TVはどこへ行く?

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23時台のNewsを見ていたつもりが、ついウトウトとしてしまい、やがてやりきれない雑音に目を覚ました。

深夜のバラエティー番組だ。大声の司会者、内輪ネタの三流芸人、品の無い笑い・・・。気持ちを入れずに眺めていると、これはもう本当に雑音発生装置でしかない。いやいやこれを語り始めるとキリが無いが、深夜に限らず民放のコンテンツの貧弱さは見るに耐えない。

僕は「お笑い」が嫌いなわけではない。TVの編集が嫌いなだけだ。ほぼインチキと言ってしまっていいような視聴率をベースに、高い広告料をとっているこのメディアの役割はもう終わったつくづく思う。

その点、明日は楽しみだ。岡ちゃんジャパンのタイ戦とスーパーチューズデイの速報がある。TVの役割はもうこれに尽きるだろう。NewsとEvent。後は、NHKスペシャルと、世界遺産と、ナショナルジオグラフィックがあればいい。

先日上海に行った時のことをもう一度思い出した。かの国の人はあまりTVを見ない。雑誌もあまり買わない(書店が少ない)。極論すると、ディアに期待しない。メディアを信じない。一党独裁の政権下、メディアから流れてくる情報はそのまま鵜呑みにするわけにはいかなかった経験の成せる技?と言うのはちょっと穿った見方に過ぎるかもしれないけれど、とにかく、メディアとの距離感が日本人とは違う。

その分、彼らは「リアル」を信じる。

自分の身の回りの事実と、自分が信用できる人の言葉だ。

メディアとしては、街角のOOHやイベントに活気があった。これは宣伝の原点だ。同じことは、アメリカでもヨーロッパでも、他の国々でも感じる。・・・そう、日本だけがちょっと変だっただけかもしれない。狭くて、一律で、マスに染めやすい国だったんだな~。

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プロフィール

VM Lab 辻井 良一

1983年セールスプロモーションの企画制作会社「株式会社アイベックス」を設立。プロモーション・プランナーとして、「売れる仕組みづくり」をキーワードに、さ まざまな企業の販促キャンペーン、市場導入プラン等に携わる。日本初のネットキャンペーン、キリンビバレッジ社「ネットでFIREキャンペーン」などを手がける。
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25年間プロモーションの最前線で、「売れる仕組みづくり」に携ってきた私、辻井良一(DG&Ibex創業者)が主宰する、「これからのマーケティング」を考えるラボです。
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