日本は経済の文化財?!
週末の朝日新聞だったろうか、何気なく目を通していたら欧州の投資家から見た日本の経済のことが、また書かれていた。
曰く、現状での日本の存在は、ジャパンパッシング(無視)を通り越して、貴重な”文化財”的存在だそうだ。80年代のバブル景気、90年代の崩壊と、その後の処理のまずさ、2000年代に入って一瞬息を吹き返しそうに見えたのも束の間、改革の後退で再びさ迷うその姿が、他山の石と言うか、反面教師的に「ああなってはいけない」と言う教訓に見えるそうだ。
ううむ。よくぞそこまで言ってくれるものだ。
将にそういわれても致し方ないという自覚の反面、上っ面ばかり見るなよと言う意地のようなものも沸いてくる。
事実、日本の「現場」は頑張っている。例えばエネルギーの交換効率などの分野では日本の技術は群を抜いている。ここだ!ここだ!ここで頑張るのが良いと思う。
IT化の情報ハイウェイ構想と、$建ての金融商品力で経済の絶頂を築いたアメリカの時代の終わりは、今や誰の目にも明らかだ。膨大な資源力を背景に中国ロシアを始めとする”発展途上?の大国”の勢いもものすごい。
資源に立脚できない日本の活路は、やはり”技術”にしか求めようが無い。
その技術も、何のため(What for)の、技術(How to)かが肝要だ。
地球温暖化防止。京都議定書に始まって今回の洞爺湖サミットに至る流れの中で、地球規模でのカーボンマネジメントと温暖化防止のテーマは、それを実現する志に加えて、確かな技術が不可欠だ。
日本よ!胸を張って”志”と”技術”のセットで商売しようじゃないか。
競合を負かし多分だけ自分が取ると言う、競合優位の思想はもう終わりにしよう。人に先んじて、自分が世のため人のためになる新しい価値を創出すると言う、価値競争の時代にしよう。
今日はオフィスに向かう道筋の桜がきれいに咲いていた。
何だかちょっと、嬉しくなった。
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