プーチンの笑顔を探してみよう。

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そう言えば、ロシアの大統領・プーチンの「笑顔」の写真を見た記憶が無い・・・・と、さる新聞のコラムを読んで納得した。強いロシアの指導者は、強い顔をし続けていなければいけない。だから彼は、マスコミのカメラの前では決して笑わない。でも、カメラがいなくなると盛んにジョークを飛ばし、大声を上げて笑うのだそうだ。

大統領の任期が切れたら、首相に就任して院政を張る。したたかな政治のプロは、「表情」のコントロールにまで完璧を期して来たのだ。と、考えるとちょっと彼が空恐ろしくなった。ゴルバチョフもエリチンも良く笑っていたけれど、プーチンは笑わない。そこが、プーチンのプーチンたる部分だと気づいた。

アメリカの大統領は、きっと「好感度」を高める笑顔の練習をするのだろう。フランスの大統領にはエスプリの深みが似合う(その意味では、今のは僕には??だ)。ドイツの首相には合理派の、イギリスの女王には責任の、やはり笑顔が似合う。中国の主席は、計算づくの微笑を使う。(鄧小平は奔放に笑っていたな~)・・・では、日本の首相にはどんな表情が似合うのだろうか?似合う似合わないと言うより、わが国の元首にはどんな表情をしていて欲しいか?かも知れない。(ついでに田中角栄まで思い出してしまった)。

一国の元首の表情に、威厳が無いのは何より情けない。(正直、富市さんの時は参ったな~)

そう考えると、明治の維新政府の連中はすごい顔してたな~みんな。三十代で大臣、四十代で元勲だったんだよね。

外交官・陸奥宗光が個人的にちょっと好きだ。ネズミと呼ばれた小男だったそうだけれど、先進国の外交官相手に、機知に富んだ皮肉混じりのジョークを飛ばして、一目置かれていたそうだ。外交交渉の勝負どころを見抜いて、祖国の利に身を挺した。

うううん、ここまで書き進んでみて、今日は何が言いたくて書き始めたのかようやく分かってきた。

やっぱり、今の日本に掛けているのは外交姿勢の「背骨」の部分だ。日本は、世界の中でどう在りたいのかのビジョンが欠けている。

世界の中の、東洋の端っこの、中国に比べれば何十分の一の、島国の、英語ベタの、平和ボケの(・・・でも、開国100年余でこの座をキープしている・・・ニッポンは、どこを目指すんだ!!!!!!

それが決まれば、首相の「表情」もきっと決まる。と、思う。

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VM Lab 辻井 良一

1983年セールスプロモーションの企画制作会社「株式会社アイベックス」を設立。プロモーション・プランナーとして、「売れる仕組みづくり」をキーワードに、さ まざまな企業の販促キャンペーン、市場導入プラン等に携わる。日本初のネットキャンペーン、キリンビバレッジ社「ネットでFIREキャンペーン」などを手がける。
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25年間プロモーションの最前線で、「売れる仕組みづくり」に携ってきた私、辻井良一(DG&Ibex創業者)が主宰する、「これからのマーケティング」を考えるラボです。
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