IDナンバーとPassワードの憂鬱

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スケジューラー、マイレッジ、ネットバンキング、証券会社、Amazon、楽天、Etc。ネットのおかげで便利になった。居ながらにして何でもできる。ほんの数年前には考えようもなかった「便利」が、PCとして我々の机の上にある。ケイタイとして手のひらの上にもある。

ところが、便利の反面僕には一つ新しい悩みが増えた。IDナンバーとPassワードが覚えきれない

そう言えば一昔前まで、僕らはいろいろな人や会社の電話番号を、何本も何本も暗記していたものだ。無理にごろ合わせなどしなくても、頻繁にかける何本か、いや、人によっては何十本でも、案外苦もなく覚えられたものだ。僕も結構得意な方だとひそかに自信があった。ところがIDナンバーとPassワードは・・・・僕はダメだ!!覚えられる数に限度がある。

電話番号は数字だけでシンプルだし、桁数も揃っていたから、暗記のリズムが脳内に育ったのだろう。ところがIDナンバーとPassワードはそうはいかない。

何が問題かと言うと、サイトによって夫々に、桁数もルールも違うのが最大の問題点だ。人はみな、自分のIDやPassワードの作り方にベーシックなルールを持って臨んでいることと思う。当然その方が覚えやすくて便利だから。ところがそのルールが相手側のルールで壊されてしまう。ここは4桁・数字のみでOK。こちらは6桁。ここの場合は8桁以上英数混合。さらに厳しいところでは、数字の繰り返しはダメ。文字の重複もダメ。追い討ちも来る。一ヶ月ごとに変更してください。以前のものは使えませんと来る。セキュリティーと便利さは、真っ向相反するものだと思い知った。

■とりあえずの対処方法/僕の場合は超アナログ

この重要問題への対処方法として、僕の場合はサイトとIDナンバー・Passワードを「一覧表」に打ち出して、手帳にはさんで持ち歩いている(爆笑)。もちろん、多少の工夫を凝らして、他人には分かりづらく加工して書いてあるが・・・そのセキュリティー度合いは甚だ疑問で、本末転倒気味。これはやはり、どう考えてもおかしいと思う。

■未来を夢想してみると・・・

僕は極めて勝手に、Netは将来、個人のエージェント=秘書orコンシェルジュになって行くべきものと決め込んでいる。だとすると、秘書は一人でいい。つまり、僕が「Netの便利」を享受したいと思ったと時、今はそれぞれの「便利」に個別にアクセスせざるを得ないのだけれども、将来は、その窓口が一つになるのだろうと思う。

つまり、Netで何かしたいと思った人はまず、自分のお気に入りの「入り口サイト」を立ち上げて、そこから色々なサイトへ行く。本人認証やセキュリティーは、その入り口サイト一箇所でしっかり済ませばよい。過去の利用履歴やさまざまな記録も、その際とにまとまっている・・・これなら便利だろう。一つなら、相当長いIDもPassも覚えられる。

つまり、楽天もヤフーもGoogleも、目指すところは「そこ」なはずだ。個人の「入り口サイト」=Net世界への入り口だ。

5年経って、Netの便利はここまできたんだから、後3年でそのくらいまで言ってほしいものだ。きっとそうなるのだろう。・・・・ただ、その時代はその時代で空恐ろしい気がする。僕の全ての行動を、そいつは知っている訳だ・・・・。

コメント(1)

Netは将来、個人のエージェント=秘書orコンシェルジュになって行くべきもの。なるほどですね!
昔、appleが「ナレッジナビゲーター」というコンセプトを打ち出したことがあって、すごくワクワクしたことを思い出す。その時インターネットは無かったのが残念だった。しかし、ネットインフラが出来た今、間違いなくその方向に進化しますね。ではでは。

プロフィール

VM Lab 辻井 良一

1983年セールスプロモーションの企画制作会社「株式会社アイベックス」を設立。プロモーション・プランナーとして、「売れる仕組みづくり」をキーワードに、さ まざまな企業の販促キャンペーン、市場導入プラン等に携わる。日本初のネットキャンペーン、キリンビバレッジ社「ネットでFIREキャンペーン」などを手がける。
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25年間プロモーションの最前線で、「売れる仕組みづくり」に携ってきた私、辻井良一(DG&Ibex創業者)が主宰する、「これからのマーケティング」を考えるラボです。
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このページは、tsujiiが2007年11月 5日 21:27に書いたブログ記事です。

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