auの独走に翳り?
週末の読売新聞に、ケイタイ三社の純増競争の推移がグラフ入りで大きく出ていた。好調だったauが急に伸び悩み、soft bankが猛追中と。
僕自身は、十余年来ずうっとドコモだったのだが、日常の生活圏でアンテナの立たないところが多いことに閉口して、ナンバーポータビリティー制度を使って、一度auに切り替えた。切り替えてみたら、そのauが、海外対応でまるでダメダメなことに初めて気づき、わずか半年でドコモの海外対応機種に戻した。本当に不勉強極まりないタタリ。
そんな馬鹿オヤジは(純増競争で)絶不調と言われるドコモから見ると、とても嬉しいお客だったようで”お帰りなさいプログラム”とか言う制度で大変優遇されて、一度は消えたポイントも復元した。だがやはり、相変わらず電波のつながらない所は残っている。どっちもどっちもかな?
顧客の選択で、シェアがめまぐるしく変わる業種は、広告販促業界の大のお得意様になる。
一昔前を思い出すと0041とか00??とか、国際電話の割引ダイヤルの競争が熾烈だったけれど、今はどうやって掛けているのかの意識も無いな~。
お定まりのパターンで、このところ、ケイタイ三社のCM合戦が、実にかまびすしい。
soft bankのCM”ホワイト家族”の、お父さん犬の評判がいいらしい。僕は内心、あのお兄さんが好きだけれど・・・。auの誰でもOKも、いきなり半額もオモシロイ。ドコモは何だったっけ? 2.0シリーズかな??
いずれにしても、どこが本当に安いのか好いのかはCMでは分からない。実際にもきっとそんなに違いは無いのだろう。・・・・こういう時は各社必死だから、おおよそ同じくらい頑張っているのだろうと考えてほぼ間違いない(と、思うことにしている)。
良く分からないCMに、すごい費用だろうなと・・・ふと気になって、色々と思い出した。
CM合戦、販促合戦は、それによってシェアが動く時(あるいは、動くのではないかと思われる時)に、壮絶になる=広告代理店の大活躍の場だ。
近年の日本の”広告戦争”を振り返れば、やはり、あの時を思い出す。独走するキリンビールを、アサヒがスーパードライでシェア逆転した時だ(97年?98年?)、真剣に話せば長くなるが、決して広告のチカラで逆転したのではないのだけれど、アサヒは「コクがあるのにキレがある」で、ぐんぐん押した。 キリンはどたばたとコミュニケーションを変えていたから、殆ど記憶に残っていない(負け戦のシンガリ戦は決まってそのなる)。
それにしても、結構激しいCM戦争だった。マーケティングや広告の世界に携わる人間だったら、あの時のキリンvsアサヒの戦いは、多少は記憶にあるだろう。そしてそれは、今振り返れば、テレビに代表される「マス広告」や「クリエイティブ」が、最高潮の盛り上がりを見せた、最後の時だったようにも思う。
最近は・・・余り見ませんね。「ビール」のCM自体。あってももっぱら「発泡酒」・・・さらには不思議な、新しい飲み物類。じゃーあの時の、あの「ビール戦争」ってナンだったのだろう。・・・だいたい「戦争」って、そんなものかも知れない。振り返れば、何で戦っていたのかさえ思い出せないような・・・。
そして”広告”は、明らかに変わった。
時代の流れを作るような広告は、もう決して出てこないのだろう。soft bank のお父さん犬も、auの誰でもOKも、時代の気分に合わせたちょっとしたヒネリだけだ。
もっと古い話。
資生堂のキャンペーン「君の瞳は100万ボルト」で、日本中の女性のアイメイクが変わったような時代が、ほんのちょっと前にはあった。・・・・今は、広告ではだれも踊れない。
と、思っていたら、資生堂は「日本の女性は美しい」と、「椿」でまたやったけれど。
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: auの独走に翳り?
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.vmlab.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/32


最近のコメント