パクス アメリカーナの終焉。
米$が、対ユーロで最安値を更新中だ。ダウ平均も下げ続けている。サウジが$ペック制の維持を発表したが、世界の報道の調子は「サウジの情け」か「混乱回避の為の選択」と言う調子だ。
原油決済通貨の$離れもそう遠くのことではないように思われる。$の、インチキな魔法が解ける時がくる。
民主党の大統領候補選びが、空前のデッドヒートと騒がれているうちに、$を機軸とした世界経済のシナリオが崩れ始めている。同時にアメリカの傘の下での世界平和(パクス アメリカーナ)が終わろうとしている。
1989年11月。ベルリンの壁崩壊の中継は衝撃だった。ボーダレスの時代と呼ばれた90年代、東西冷戦の均衡構造が一気に崩れ、世界はアメリカの一人勝ちと、民族主義のくすぶりと言う厄介な構図に突入した。その後のことは、思い出すのは簡単だ。ソビエトの崩壊とロシアの復活、BRICSの台頭とユーロの堅調、日本の停滞(漂流?)だ。
爾来18年余。僕ら、戦後生まれ世代は「戦争を知らない子ども達」と呼ばれて早60歳に近いが、何と、「ベルリンを知らない子ども達」が参政権を持つ時代だ。世界が変わらないはずが無い。
この世をば わが世とぞ思う 望月の 欠けたることも なしと思えば(藤原道長)か?
振り子は振れる。 最後の花火の20年間を経て、パクスアメリカーナは終わる。
ビル・クリントンも好きではなかった。それ以上に、ブッシュ殿下のご乱行には開いた口が塞がらないから、何となく民主党贔屓な気分の今の僕だが、アメリカに民主党政権が誕生したからといって、日本にとって、今より良い方向が読めているわけではない。そんな中、ねじれ日本の国会は日銀総裁さえ決められずにうだうだとしている。この危機に瀕してだ!!
この先に待っているのは、一体どんな世界だろうか?
アメリカの株もひどいが、日本の株はもっとひどい。ガリベンで頑張っているのにクラスの人気者になれない、影の薄い優等生のような感じだ。いつからこんなに情けない国民性が染み付いてしまったのだろう。(やっぱり戦後の教育かな・・・そして、大悪人はやっぱり僕ら団塊世代かな??)
意思のない国家経営が国民に与える損失は大きい。もちろん、強すぎる意思を持って国民を扇動し、誤った方向に導く罪は更に重いのだが。平和ボケのぬるま湯生活では、将来をつかめないことに国民が気付くべき時だ。(それにはもう一段、厳しい現実が必要かも知れないが)
かく言う僕は、実は結構楽天的だ。
2000年に近い文化の積み上げを持つ日本は、世界中のどの国(民族)と比べても、胸を晴れるリソース(原価値)を持っている。
パワーを競う時代は終わって、本当の勝ちが共存する時代がきっと来る。僕がベンチャーキャピタリストだったら、この国に、あらたな指導者を据えて、思いっ切り投資するんだけれどな~~。
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こんにちは。私は過去の地政学的歴史観から抜け出さないことには、環境問題などの諸々の諸問題を根本的に解消することは出来ないと思っています。本当に解決するなら、今までのパラダイムは捨て去る必要があると思います。私のブログでは、海洋資源に着目しつつも持続可能な経済を実現して、その延長線上に人類の平和をもたらす「パクスマリーナ」構想という全く新しいパラダイムを提唱しています。是非ご覧になって下さい。