問題ではなく、実効的な医療の一環として重要と思われた。
民放TVのコンテンツには120%くらい批判的な僕だが、今日のたまたまの2時間ドキュメントは、なかなか上質だった。
ある広告賞、SP部門の選考会に参加して。
今年で61年目を迎える、大手広告代理店の広告賞/SP部門の選考委員を10数年ほど前から受けたまわっている。
今日はその最終選考会だった。
この広告賞には、華やかな部門が沢山ある。新聞広告部門、テレビ広告部門、ラジオ広告部門、ポスター、雑誌、公共広告・・・Etc.
SP部門は長年、その末席を汚してきた観がある。初期には、POPの出来栄えコンテストのようだったらしい。僕が参加させて頂いた頃からは、いわゆる”SPキャンペーン”の目立ち度コンテストの様子だった。
受賞の常連は、缶コーヒーのプレミアムキャンペーン、航空会社の機体ペイントキャンペーン、インスタントラーメンのキャンペーンなど、大規模で世の中の話題になったようなものが例年選ばれてきていた。
数年前から、この部門の選考基準が揺れ動いている。
何を課題にして、どんな成果を達成したのかを評価の基準にしないと、おかしいのではないかと・・・・。
これがまた、難しい。
商品広告から、ブランド広報へ。
”Buy Me” のメッセージを届けて反応を得る手法という意味では、広告の使命は半ば終わった。・・・もう効かないからだ。
効く時もある。よほどの革新的な機能やサービスが、生活者に新しい可能性を提供する時だ。
3時間でNYまで行ける便が飛び始めます。 エイズにかかっても必ず助かる新薬の発売です。・・・・ダウンロードするだけで1000曲を持ち歩ける新しい音楽プレーヤーの登場です(=iPod)。
こうした画期的内容なら”広告でも効く”。
だが、おかしな事にそうした場合は、”広告”は不要だ。
発表するだけで、あっという間にNewsが世界中を飛び回り、問い合わせが殺到する。
2001年10月にスティーブ・ジョブスにより発表されたiPodのNewsは、会見のその場からBlogで発信され、配荷前に予約で売り切れた。
余りにも有名なCGMの先駆事例だ。
広告とSPはどこへ行く?
今振り返れば、僕がアイベックスを旗揚げした直後の85年頃は、日本のマーケティングで”SP”黎明の時期だった。
インスタントラーメンのシェア争いで、応募抽選プレゼントの景品に”何をつけるか”で、売上が変わったのだ。きつね丼べいと、出前一丁の、オモシロプレミアム開発合戦だったりした。(その流れはBOSSとJOGEAの缶コーヒープロモーション合戦となって2000年頃まで続く)
マクドナルドの販促キャンペーンで、クイズゲームのスクラッチがヒットすると、来店客数が何十パーセントも伸びたりしたのだ。つまり、話題的なSPがPRになり得た いい時代だった。(さらにその前は、新商品の投入と広告がそのままPRになる、もっといい時代だった訳だが)。
広告とSPは”アイディア”の世界だと信じられていた節がある。今はそんな事を信じている人は・・・多分いないだろうが・・ちと不安?(笑)
”アイディア”と言う言葉は、その頃から嫌いだった。 たまたまの思い付きではなく、正解を探し出す”知恵と力”だろうと、その点では結構、意地になって仕事をしていたかも知れない。う
”何が人を動かす力なのか”そこを正しく読みきらなければ、表層のアイディアなどは滑ってしまうだけだろうと、それには拘って考えてきたつもりだ。
柳本ジャパン頑張れ!この調子だ。
今夜のプエルトリコ戦は、第3セット目でちょっとヒヤリとさせられた。
終わってみれば、第4セットの逆転でニッポンの底力を見た思いだが、あそこで競り負けていたらチョット~~やばかった。
今回の最終予選は、よほどのことが無い限り行ってくれると信じるが、韓国がタイに3:2のフルセットだったという結果を見るとやはり気が抜けない。ま、とにかくここは突破してくれ。
