倖田來未騒動に思うこと。

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まあ、「羊水腐る」はちと言いすぎだと思うけれど・・・。涙の倖田來未の会見を見て「オソロシイ」世の中だと感じた。

今までなら、あれっ?と言う程度の反応で終わっていたことが、こんな騒ぎになってしまう。2チャン発、ブログでの伝播=吊るし上げ=即刻リンチだ。

今回の彼女の発言は、ラジオだったとやっと先ほど知った。ずっと、多分Blogで失言したんだろうなと思って眺めていた。今回の件、世間の反応は殆どBlog炎上事件に近い。

Read&Write.ウェブ2.0の世界を言う言葉だが、人間誰もが、世界中の情報を「Read=受け取る」ことが出来るし、誰しもが平等に「Write=発信」、自分の意見やメッセージを、世界に向かって発信できる。

つい数年前まで、情報の発信とは、メディア側、或いは権力者にのみ許される特権だった。もちろん壁新聞やミニコミ誌、ミニFMのようなものも存在したが、それらにしても相当な決意を持たなければ出来ない行為だったし、届く範囲は限られていた。つまり大衆は「Read Only」の立場にいたわけだ。

ああそれなのに、哀れなるかな幸田來未!! ついうっかり、普段ののりで語ってしまっただけでこの騒ぎだ。

即刻、CMのオンエアを取りやめた、スポンサーの判断は、全く持って???????だ。

この程度のことで(?)CMを自粛するくらいなら、生きているタレントなど今後一起用しないと決めるべきだ。死んでしまったオードリーヘップバーンなら、こんな失言はしないだろうから。

それにつけても、Read&Write------力を持った民意の側も良識を持ちたいものだし、もっと肝心なのは、やはり、それを一気に増幅させる力を持つ(旧勢力)マスコミの態度だと感じる。

バランス感覚を養ってもらいたい。

先般は、養老猛氏の「喫煙擁護発言」でも同じような騒がれ方をしたが、氏の場合は、確信の発言だったろうし、氏の存在感は微動だにしなかったから良いが、今回の倖田來未はちと哀れだ。失言の無い人間なんているのだろうか?これがこんなに騒がれるのなら、就任以来の鳩山(ばか)弟法務大臣のあれはどうするんだ!!!

25歳で、ちょっと歌の上手い、奔放な乗りが売りの彼女が、このくらいの失言で干されてしまうなら、それは「クチコミの暴力」だろう。みんな、向いているところが違うよ・・・いや、一番違っているのはやはりマスコミの取り上げ方だ。

誰もが、もっと自由に闊達に、自分の言葉で語れる環境を用意しないと、日本のRead&Write世界は広がらないぞ!!と思う。

 

プロフィール

VM Lab 辻井 良一

1983年セールスプロモーションの企画制作会社「株式会社アイベックス」を設立。プロモーション・プランナーとして、「売れる仕組みづくり」をキーワードに、さ まざまな企業の販促キャンペーン、市場導入プラン等に携わる。日本初のネットキャンペーン、キリンビバレッジ社「ネットでFIREキャンペーン」などを手がける。
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25年間プロモーションの最前線で、「売れる仕組みづくり」に携ってきた私、辻井良一(DG&Ibex創業者)が主宰する、「これからのマーケティング」を考えるラボです。
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このページは、tsujiiが2008年2月 7日 22:55に書いたブログ記事です。

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