そしてその後だ! 北京では失うものは何も無い(アテネの前は出場さえ出来なかったのだから)。
思いっきり暴れて、だめなら12位でもいいじゃないか。暴れきれずに思いを残すよりも。
柳本監督・・・闘将と呼ぶのは安易過ぎて失礼に思う。 初日のポーランド戦で声をからして、今日のインタビューは痛々しかった。もっと話が聞きたかったのに、ゲストの北島サブちゃんが締めてしまった。 ~~あああ~~。
取りあえず・・の連続で57年。
考えることは嫌いではない。
麻雀の時などは「雀荘の回し者か」と言われるほど切り牌に悩む僕だ。三色とイッツウと両ペイコウとホンイツの可能性が、同時に頭に浮かんでしまうと言う特殊能力?が、僕にはあるようだ。
つまり、欲張りで融通不断で決断力に欠けているらしい。
麻雀友達の間では僕は人気者だ。「あいつは愉快で、弱くて、懲りないからいい」と。ちょっと遅いところを除けば満点の雀友のようだ。
悪友どもに言わせると首を傾げるかもしれないが、そんな僕にも奥の手がある。「取りあえず」と言う決断力だ。
その”取りあえず”癖は、麻雀と言う、この上なく真剣な舞台でも出てくるくらいだから、日常の人生と言ったようなゆる~い世界では、毎度のように出てくる。
例えばの例をあげれば・・・新卒時の就職も”取り合えず”で決めた。9ヶ月でそこを辞めたのも”取り合えず”だった。32歳でアイベックスを始めたのも”取りあえず”で、20年目でM&Aをしたのも”取りあえず”だったように思う。
今日、5000円の老眼鏡を二本買い求めたのも、その”取りあえず”の見本のような買い物だ。
柳本ジャパン絶好のスタート!
開催国特権を使って、柳本監督が初日の対戦相手に指定したのは、今回の最大の強敵ポーランドだ。
普通は弱いところから選んで、徐々に勝ち星を積み上げて最後に強敵との結線に持ち込む。もちろん、それまでの星勘定で五輪切符が取れている事だって充分考えられる。
それをあえて今回、柳本監督は初戦の相手にポーランドを選んだ。遠征で乗り込んで来た相手が、リズムに乗らないうちにぶつかろうと言う奇策だ。緒戦に勝てば、一気に波に乗れる。逆に緒戦で負けたら、気を引き締めて硬くゆこうと言う作戦だったのだろうか? それとも、絶対に勝てそうな予感があったのだろうか。
ギャンブルは吉と出た。 第一セットの4点連取が効いた。
荒木がいい、杉山がいい、もちろん木村も高橋もいい、みんな良かった。早かった。相当変わった感じがした。
とにかく今回は何とか4位以内で北京に行ってくれ。
行ってしまえば一発勝負。昔とは違って、世界の力はかなり拮抗している。
波に乗れば、メダルだって夢じゃない。
スピード社の魔法の水着と公式スポンサー。
うち(VMLab)の顧問の井上教授はダンディーなアスリートで、平泳ぎの現役競技者だ。全日本のシニア大会で毎度一桁入賞、今も記録を更新中と言うから拍手あるのみだ。
先日ある代理店の方々とのMTGの後、美味しい豚肉と有機野菜をいただきつつ雑談に花が咲いた。
その際、井上教授が「スピード社の水着は、本当に100Mで0.7秒くらいの差が出るんですよ!裸よりも早くなっちゃうんですよ!本番の競技でその差は、トンデモナイ差なんですよ!!」と、目をクリクリさせながらおっしゃっていた。現役の競技者から聞くとこの問題の大きさが伝わった。
井上教授はさらにこう続けた、ミズノ他、「日本の公式スポンサー3社のうちのどこか一社でも、『今回は、うちのを着ずにスピード社製を着て存分にやってください』と言えば、その会社はヒーローになれると思うんですがね」と。
実はその時僕は、この三週間の海外ボケがまだ回復せず(何せ、20日間で4日くらいしか新聞を読んでいなかった)、国内大会でのスピード異変騒動を知らなかった。
今夜になって、今朝のニッケイを読み、テレビのニュースでスピード社水着の問題を取り上げているのを見て、ようやく問題の大きさに気付いた。
ニッポンのイタリア化?大歓迎!
今日は夕方から、ある代理店の方々とのCSR&ブランディング系の開発プロジェクトの時間の後、おいしい食事をご一緒させていただき話に花が咲いた。
この3週間ほどあちこち旅をしてきた実感と、福田内閣の支持率25%の実情から、「ニッポンって一時のイタリアみたい?」と発言したら、そうそう「ニッポンのイタリア化」って、昨今言われてますよね、先日の日経でも・・・・と受けられて、あれれ?っと言う感じだった(すみません、ニッケイ・・・3週間ほど、ほとんど読んでませんでした)。
イタリアっていいよね!と、ここ最近(≒十年ほどの間)思っていた。
イタリアの企業で、世界のシェアのトップ争いをしているところは・・・無い。だけれども、無くなってしまっては困るし、寂しいと言う、独自の存在感のあるブランドや企業はたくさんある。
アルファロメオ・・フェラーリ・・アルマーニ・・オルベッティ・・ボッテガ・・ジノリ・・・
マンマミーア!!!
おかーさんがいて・・家族がいて、友達がいて、飯が美味くて・・・いい女がいれば・・・それ以上何がいるんだ?! と言う、のー天気さ、開き直り・・・いいな~。僕らはやっぱりイタリアに学ぶべきだ。
マーフィーの法則。
マーフィーの法則で、僕が一番やられるのはケイタイ電話だ。
一日の内に、ほんの何本かしか掛って来ないし掛けないのに、たまたま会話中の時に限って着信が重なる。出かけようと思って、エレベーターに乗ろうとした時に限って電話が入る。大事な会議中に限って、つまらない要件の電話が入る。たまたまケイタイを置いてトイレに行っている時に限って、大事な人からの着信が入る。などなど・・・。
これらは恐らくほとんど全ての人に当てはまる経験だろう。
マーフィーの法則の代表例は「洗車をした時に限って雨が降る」のだそうだが、まあそれも心当たりがある。
何せ日本では三日に一回雨が降る。たまたま洗車した後だから、その雨が気になる度合いが大きく、癪に障るので「毎度こうだ!!」と、感じてしまうだけなのだと解説には言う。
ティーショットが良かった時に限って、セカンドショットをしくじる。アプローチがうまくいった時に限って、パットに失敗する。
ううう~ん、この例えを持ってくると「全ては気のせい」と言う説明が腑に落ちる。
だって、僕の場合、ティーショットがうまく良く確立は18分の1~2.セカンドショットがうまくゆく確率も同様だから、たまたま上手くいったティーショットの次のセカンドがうまくいかない確率は18分の16以上な訳で、マーフィー度はほぼ90%だ。
旅で不在中に、進行中のプロジェクトが大事な山を迎えてしまった。 実にマーフィー的に、僕はメールも読めずケイタイも取れずにチームの役に立てなかった。
さらにマーフィーな事に、前日のブログには「ネットの呪縛」などと、書かずもがなのことを書いてしまっていた(汗)。
あああ~。12日から頑張って働こうっと!!
人為的なマーフィー度は努力で下げることができるのだ。
ネットの呪縛と素朴への憬れ。
中国新疆ウイグル自治区からキルギスタンに入り、都合3日間ほどネットのつながらない環境に居た。
そうあってはいけないと自分に言い聞かせ、広大な大地と青い空と、人々の暮らしの空気を存分に吸い込もうと努めても、ネット環境から隔絶されると、どうしようもない焦燥感を覚えてしまう。これは困った人格になり下がったものだ。
10年ぶりのカシュガルでホテルに案内された。前回は、前庭にぶどう棚が広がる素朴な時代がかったホテルで、水洗のトイレを詰まらせてしまって往生した。トイレットペーパーを流したでしょう!だから詰まっちゃったんですよ。紙はこちらに捨ててくださいと、土地のルールを教えられたことを覚えている。お湯は何とか出た。部屋に冷蔵庫は無かった。
今回のホテルは新しく、舗装の整った大通りに面していてロビーもきれいだ。部屋に案内されて、思わずPCの接続を聞くと英語は覚束ないボーイが、当たり前のように接続ケーブルを取り出してくれた。 そう言えばこの街は今、タクラマカン砂漠の石油開発で活気づいているのだから、ネットを使うビジネスマンも多いのだろう。
Nikkei Netに目を通し、たまったメールを一覧する。やれやれ、Nipponはまだ沈没していないようだし、事務所も無事存続している様子だ…と、知ってほっとする。
ほっとすると今度は、前回のあの朽ちかけた古いホテルが懐かしくなって来た。妙に合理的な部屋のつくりが気に入らない・・・まるで味わいがない。僕が求めていたカシュガルの雰囲気からはかなり遠い。冷蔵庫はあるが電源が切れていて冷えていない。シャワーもありお湯も出るがぬるいしタオルが少ない!!
あれ?どっちなんだよ?と自分に問いかけてみる。
10年で、この街も変わったが、僕も相当変わったようだな・・・と。
ノートPCも、ローミングの利いたケイタイも置き捨てて、お湯の出ないホテルを回る旅を満喫するのが一番の贅沢なのだろうな、やはり。・・・・という結論に至った。当たり前だが・・・・。
10年ひと昔@ウルムチ。
10年ほど前、シルクロードの旅情に駆られて西安経由、敦煌、トルファン、ウルムチからカシュガルを訪ねて、風土の素朴さに心打たれた。
その折の旅の宿はいずれも最低限の施設だった。特にウルムチは味もそっけもない収容施設のようなホテルだったように記憶している。
今回は酔狂がこうじて、連休の後半に勝手にオマケを加えキルギスタン、カザフスタンまで覗いて見ようと、拠点の都市ウルムチを再訪して驚いた。昨秋オープンのシェラトン・ウルムチは、どこぞのパークハイアットかと見まがうばかりの絢爛豪華な構えだ。(サービスのレベルは、さすが俄かごしらえの中国なのだけれど・・・)。
この連休は、中国も休みが重なって国内旅行のピークとなったらしい。家族連れパックツアー客を詰め込んだ観光バスがものすごい。そこから吐き出されてくる中国人観光客の団体がすごい。ガイドの声の大きさがすごい。
そして、何よりすごいのはおじいちゃんおばあちゃんとパパママを従えた”小皇帝”と呼ばれる一人っ子さまだ。父母祖父母、下手すると祖父母は二組(6ポケットと言うのだそうだが)を振り回す”小皇帝様”は、周りを全く見ずに走り回る、所構わず大声を出す、笑う、泣く、すねる、ごねる。その皇帝に仕える親たちの振る舞いが、またまったく周りを顧みない”中国流”だから、これは本当に凄いことになっている。
一人っ子政策が2ジェネレーション目に入って来た中国の、これは重要な”現象”の一つだと、僕には感じられた。
伊達公子逆転勝ちで2回戦へ。
復帰宣言後の初大会で、予選から勝ち上がった本戦の一回戦を、2-6から6-4,6-4の逆転勝ち。
休場明けの横綱が、序盤戦の土俵で、危ういながらも徐々に調子を整えつつ勝ち進んでゆくようで、何だか凄くうれしい期待。
伊達がんばれ! 明日はダブルスにも出場! タフ。頭が下がる思い。
かと思ったら、先日は35歳の朝原が100Mで、10”17の高記録でぶっちぎりだった。
熟練選手の強さが目立つ。
さて、今年あたりは団塊世代の60歳定年のピークだ。
日本のスキルが一気に落ちると、憂う声も聞こえ、対応を試行錯誤する企業も多いと聞く。
かく言う僕も、サラリーマンなら定年まであと2年と少々の年齢だ。
でもまだまだ、多少は役に立ちそうな気もする。一方、やはりもうと感じる時も多い。
「まだ」と「もう」の間・・・と話してくれた大先輩がいた。
おいくつですかと聞かれたら「やっと60歳になりました、と答えることにしているんだよ」と言っていた先輩もいた。
その先輩達の、その時の気持ちがやっと分かる年になった。


最近のコメント
tsujii on NewsZERO「ありのままの公立中学」企画に、ちょっと拍手。: とねさん!ご覧になっ
とね on NewsZERO「ありのままの公立中学」企画に、ちょっと拍手。: 辻井さん 大変遅く
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tsujii on GREEDなCSRのこの頃。: 初谷さん!お返事遅れ
tsujii on バンクーバー五輪が終わる。: SAEKIさん!オリ
初谷zosojh on GREEDなCSRのこの頃。: こんにちは。僕も今日
浜の智 on バンクーバー五輪が終わる。: やー、オリンピックも
SAEKI on バンクーバー五輪が終わる。: 失礼します。 そ〜で
tsujii on NewsZERO「ありのままの公立中学」企画に、ちょっと拍手。: とねさん!そうですか